記憶の記録

2006.10.03
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カテゴリ: 僕の仕事
ぼくが、講演するときに必ず言うことがあります

なぜ畳を干さないのか?
ということです
昔から、年2回大掃除をするのが日本の梅雨明けと暮れ前の風物詩でした
畳を外に持ち出して、半日ほど干し
たたいて、ホコリやカビの胞子を飛ばして
敷き詰めていた新聞紙を取り替えたりしたものでした
忙しい大掃除なのに、敷き詰められていた古新聞の記事を

あの行事は、いったいどこへ行ってしまったのでしょうか
日本に生まれ
畳は日本人の心だ!
畳の上に寝転がるのが日本人の喜びだと
だれしも思うのに
なぜ
畳を干さないのか
今の畳は、干さなくても良くなったのか
いいえ、そんなことはありません
ためしに、畳を上げてみれば解ります
たちまち、湿気た匂いがたちこめます

下地の床板が腐り始めていたりしています
いいですか、みなさん
畳は干さなくちゃいけませんよ
それでシックハウスになっても
自分の責任ですからね

代表的ニッポンジンの素盞嗚さん
畳干してますか~
建築家の皆さん
あなたたちでさえ畳を干していないでしょ
猫をシャンプーした後に電子レンジで乾かしてはいけないことを
教えなければならないとしたら
畳を干す必要があることも
教えなければいけないのかもしれないけれど
それを教えるのは
親の仕事です
躾です
しつけ!!!
シツケ!!!
日本人として
育てる必要があるんです
日本に住むなら

いつの日か、外国に移住するのならかまわないけど
それなら
移住する国の歴史と、人生観と、モラルを
学ぶ必要があります
そのことを親が教えるという行為が
躾なんですから





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Last updated  2006.10.03 19:07:13
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