加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

November 8, 2005
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 昨日のことだが、生まれてはじめて(そしてたぶん最後?)皇居に行ってきた。


 天気予報は外れてみごとな快晴。広々とした新宮殿の空間は気持ちよかったし、(しっかりおトイレも見てきた・・・)、庭園?の植え込みもそれはそれは見事なもの。
 待合室に集まった受章者の奥様方の着物もすてきだった。私は色留袖なんてもっていないし、作るのも大変なので吊るしのドレスで間に合わせたが、やはり日本人女性の礼装は着物、だと思ったよ。年齢がいってもきれいに見せてくれるし。ドレスは気が利いていないとしゃれて見えないし、皇居にヴェルサーチのドレスで行くわけにもいかないから、どうしても三越にあるような平々凡々なスーツ系のドレスになってしまうのです。

 天皇陛下には、ずらっと並んで「拝謁」しただけだったが、ちょっとお顔の色がすぐれないようで気になった。「声」はよく通って、オーラを感じたが。

 けれど一番「吹っ飛んで」しまったのは、小泉さんだった。
 私は小泉さんの思想信条は必ずしも好きではないし、国会での筋の通らない粗雑な物言いには本当に頭にきている(「人生いろいろ」とか)。選挙だって勝ちすぎ!だと思っている。
 なので、今回、だんなが小泉さんから勲章を貰うと聞いたときも、「ふーん」と思っただけで、別に興味はなかった。

 で、「おめでとうございます」と声をかけながら、一通り回ったのだが、その姿にオーラを感じてしまったのである、
 満面の笑顔(これがけっこうかわいい)、そして一人ひとりに視線を当て、目を合わせる。その全身から、明るさが放射されているような感じがしたのだ。
 選挙で大勝した自信もあるんだろう。「勢い」のあるひとのオーラに間違いはない(安部さんはちょっと線の細い感じがした)。
 けれど、この「勢い」を生み出したのは、小泉さんのもっている「何か」なのかもしれない。
 小泉人気の秘密が、ちょっぴり分かった気がしたのである。

 目の前で見た有名人で、もうひとりすごいフェロモンを感じてしまったのが、姜尚中氏である。
 森達也氏との対談形式の講演を聞いたのだが(新刊の案内をかねたもの)、話は森さんもとても面白かったのだが、フェロモンは姜さんのほうがすごかった。
 彼が壇上に向かう途中で私のそばを通ったとき、「うわ!」と思ってしまったほど。
 たぶん、基本的にはすごくまじめな人なんだと思うのだけれど。姜さんは女性にとても人気があるときいたが、よく分かりました。
 小泉さんは明るいフェロモンだけれど、姜さんはもっとぴっと張った、ややクールな感じのフェロモンでしたね。

 小泉さんと姜さん、思想信条はまるで正反対。でも、人間の「好き、きらい」って、結局思想信条じゃない、感覚的な部分の方が大きかったりする。





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最終更新日  November 8, 2005 03:57:36 PM


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