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2007.08.06
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カテゴリ: カテゴリ未分類
あの日8時15分、母は、呉の事務所の窓越しに、もくもくと不気味で真っ黒な「きのこ雲」を見たのです。

私は幼い頃から、広島で亡くなった親戚の話を、何度も繰り返し、母から聞いて育ちました。

初めて、その広島を訪れたのは、小学校五年生の社会見学。バスから降りた時、足元に亡くなった人たちを感じるような気がして、心ふるえたのを、今も覚えています。

原爆祈念日には、一分黙祷している間に、涙がどうしてもにじんできます。今年はテレビの前で、我が子たちと黙祷しました。やはり、そうでした。

そして今年、秋葉市長さんが、平和宣言の冒頭に、原爆投下当時を言葉で、再現説明されたのが、大変印象的でした。(以下引用)

「運命の夏、8時15分。朝凪を破るB-29の爆音。青空に開く「落下傘」。そして閃光、轟音-静寂-阿鼻叫喚。

落下傘を見た、少女たちの眼は焼かれ、顔は爛れ、助けを求める人々の皮膚は、爪から垂れ下がり、髪は天を衝き、衣服は原形を止めぬほどでした。

爆風により潰れた家の下敷になり、焼け死んだ人、目の玉や内臓まで飛び出し、息絶えた人-辛うじて生き永らえた人々も、死者を羨むほどの「地獄」でした。

14万人もの方々が年内に亡くなり、死を免れた人々もその後、白血病、甲状腺癌等、様々な疾病に襲われ、今なお苦しんでいます。




夕方のテレビで、「原爆が日本に落とされたのはいつか知ってる?」と問われ、「知らない!」と答える都会の若者たちを報じたそうですが、この秋葉市長さんの「ことば」から、原爆はどんなに残酷なものだったかを、イメージできる人間がどれだけ育っているかと、不安になりました。

さらに、秋葉市長さんは、隣の県出身で、その惨状をお父様から語り継がれておられるはずの、現総理が聞いている前で、はっきりともの申されたのにも感動してしまいました。


「時代に遅れた少数の指導者たちが、未だに、力の支配を奉ずる20世紀前半の世界観にしがみつき、地球規模の民主主義を否定するだけでなく、被爆の実相や被爆者のメッセージに背を向けている・・・。

・・・しかし21世紀は、市民の力で問題を解決できる時代です。・・・

唯一の被爆国である日本国政府には、まず謙虚に被爆の実相と被爆者の哲学を学び、それを世界に広める責任があります。

同時に、国際法により核兵器廃絶のため誠実に努力する義務を負う日本国政府は、世界に誇るべき平和憲法をあるがままに遵守し、米国の時代遅れで誤った政策にははっきり「ノー」と言うべきです。・・・

・・・核兵器のない地球を未来の世代に残すため行動することをここに誓います。2007年(平成19年)8月6日 広島市長 秋葉忠利」と。

そう市民の力で問題を解決できる時代なのですよね。展望を感じ、勇気を頂いた平和宣言でした。

1年前の私は・・・ あと2日頑張ります





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Last updated  2007.08.08 17:24:45
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