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今月は何か新しいことを始めるには良いタイミング。2つの大学で担当する資格受験講座の受講者を対象に5日からメーリングリストを立ち上げた。この企画は意外にも女性陣から要望が強かったことに起因する。学校卒業後、会社以外の人との交流は極端に減ってしまう。そんな事情を聴いたことがきっかけに。資格合格という共通目標は確かにあるが、口には出さずとも違った欲求が少なからずあるものだ。社会保険労務士という資格の性格から、受講者の大半は人事系の仕事で働く方が多い。意外と地味に思われる管理部門でも、毎日の職業生活ではドラマの連続なのだ。ただ、人事関連の情報は表立っては口外できないため、どうしてもストレスを抱えてしまう。100%の情報開示はなくても、縁あって集った仲間との情報交換は有意義だ。講座運営の立場にある講師も勉強になる。情報は発信することで何倍にもなってリターンするもの。私の教室では、「先生」という呼称は禁止というお約束がある(笑)。そう、実務現場での学びは彼らの方が事例が豊富なのだ。だから、講義が終われば自分以外はすべて先生である。こうして仲間を増やせば、知的生産は加速的に拡大していく。関わる仲間は財産である。良い意味で数は論理。事例の研究はこうしてデータベース化されていく。受講生のみなさんに対して、少しでもお役に立てればと考えている。
2006/01/08
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6日の日記で書いた「成長企業の最大の悩み」で、レイバー1006さんよりコメントをいただいた。>人材定着化といった面においては、新興企業の場合も、やはり、社員が安心して働ける労務環境を時間をかけて整備していくことに尽きるのではと考えます。まさしくご指摘のとおりだ。これをどう実現するか。経営者の覚悟、本気度が物をいう。関与先ではケースバイケースでアドバイスしていくが簡単ではない。人材定着という意外にフォーカスされない経営課題は奥が深い。・・・そんなことを考えていて、ある社労士の先生のHPのことを思い出す。株式会社北見式賃金研究所◆“従業員の結婚問題”は会社の発展を左右する要素◆チョンガーの多い会社は業績が上がらない?◆定着率の低さが経営のガン◆定着率を良くすれば業績は上がる◆「従業員が結婚できる会社」は、業績も上がる内容はメルマガのコンテンツ。こうした発想は経営者の視点ではなかなか出てこないもの。とても泥臭い部分でもあり、真実を代弁しているのではないか?とても分かりやすいスローガン。北見先生の真骨頂。しかし、あえて付け加えるならば、企業は従来型の組織構造をなかなか脱却できていない。多くの場合、いまだ視点が「男社会」なのである。少なからず堪え性に乏しい男性社員がいる反面、女性社員が戦力となっている企業も少なくない。私の関与先に特有の傾向なのか?性差を超えた価値観、職業観を見直すことも加味しながら、コンサルテーションすることもある。数年後に上場を目指すような発展途上の企業では、経営理念の構築は必須要件である。併せて社会的責任を意識するタイミングでもあり、公開を果たせば今まで以上に広範囲の利害関係者との綱引きも始まる。関与先の会社で、今年は経営理念についての勉強会をスタートさせることに。規模の大小を問わず、広くお手本を集めることから始めてみる。我が信条J&Jのこの理念は勉強会でいつも引用するもの。経営理念をじっくり練り上げる題材としては十分だろう。あとはこちらもプロ意識で立ち向かうしかない。
2006/01/07
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今日は午前中から外出。新規プロジェクトをスタートさせるクライアント2社を訪問。新年ということもあり、どちらの会社の社長も口調は滑らか。業界は違うが2社とも急成長中の会社。景気がどうあれ、やはり勢いのある会社は存在するのだ。2人の社長は日経新聞を読まない(読む時間が惜しい)のが共通すること。確かに、ベンチャー企業は上場企業の動向に関しては無関心だろう。興味深かったのは「人材定着」の話題。良い人材は欲しいが出入りが激しく戦力となる人材が育たないという。さもありなん。人材確保は経営戦略に連動する経営課題。「企業は人なり」というが、人間は機械化できない代物であり感情がある。社長業での悩みは80%は人材に関すること。会社が大きくなれば必ず直面する課題。こうした成長途上にある企業では、資金繰り面での課題は卒業である。たかが人材されど人材。ある意味、永遠のテーマだろう。しばらく商談後、某団体の新年会へ合流。財界の著名人や代議士先生もチラホラと。主催団体の事務局スタッフのエスコートでキーマン数名と名刺交換。普段、経済雑誌でしかお目にかかれないビッグネームも!その後、お付き合いの長い社長さん数名とカラオケ。ビジネスを忘れ、みなさん気分爽快の熱唱。「たまにこうした機会を設けましょう」とのリクエスト。カラオケ幹事の役目が回ってきそうだ。
2006/01/06
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今日は年始の挨拶を兼ねクライアント数社を訪問。年末年始の休暇も終わり、ビジネス現場は活況を呈している。こちらも正月気分が吹っ飛ぶ刺激を受ける。やはり出歩くことが大切。クライアントから、興味深い情報を盛りだくさん提供していただく。感謝!某人材会社の社長とのランチミーティング。特にIPO(株式公開)に関する市場情報は意外な側面が・・・。株式市場は活況だがミニバブル状態。早晩、揺り戻しは必至か?東証等の一連のシステム障害は公開準備会社を直撃。しばらく足踏み(おあずけ)状態で、採用のインセンティブにも響くだろう。やはり人材ビジネスは景況に直結するビジネス。マクロ情報が現場の実態に反映されるところが醍醐味であり、その動向が手に取るように分かるのが興味深いところ。今年は就職・転職での傾向が大きく変化しそうな予感だ。ただ買い手(採用側)市場であることに違いはない。良い人材は動かないのが定説なのだ。人材業界では「転職オタク」という言葉も存在する(笑)法務(IR)、財務(公開準備)の人材に不足感あり。マーケットの受給が逼迫しているのはここ数年の傾向。不動産(金融商品)分野は勢いがとまらない。正月休みに読んだ、最新の金融業界事情の関連書籍から仕入れた知識が活きてくる。やはり世の中、自分が知らないこと(業界情報)が圧倒的に多い。これからも貪欲に知識を吸収していく意識を持ちたい。ビジネスは情報戦!
2006/01/05
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故郷からのUターンラッシュがピークを迎えるこの時期。懐かしい顔に会えた人も多いだろう。仕事やプライベートでのトークネタの定番は、「○○県のご出身なんですね・・・」就職面接でも面接官と交わされる代表的なフレーズ。相手も人の子である。自分と、あるいは家族と同郷のケースは会話が弾み、結果オーライの場合も多い。タイミング良く、テレビの特番で「出身県で性格診断したり、県民性を探る」クイズバラエティー番組がある。TBSで5日に放送。面接とは「人柄」のチェックが最大の目的。情報の引き出しが一杯あると有利だ。勿論、様々なビジネスシーンでも一緒だろう。商談中「ビジネス2:雑談8」がちょうど良い塩梅だ。もし田舎がないとお嘆きの東京出身の方でも、こんな番組でネタを仕入れておけば就職面接での応対について及第点になること請け合いである。「人事担当者は地方出身者が多い」と言われている。(←正確な統計があるわけではないが・・・)こんな些細なことも情報収集しておいて損はないだろう。最近はマニュアル至上主義で、求職者の個性が見えずに辟易している人事担当者が増えている。だからこそ、同郷意識が醸成されるのか?観光地、名産、著名人etc.共通の話題は事欠かないはず。本社が地方の会社であれば効果は抜群である!就活中の方は、「出身地ネタ」を仕込んでみては・・・。ぜひ一度お試しあれ!
2006/01/04
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キャリアカウンセラーの業務に絞った自己啓発の第三弾(打ち止め)「人はなぜ生まれいかに生きるのか」 江原 啓之(著)スピリチュアル・カウンセラーとして著名だが、自分にとり「あの世界」はまったく未知の分野。ただ分野が違うもののカウンセラーであり同年齢であることが興味の源泉。相談者との会話のキャッチボールは秀逸。そのあたりが邪(よこしま)な研究対象の理由。最近の職業相談は女性が急増していることもある。前向きに勇気、力を与えてあげるためには、どういった話法と題材を提供すべきなのか?それはそれで大変参考になる。ベンチマーク素材として最高の教材。こうして地道な努力を続けていくことも大切。相談者がこんな裏話を知ったらどう思うだろうか?しかし、これがキャリアカウンセラーの現実なのだ。「資格保有者」と「現場での実践者」とでは、実際に舞台に立っているかどうかで雲泥の差がある。年間数百名との面談履歴からの気づき。教科書では解けない目の前の現実がある。【傾聴+言葉の力=相談者の満足度】今年も実践を通じてのレベルアップが必要。自分を高めていかなければ!
2006/01/03
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B’z(ボーカル・稲葉浩志、ギター松本孝弘の二人組みのバンド)に学ぶ(ふり)世代、性別を超えて支持されている理由が知りたいため、関連書籍を読み漁ったり、DVDで音楽のシャワーを浴びたりしてきた。友人からは嘲笑されているが・・・(笑)。起業家にもファンが多いJ-POPのビッグネーム。ひと昔前に、矢沢永吉が井上陽水「氷の世界」が、なぜ、ミリオンセラーになったか知りたくて研究したらしいが・・・(古い!)、そんな心境に近いのか?日々の生活でモチベーションを上げるための小道具?音楽的なことは皆目ダメだが最近の大学生や若者との共通言語を手に入れたことは確か(笑)。コンサート会場での観客との真剣勝負のニュアンスはほんの少しだけ分かるような気がする。彼らとのレベルは格段に違うが大衆の面前で己を晒す感覚は講演や研修講義も一緒だと思う。100人の聴講者がいれば200の眼(まなこ)に射られる独特な快感がある。(←内容がお粗末で居眠りする人が多ければ話は別だが・・・)個人的には、渡辺美里の「スタジアム伝説 forever 1986-2005 BORN FINAL」に興味がある。世代が近いためかノスタルジーを感じる作品。元気をもらうために、好きな音楽が身近にあることは意外に良いものだと思う。
2006/01/02
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謹賀新年 本年もよろしくお願い申し上げます2006年のスタート。また慌しい1年が始まろうとしている。年初は恒例により興味ある分野に関する読書。殆どが再読のものではあるが・・・。ベストプラクティス(最も効果的、効率的な実践の方法。または最優良の事例)に学ぶ。ちょっと気障ですが・・・。●P・F・ドラッカー プロフェッショナルの条件昨年の巨匠の訃報は全世界を駆け巡った。学生時代からの愛読書だが如何せん難しい文体。味読しながらメモをとる。自己(時間)管理の書籍としては最高ランクだと思う。父親とシュンペーターを訪問した際の回想シーンは特に印象的な記述。3つの学びは奥が深い。「人は、何によって人に知られたいかを自問しなければならない」「その問いに対する答えは、歳をとるにつれて変わっていかなければならない」「本当に知られるに値することは、人を素晴らしい人に変えることである」キャリアカウンセラーの仕事を始めたきっかけになったフレーズ。成長と自己変革を続けるためのヒント満載。あとは自身でどう消化するかが毎年の宿題となっている。
2006/01/01
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