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2009.11.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類
次女茜小学5年生が、お友達を数日泊りがけでお招きしていました。

私はチャンスと思い、3人に相談して「稲垣節子先生」のご指導である、美しい言葉使いと立ち居振る舞いをトレーニングすることになりました。

頭の下げ方、返事の仕方、来客の迎え方、お茶の出し方下げ方、布団の敷き方しまい方など。
子どもたちは、以外にも嬉しそうに練習していました。

言葉使いを丁寧いにすると喧嘩もなく、返事を教えると大変素直な態度が生まれました。

ところが。
小学校高学年にもなると、自分の持ち物に対して勝手に使われることに対して大変厳しい表現をします。
「茜ちゃん!そのスリッパ私のなんだから履かないでよ!!」
うっかり間違えた茜は、むっとして沈黙してしまいました。


「○○さん、美しいことばに言い換えてみてくれる?」
「あっ、そうでした・・・。あ、あかねさん、そのスリッパは私のなので返してください!!」
茜の様子は変わりませんでした。
泣きそうになって○○ちゃんは、取り返そうとしました。
私は微笑みながらこう言いました。
「ちょっと待って、あなたの理想はなんだったのですか?」
「えっ、私の理想は・・・。茜ちゃんが気持ちよく返してくれて間違ったことを誤ってくれることです。」
「それは、いい理想ですね。」
「はい。」
「どうして得られないのでしょう?」
「言葉を丁寧にしても、茜さんが無視するからです。」

「はい。」
「茜さん、どうして、丁寧に言っているのに理想がえられないのかしら?」
茜はむっとしたまま答えました。
「丁寧に言っているだけだからです。」
「どういうこと?」

・・・・。間違って人のスリッパを履いてしまったのは茜の方なのに・・。(*^_^*)
「○○さんは、茜さんの言っていることをどう思いますか?」
「・・・・・・。あ、茜さんそのスリッパは私のですがよろしかったらそのままお貸ししましょうか?」
茜の表情がかわり
「ごめんなさい、間違えて履いてしまいました、お返しします。」

「○○さん、あなたの理想が手に入りましたか?」
「はい!」
「良かったですね、二人とも我慢しないで理想を求め会えたことがとても素晴らしいですね。」

私は難しい漢字を書きました。
「澪標」
「なんて読むかわかりますか?」
「????」
「みおつくしと読みます。」
「どういう意味ですか?」
「これは、川に打ち込んである太い木のことです。激流に飲まれそうになったときにつかまって流されないようにする命の綱のようなものです。」
「見たことない・・。」
「いつか、澪標のある川にいってみましょうね。」
「本当の友達は、この澪標のようなものだと思うんですね。互いに遠慮したり諦めたりしないで自分の気持ちをはっきり伝え合って。理想から離れそうになったら『そっちじゃない!』って引き止めあえたら。そんな友達がたくさんいたら人生安心ですよね。私には澪標となってくださる友人が沢山いるんですよ。」
「なるほど・・・。いまの茜ちゃんの意見は私にとって澪標だったってことですね。」
「どう思う?」
「そう思います。茜ちゃんありがとうございます。本当に大切な友達ですね。」
「お互いにね(^^♪」

茜は少してれて下を向いていましたがしばらくしてスキップで部屋をとんでいました。





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Last updated  2009.11.30 08:05:37
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