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2001.11.13
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カテゴリ: 普段の事
「3組に転入生が来たんだって~」

「オトコっ!しかも、カッコイイらしいよv」
「マジ?!見に行く~?」
「イコ~♪」
少女達の黄色い話声が聞こえる中、1人少年は窓側の席に座り、伏せていた。

ドアに群がった少女達に紛れて、そこに利枝の姿もあった。
「ホントだ~、カッコイイかも...。」
「あれ~?珍し~。利枝がカッコイイって言うのって、滅多になくない?」

と言いつつ、利枝は今まで意識して『カッコイイ』と男の子を思わないようにしてきたことを思い出した。

教室の中の少年の名は「大崎大洋」と、偶然3組にいた浅海から聞き、真樹は喜んでいる。
真樹のクラスはその隣の2組。利枝のクラスはその上の8組。浅海のクラスは3組。
3人は、女子バスケ部=通称女バスの2年生。1年のころからの仲だ。

---そうして3ヶ月が過ぎたある日。
「昨日ね、教室の窓から外見てたら、大崎君が登校してきたのっ!」
と、興奮した様子で真樹が言う。
それは学校だし、朝だからみんな登校してくるわな。
続けて、「それでね、手振ってみたら、振り返してくれたの~!!」
おぉ、積極的~。さすが、真樹ってところですわ。

なんせ、この始業式から3ヶ月間の間に、真樹は同じクラスの男子とつき合って、すでに別れていたのだから。


ふと気がつくと、今年の夏も、部活漬けの毎日。
利枝は一応<努力型>と、顧問の先生に言われていたので、素直に努力に走っていた。
そんな夏休みも中ごろ、それは8月15日だった。

利枝と真樹と浅海が部活帰りに、3人になった時に真樹が突然言った。
「実は、報告があります。」

すると、真樹の顔が少しニヤけた。
「昨日、大崎君から電話かかってきて~....告られたっっ!!」
「マジ?!」声がそろった利枝と浅海。
この時の真樹の顔、作戦成功って言うような顔をしていたのは、言う間でもない。
「おめでとー、よかったねっ。実は結構前から、気にしてたもんね~」
「真樹なら、旨く行かないわけないでしょう。きっと。」
「まっね~♪」
心からの祝福をかけている利枝と浅海。本当に嬉しそうな真樹。
このときの利枝には、コレから何があるなんてちっとも想像がつかなかった。
まして、自分のあんなに汚いところに出くわすことになるなんて。
---第1章、終わり。





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Last updated  2001.11.13 01:17:55


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