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思ったより早かった初雪に、せっかく色づいた山々も一時雪化粧。寒波も緩みまた顔を出した木々はよりいっそう色を深めたような感じで最後の紅葉に染まっています。写真は、雪が降る前…1週間ほど前に撮ったものです。どうでしょう?この色あい。再三になりますが紅葉のない山間の村で育った私にとってはこんな景色が日常にあることは、ほんとに奇跡的で素晴らしいこと。かつ、日本の四季というものもかなり奇跡的なものなのだなあ~と感じずにいられません。季節によって様々な色合いで周囲を染める自然。そんなものに囲まれていればおのずと人の情緒だって、繊細で美的感覚に優れたものになりそう。古来、日本人はみなそうだったと思います。自然からかけ離れた余計なものが何もなかった時代。人々は四季折々の自然の表情に触れて歌を詠み、八百万の神々の存在を感じ自然からの恩恵も、災いもありのままに受け入れて感謝し、畏れ、敬い、生きてきた。現代の私達は、もっと周囲の自然を「見る」べきだと思います。そして、「きれいだな」と感じる気持ちをその美しさが存在することの尊さを素直に感じることが必要なのかな、と。そんなふうに感じられるDNAはきっと誰の中にも受け継がれているはずだから。
2008.11.23
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休日に、久しぶりに家族で海へ出かけました。山麓は紅葉真っ盛りなわけですが、海好きの私達は、やはり数ヶ月に1度は海を見たくなる。というわけで、今回はあえて海へ。行き先は、加賀の塩谷海岸。初めて訪れる場所です。最初は、近くにある「鹿島の森」という照葉樹の森にも、と思ってたのですがたどり着いた海岸が、あまりにも静かできれいで過ごしやすい場所だったので結局、お昼頃から5時頃まで、ず~っと浜辺で過ごしました。今日の浜辺は風もなく、暖かく、海も穏やか。訪れる人影もほとんどない晩秋の海。でも、ここにもちゃんと秋の訪れがありました。ハマニガナの可愛い葉っぱたち。ちゃんと紅葉してました。他にも、ハマゴウやコウボウムギなど。おなじみの浜辺の植物達も秋の装いで、ひっそりと息づいていました。砂浜にも、実は意外に多くの植物が生きています。高山植物もそうですが厳しい環境条件のもとに生きる植物というのはどこかパワーが凝縮されているような雰囲気があって小さかったり、色が鮮やかだったり、葉が固かったり。まるで箱庭のような完結した風情があってそれが魅力なのかな?なんて思います。砂地をちょっと掘るとこんなカワイイ虫にも出会えました。エビのようなフナムシのような…目がキュート!ぴょんぴょん飛んで逃げようとします。子ども達は最後まで「つれて帰って飼う!」とゴネましたがさすがに育てる自信がなかったので、あきらめてもらいました。そして、何はさておきやっぱり焚き火です。焚き火台に、持参した落ち葉と(ちなみに、我が家には焚き火用に、と拾い集めた落ち葉の袋が大量にストックされてます)浜辺で拾った流木を入れて炎を呼びます。10歳息子が火の番です。パパは音楽を聴きながらず~っと絵を描いてました。私と5歳娘は、ビーチコーミング三昧。たくさんの貝殻やビーチグラスを拾い集めました。だんだんと暮れてゆく空。太陽が、真っ赤になって水平線に沈むところまで見届けることができました。ほんと、海に行った後はなんだかとても癒されていることに気づきます。それはきっと私達全ての生命のふるさとだから、という当たり前の理由なんだろうな。最高の秋の浜辺の一日でした。
2008.11.18
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今日の空がすごく綺麗だったこと。どれだけの人が気づいただろう。高く連なる鱗雲の下に薄い灰色の雲が、すごく早く流れていた。一瞬、まるで自分が流されているような不思議な感覚にとらわれる。空を見ると自分の立っているこの場所が本当に宇宙とつながっている、ってことが実感できる。空は宇宙だ。そして、その広大な訳のわからない世界の片隅に自分が存在する。ほんとうにちっぽけででも、奇跡的に温かい。だからいつも空を見る。ちょっとシンドイな、と思う時なんかは尚更。今日の空がこんなに綺麗だったこと。大切な人たちは、気づいてくれてたかな。 ちなみに、今年の紅葉。里に下りてきて今真っ盛りなわけですがめちゃめちゃ綺麗じゃないですか!?私が生まれ育った福井の田舎の山はほとんどが杉林で秋でもディープグリーン一色。紅葉が見られる山なんてほんとに貴重でした。ところが、ここ白山麓の私が今住んでいるところの周囲の山々はほとんどが広葉樹の山で見渡す限り、極彩色の秋!こっちに引っ越してきて初めての秋なのですがほんとう~に感動してます。毎日、出かけるのが楽しみでなりません。ちょっと車を走らせても周りは紅葉だらけなんですもん。今年が特別紅葉がいい、てのもあるかもしれないけどでもほぼ毎年こんな様子だというのなら!この辺りに住んでいる皆さんはきっとこれが当たり前だと思ってるんだろうなあ~。でもこれは、スゴイことですよ!ほんとに!上の写真は私が住んでいる集落の山々。あまりきれいに撮れてませんがほんとに綺麗なんですったら!街方面の方々。週末はぜひ!白山麓へ車を走らせてくださいね~。
2008.11.11
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ブナの二次林として福井県では有名な「平家平」という森に、友人そのちゃんと仲間?達&ウチの下の子5才と一緒に行ってきました。私が去年まで住んでいた町で知り合ったそのちゃん。「子どもを外で遊ばせたい!」という信念が私と同じで、プレーパークのことを教えてくれたのも、学童保育の先陣をきったのも、絵本大学に誘ってくれたのも彼女。思えば、私が今やっている大切な事のきっかけづくりをしてくれた、という感じ。一緒な町に住んでいた時には、それほど付き合いもなかったのに、離れてからというもの、妙~に会う機会が増えている…という、ちょっと不思議な関係の友人です。平家平に行くためには、けっこう長い道のりを車で進みます。大野市内から30分余り。さらに道はデコボコの坂道となり車のお腹をこすらないよう慎重に進みながら20分程度。ようやく登山口にたどり着きます。ここからは、約1時間程登山道を行けば平家平のブナ林に到着します。子どもでも負担のないコースなので、昨年は下の子を初めて挑戦させました。その時は、まあ100メートルいくごとに泣いて、ゴネて…と大変でしたが、それでもなんとか往復全行程を一人で歩く、という快挙を成し遂げたのでした。さあ、今年はどんな成長ぶり(退化してるかも?)を見せてくれるか??最初は、オウレン畑が広がる、スッキリと見渡せるナラやカエデの雑木林。今年はどうも紅葉がイイ!みたいで、ほんとにきれいな赤や黄色の中を進みます。やがて少しずつ斜度がきつくなってくるとブナが姿を現します。 ブナの幹の樹肌は、触れるとほんとにしっとりとしていて中にたくさんの水を孕んでいることを感じさせてくれます。模様も美しいし、葉っぱの曲線もすごく素敵。今年は全くといっていいほど実は落ちていませんでした。ブナの実の不作は、クマ達の厳しい秋を思わせて心が痛むのですがヤマブドウはいつになく豊作みたいだしドングリもそこそこなっているとか、でこの辺りの山は、まだ大丈夫かな?といったところのようです。やがて、登りが緩くなる頃にはなだらかな起伏が広がる平家平のブナ林に到着。黄色い紅葉もまだ少し残っていて雨上がりということもあってか人気もなく静寂に包まれていました。 ここに初めて来たのは、まだ20代だった頃のこと。杉林だらけの福井の山しかしらなかった私にとってこんな森が存在すること自体が奇跡のように感じられて本当に感動したものでした。名前の通り、平家の落武者が隠れ住んだ、といわれる場所で人の手が入った形跡があるブナの林は2次林ということです。今日のメンバーには、かつてボーイスカウトで指導もされていた、というそのちゃんのお義父様も一緒で過去、平家平の麓にあった集落が水害にあった時に救援物資を運ぶために、どこそこの山を越えてきた…とか落武者が隠れ住んでいた洞穴もある…などというお話も聞けました。さて、一緒に来た2年生~6年生の子ども達はというと… 木によじ登ってみたり、曲がった枝に乗ってユラユラしてみたり…とおおはしゃぎ!これこれ、こんなふうに遊ばせたかったんだよ~…とわたしとそのちゃんが大満足するような遊び方を、子ども達は勝手にどんどん始めます。去年は天気が良くてカサカサの落ち葉がいっぱい落ちていたのでみんなで落ち葉に埋まってみたっけ。お弁当を食べたあとはかくれんぼをしたり、とゆっくり自由に森を楽しんで、少し肌寒くなってきたな、というところで下山しました。あ、そうそう。下の子の山歩き訓練の成果は、といいますと。これがまた(あまり期待していなかっただけに)ビックリ!の成長ぶり。途中何度か、疲れた~と言う事はありましたがあまり大泣きする事もなく、最後まであきらめず、ちゃんと全行程を自分の足で歩き抜きました!スゴイスゴイ!!おねえちゃんになったね~、もうこれでパパと一緒に高いお山に行けるね~と、オーバーすぎるほどのベタ褒めで、彼女に自信を持たせ次の山行に備える作戦です。けっこううまくいったかも?。でも大いなる勝因はそのちゃんとこの長女・みずきちゃん(中3)の存在だったかも。帰りはずっとウチの子の手を引いてくれて、一緒に歩いてくれたのです。ありがとうね~みずきちゃん!「こんな場所が、もっとすぐに行けるところにあったらどんなにいいか!」それが私達のいつも一致する思いです。日常の人工的な空間とはかけ離れた自然。のびのびと自由に遊べる森。子ども達が自分で遊びを発想できる場所。森に入ると、子ども達の表情は、本当に明るくなり活き活きします。だけど、こう遠くてはこうやって1年に1度連れて来る事が精一杯。恒例の行事にはなっているけど、決して日常ではないんですよね~。子ども達が自由に遊べる森が身近に欲しい。ずっと思い描いている夢です。でも、実は今、その夢が実現できるかもしれない可能性を見つけています。そのことに関しては、また追ってお伝えできたらいいな…!とにかく、そんな思いもさらに強くした楽しく有意義な一日でした。~おまけフォトギャラリー~※ウチの子が見つけた「葉っぱのおつきさま」目、はな、くち…わかりますか?? 「ブナの足下」緑のツタがまるでスカートの模様みたい。おしゃれなブナの木さんでした。
2008.11.04
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