2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
川端康成の小説『雪国』の書き出し。〝国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。〟冒頭の「国境」は長らく「こっきょう」と読むのだと思い込んでいたのですが、職場の先輩からあれは「くにざかい」と読むのが正しいのだよと言われ、そうかそうなんだと思った記憶があります。録画していたテレビドラマ『雪国』(出演:高橋一生、奈緒ほか)を見て、改めてそのことを思い出しました。ドラマの冒頭で引用された書き出しは「こっきょう」と発音されたので、えっ、こっきょう? と不意をつかれた感じでした。なんだ、こっきょうで良かったの?ところが、ラストで同様のシーンが繰り返された時は「くにざかい」と読み替えられました。この演出はどういう意図だったのでしょうか?結局、作者本人がルビを振っていなかったので、両方のパターンを並列で扱ったということでしょうか?となると、これは永遠の謎ということになりますかね。なんともはや。雪国 (岩波文庫 緑81-3) [ 川端 康成 ]価格:682円(税込、送料無料) (2024/2/4時点)楽天で購入
2024.02.04
コメント(0)