CAPTAINの航海日記

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七詩 @ Re:一旦書いたエントリを消す(07/21) 同じようなことをいつも考えて書いていま…
CAPTAIN @ Re[1]:続・静岡市と船橋市(05/30) >佐々木さんへ その可能性はあるかもし…
2012.06.23
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テーマ: たわごと(27814)
カテゴリ: decade(s)企画
前回の日記に引き続いて、今度は、南東北3県(宮城、山形、福島)の主要都市について、見ていきましょう。この地域の主要都市圏における1970年から2010年にかけての国勢調査における人口推移は、以下の通りになります。

【仙台都市圏】※1
1970年  881,306人
1975年 1,018,375人(+15.6%)
1980年 1,126,742人(+10.6%)
1985年 1,209,050人(+7.3%)
1990年 1,292,282人(+6.9%)
1995年 1,381,877人(+6.9%)
2000年 1,437,181人(+4.0%)

2010年 1,489,981人(+1.8%)

【山形都市圏】※2
1970年 313,664人
1975年 331,357人(+5.6%)
1980年 354,076人(+6.9%)
1985年 365,345人(+3.2%)
1990年 371,852人(+1.8%)
1995年 380,908人(+2.4%)
2000年 383,571人(+0.7%)
2005年 383,827人(+0.1%)
2010年 377,309人(-1.7%)


1970年 358,797人
1975年 375,590人(+4.7%)
1980年 392,723人(+4.6%)
1985年 400,647人(+2.0%)
1990年 405,549人(+1.2%)

2000年 412,360人(+0.3%)
2005年 407,783人(-1.1%)
2010年 396,869人(-2.7%)

【郡山都市圏】※4
1970年 447,502人
1975年 467,437人(+4.5%)
1980年 491,894人(+5.2%)
1985年 509,044人(+3.5%)
1990年 523,544人(+2.8%)
1995年 541,964人(+3.5%)
2000年 551,396人(+1.7%)
2005年 552,813人(+0.3%)
2010年 547,073人(-1.0%)

【いわき都市圏】※5
1970年 327,164人
1975年 330,213人(+0.9%)
1980年 342,074人(+3.6%)
1985年 350,569人(+2.5%)
1990年 355,812人(+1.5%)
1995年 360,598人(+1.3%)
2000年 360,138人(-0.1%)
2005年 254,492人(-1.6%)
2010年 342,198人(-3.5%)

やはり、仙台都市圏の増加率が突出しています。2010年の国勢調査においても増加を記録しているのは東北地方では仙台都市圏のみであり、更に言えば、本年5月1日現在の人口も、東日本大震災で多数の犠牲者を出したにも関わらず1,494,711人と増加基調にあります。
その一方で、他の都市は仙台市への人口流出が相次いで… と思いきや、意外な健闘を見せていたのが、「仙台市山形区」などと揶揄されることが少なくない山形都市圏。2005年までは人口が増加基調でした。その間山形県内の他地域は一貫して減少傾向にあったので、東北新幹線云々というよりは山形自動車道の開通(山形市へは1991年)や山形新幹線の開通(1992年)といった県内の交通インフラの整備で山形市のハブとしての役割が相対的に上がった結果と言えそうです。
福島県に目を転じると、東北新幹線とは全く無縁ないわき都市圏が1990年代に人口減少局面に入っている一方で、郡山都市圏が山形都市圏と同じく2005年まで増加基調にあったのが目を引きます。盛岡駅と同様に特急「(ビバ)あいづ」(2003年廃止)が発着するハブとして機能していた(1993年以前の「あいづ」は上野駅発着であり、郡山駅は単なる通過点だった)ことや、1998年に東京駅~那須塩原駅間を走る「なすの」が郡山駅まで延伸されたことに伴い北関東や首都圏へのアクセスが他の東北地方の都市に比べて良好になったことが、影響しているのかもしれません。
福島駅もまた東北新幹線の開通直後は奥羽本線を走る特急「つばさ」が発着するハブとして機能していたはずですが、そのポテンシャルが活かされたとは言えないままに奥羽本線が山形新幹線へとリニューアルを遂げた結果、ハブから単なる通過点へと転落した点は悔やまれます。まぁ、新幹線同士の連解結が間近で見られるということで、一部の鉄道ファンには人気スポットとなっているようですが…

※1 仙台市、塩竈市、名取市、多賀城市、岩沼市、亘理町、山元町、松島町、七ヶ浜町、利府町、大和町、大郷町、富谷町、大衡村。面積1,648.51平方キロ
※2 山形市、上山市、天童市、山辺町、中山町。面積827.89平方キロ
※3 福島市、伊達市、桑折町、国見町、川俣町。面積1,241.37平方キロ
※4 郡山市、須賀川市、田村市、本宮市、大玉村、鏡石町、天栄村、三春町、小野町。面積2,116.99平方キロ
※5 いわき市。面積1,231.35平方キロ


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Last updated  2012.06.23 17:16:46
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※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:東北新幹線は地域をどう変えたか? (その2 南東北の主要都市編)(06/23)  
K市民 さん
仙台圏は60万人の増加ですか。数字の大きさに驚愕しました。
もしも100年前に福島県の中央に県庁が移っていたら、新幹線効果による仙台(宮城県)の一人勝ちにどう影響したでしょうねぇ。
(2012.06.23 19:37:50)

Re[1]:東北新幹線は地域をどう変えたか? (その2 南東北の主要都市編)(06/23)  
>K市民さんへ
40年間で60万人増加というのは確かに衝撃的ですね。東北地方で仙台都市圏に次ぐのが盛岡、郡山の両都市圏ですけど、いずれも40年間で10万人前後の増加に留まっているので、その差の開きにも驚かされます。
その一方で、「負け組」の都市も確実にいますね。新幹線とは今もって全く縁がない弘前やいわき、あるいは人口が減少局面に入ってからようやく新幹線が通じた八戸や青森は、その典型でしょう。秋田や山形は県のプライメイトシティとしてそれなりの存在感を示してはいるもののいずれも県全体が人口激減という現状にあっては今後盛り返していくのは難しそうですし、福島は県庁所在地にしてはヒンターランドが貧弱なのが致命的と言えそうです。

>もしも100年前に福島県の中央に県庁が移っていたら

確かにそうなんですよね。ただ県庁を移すに留まらず、福島県内で都市圏単位で人口70万人前後(=都市圏の大同合併で政令指定都市昇格が狙えるレベル)を擁する確固とした中心都市が育っていたならば、郡山市と仙台市との関係は岡山市と広島市、あるいは福岡市と熊本市にも似た状況が期待できたのではないかと思います。
(2012.06.23 21:22:28)

福島駅  
slash555 さん
>新幹線同士の連解結が間近で見られるということで、一部の鉄道ファンには人気スポット

なるほど~4月に仙台に行った時、確かにそうでした。
それにしても、自分でもしつこいと思いますが、仙台の「都会度」には本当に驚きます。
地方の大都市というと大阪や博多には行きましたが、仙台というのはそういった都市と変わらない印象です。
関西や九州は、地域の「血の濃さ」が強そうですが、東京の人からすると仙台はそういう点でもアクがなく暮らしやすそうな気がします。

(2012.06.24 10:16:48)

Re:福島駅(06/23)  
>slash555さんへ
福岡は一度行ったことがありますが、仙台よりは確実に上でしょうね。福岡空港が中心街に近接している関係で高層ビルが少ない分中心街の面積が広いのと、あと地下街が充実している点が、仙台にはない魅力だと思います。
仙台は確かに、他地域からの流入が多い分首都圏近郊に似た雰囲気があり(訛りも北関東ほどひどくない)暮らしやすい面は確かにあると思います。あとは自然災害さえなければ(苦笑) (2012.06.24 11:57:42)

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