バッハ没後250周年の西暦2000年に始まり、これまで25回を数えている「バッハへの旅」。
来年2017年は、バッハと縁の深いマルティン・ルターが起こした宗教改革が、500周年を迎えます。
現在、ルターの「宗教改革」の引き金になったとされている出来事は、 1517年、当時カトリックの修道僧だったルターが、ヴィッテンベルクの教会の扉に、カトリック教会を批判する「95か条の論題」を貼り付けた出来事です。これがきっかけでルターは教皇に破門され、神聖ローマ帝国の議会に呼ばれ、自説を曲げずに追放され、バッハの生まれ故郷でもあるアイゼナッハへ逃れて、ここでザクセン選帝侯にかくまわれ、郊外に建つヴァルトブルク城の一室で、新約聖書のドイツ語訳を完成させたのでした。
生まれ故郷でルターが活躍したことからもわかるように、バッハの故地はルターとゆかりの深い街ばかり。第一、バッハの活動の場のほとんどが、ルター派の教会でした。受難曲もカンタータも、ルター派の礼拝のために作曲されたもの。ルターがいなかったら「マタイ」や「ヨハネ」は生まれなかったといってもいいでしょう。
そんなゆかりの場所で、宗教改革を思い起こしながら、「マタイ」や「ヨハネ」を聴く。それも、フェスティバルなどではなく、この作品が演奏されるまさにその時期である聖金曜日(やその前後)に。
来年の「バッハへの旅」は、そんな内容で企画しました。聖金曜日に受難曲を聴くのは、コンサートで聴くのとはまったく違う体験です。音楽が生活と密着しているのを感じられますので。
とはいえ、ツアーにするのですから演奏家ももちろん一流です。定番の聖トーマス教会合唱団のほかにも、「ソロモンズノットバロックコレクテイヴ」という、今一部で大変評判になっている団体の「ヨハネ」も聴けます。またドレスデンへ足を延ばして、聖トーマス教会合唱団とならぶドイツの二大少年合唱団である「聖十字架教会合唱団」を聴き、さらに州立歌劇場で「フィガロの結婚」を聴くコースもあります。また、最初ベルリンから入り、ベルリンフィルを聴くコースも作りました。
ツアーの詳細は、主催する郵船トラベルのサイトでも発表されました。ご興味のある方はぜひごらんください。
http://www.ytk.co.jp/music/bach_1704/bach_1704_sokuho.pdf
それ以外にも、6月のライプツィヒ・バッハフェスティバルを主にした「バッハへの旅」、そして、ウィーン、ロンドン、グラインドボーン、ミュンヘンでオペラ三昧をする「名門歌劇場めぐり」の詳細も発表になっています。
http://www.ytk.co.jp/music/bach_1706/bach_1706_sokuho.pdf
http://www.ytk.co.jp/music/kato_1706/kato_1706_sokuho.pdf
郵船トラベルの速報版サイトはこちらです。
http://www.ytk.co.jp/music/electronic_pamphlets
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