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2008.02.27
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 テーマが「死」についてなので躊躇していた
ぼくを葬る(おくる) ( 2005/フランス )

Nobubuさんのページ で主人公がイケメンであること、
 Gya0(パソコン無料動画)で放送していることを知り、
 観ることにしました。 

 監督・脚本は、フランソワ・オゾン。

 この監督は現在、「死についての3部作」に取り組んでいて、
 第一弾「まぼろし」では夫を亡くした女性の悲しみから再生を描き、
 第一弾「ぼくを葬る」では自分自身の死を扱いました。



パリのファッション業界で活躍中のフォトグラファー、
 ロマン(メルヴィル・プポー)は、仕事中に突然倒れ、
 医師から治療しなければ余命3か月との診断を受ける。
 わずかな望みである化学療法を拒み、
 死を受け入れ、自分を見つめ直すロマンがしたことは・・・


 死に直面する主人公の悲しみ、絶望、怒りは、
 直接的な言葉がなくても伝わってきます。

 序盤はむしろ、いけ好かないロマンに、
 徐々に同化していくことによって、
 怖ろしいはずのテーマを苦しみながらも
 受け入れられる感覚を味わいました。

 身体は弱っていくのと反比例に
 心が活性化していく様子が感動的でした。

 恋人、父、姉、母との愛情が繊細に描かれています。
 特に祖母(ジャンヌ・モロー)には全てを打ち明け、
 交わす一言一言が深い悲しみと愛情にあふれ、
 リアルでありウィットにも富んでいます。

 ネタバレなので読みたい方は反転してください。↓
子供嫌いな上、ゲイだから子供を持つことは
 一生ないと思っていたロマンが、
 キラキラしていた子供の頃を思い出し、
 不妊の夫婦との関わりを持つことで、
 自分を葬る準備ができたのか、
 最後の海水浴場でのシーンは、
 羨ましいほどに爽やかでした。



死を意識して初めて一瞬一瞬を慈しむように生き、
 その積み重ねこそが人生だと知った
―――( 作品紹介より


 人間の「死」をテーマにした本作は、
 生の喜びと死の尊厳を描いていて感動作です。
 第3弾は子供の死がテーマらしいのですが、
 どのような作品になるのか、目が離せません。

 ロマン役のメルヴィル・プポー(35歳)の儚げで、
 女心(男心も?)をそそる恵まれた容姿にうっとりします。
 この人観るだけでも価値あり!
 Gya0で観れるの2月中だったかな?


陽まわりのおすすめ度 ★★★★ ☆ 





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Last updated  2008.02.29 14:07:43
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確かに~  
避けては通れない死がテーマですが、
見るのには覚悟が必要ですね。

メルヴィルが主役でなかったら、私もきっと
見ていなかったと思います。

ジャンヌ・モロー・・貫禄もあり、年輪を重ねた
魅力もあり、素敵でした。
主人公に一番近いところにいる雰囲気がとっても
良かったですね。

ラストは、自然に溶け込んで、
浄化していくような美しさがあって、素敵でした。
テーマが重いのに、すがすがしさの残る演出
良かったですね。他のメルヴィル作品も見てみたい
気持ちになりました~ (2008.03.01 16:38:37)

Nobubuさんへ♪  
陽まわり  さん
死とはいつも隣り合わせなような気がします。
だから避けてきたのかも。
でもこんな素晴らしい映画に出会えたから、
きちんと死に向き合いたいです。
避けられないんですものね。

“生があるから死がある。”のですが、この映画は、
“死があるから生がある。”と言っています。
だから、生かされているうちは、
ちゃんと生きていかなきゃ!って思わせてくれるんです。

ジャンヌ・モローとのやりとりは永久保存版です。
何回観てもいい!見れば見るほどいい!!

正直あの最期は、私の理想です。

「まぼろし」観たことあったの、思い出しました。
いつ、どこでかは思い出せないんだけど、
悲しいけど不思議な感じの印象的な映画でした。 (2008.03.02 00:05:02)

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