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2004年、作家の村上龍氏が「13歳のハローワーク」を発表したのは印象的でした。当初は中高生向けの出版企画が、意外にも多くのOLさんが購入したとか・・・。私もキャリアカウンセラーとして、座右の書としています。読んでいて楽しいですね。自分に向いている仕事って何? 自分探し? モラトリアム?ご相談を受ける20歳代の求職者のみなさんは真剣です。対人関係における気づきのグラフモデルで有名な「ジョハリの窓」自分のなかには、*自分も知り、相手も知っている自分。*自分は知り、相手は知らない自分。*自分は知らず、相手は知っている自分。*自分も知らず、相手も知らない自分。の4つの自分がいる。≪自分が知らず、相手が知る自分≫自分の魅力や適性というものは、他人から指摘されて気づくもの。自分のウリ(セールスポイント)はインタビュー(面談)で明らかに。職務経歴書作成のポイントは、言葉のキャッチボール=「質問をする」ことから始まります。私はこれが就・転職の究極のゴールだと考えています。≪自分も知り、相手も知っている自分≫私はこれが自営業の究極のゴールだと思っています。自営業として食っていけるのも、お客様が私の「ウリ」を評価してくださるお蔭です。ときどき、自分のキャリアを振り返ることも必要だと感じています。
2006/10/18
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午後からビジネスパートナーの人材紹介会社へ訪問。下期の人材需要の動向について情報交換をしてきました。話題は「中間管理職」の絶対数の不足。「中間管理職」というとサラリーマン社会での悲哀を感じますが、採用現場では圧倒的な不足感があります。一時期のように40歳代の働き盛りといわれる世代ではなく、30歳代前半の管理職候補が少ないのですね。関与先の会社様では、社員の平均年齢が20歳代後半~30歳代前半の人員構成は珍しくありません。管理職というよりは、 リーダー(兄貴分)の人材が求められています。なぜ、絶対的な不足感があるのか?原因・理由は様々ですが、「フリーター・ニート」の多い世代であるという就労要因があることは見逃せません。バブル崩壊の影響で1993年頃からの約10年間、有効求人倍率が1.0を下回る状況が続いた、新卒の就職氷河期が影響していることは大きいですね。会社を卒業していく団塊の世代の大量退職は2007年問題といわれています。長年培ってきた経験、技術、ノウハウをバトンリレーする対象が極めて少ない現状。いま多くの会社で「人材確保→定着→育成」の人材マネジメントに知恵を絞っています。採用現場では、これから2~3年の期間、優秀な若手人材の熱い争奪戦が始まります。
2006/10/13
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新政権の下、来年度予算の概算要求では「再チャレンジ可能な社会」を標榜する予算要望が目白押しです。代表的なものとして、フリーターやニートの就労支援策、女性や障害者の就職支援、再起業支援などが各省庁からオファーされている模様。やはり実務家としては、こうした動向を注視していきたいところです。なぜならば、どんな分野に税金が投入され、政府がどれほど注力するかで、仕事の環境が大きく変わるためです。前政権下で発表された「経済財政諮問会議専門委員会緊急報告」という、文字を読んでクラクラするような報告書を みなさんはご存知でしょうか?(笑)そのなかで、サービス産業雇用創出の例示 として、「個人向け・家庭向けサービス」、「企業・団体向けサービス」など9つの分野について、主なサービスの例、推計のポイント、約5年後に期待される雇用の増分が示されています。私は就職支援の講義・面接指導で必ずこのデータをご案内しています。2001年5月の政府発表後の5年後は今年です。(あたり前か・・・)就職活動の準備では、やはり手をつける順番があると考えています。すなわち、履歴書や職歴書を作成することも大切なことですが、まずマクロな視点で情報収集するのが先決だと思うからです。なぜ、こんな硬いイメージの報告書が就活と関係するのかって ?それは今後成長が期待できる産業分野が見てとれるからです。この緊急報告をご覧になって、みなさんのご感想はどうでしょうか?あくまでも個人的見解ですが、ほぼこれに近い産業分野が成長しており、そのなかから株式公開(IPO)している会社が幾つもイメージできます。まず、企業規模の大小を問わず、成長途上にある分野を候補にする。そして、あらためて業界事情の情報収集をおこない、個別企業の情報をじっくりと研究するのが定石です。遠回りのようで効果は絶大ですよ!今回の新政権は「再チャレンジ」がキーワードとのこと。これから具体的な施策が発表されてきますので、転職活動中の方、転職を検討されている方にお勧めしたいのは政府発表のデータを情報収集の宝庫として活用することです。常にニュースや新聞記事に注意しておくと必ず役立ちますよ。今日の記事はちょっと(かなり?)【硬い内容】になって?しまいました^^;
2006/10/12
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10月5日、東京・豊洲に「キッザニア東京」なる施設がオープンして話題です。この「キッザニア東京」、日本初の子ども向けの職業・社会体験施設です。仕事を遊びにする発想は大変ユニークですね。現代版の体験型「人生ゲーム」でしょうか。施設内には、TV局やレストラン、スーパー、病院、警察署など本物そっくりに作られた約50のパビリオンが、原寸大の2/3のサイズで立ち並び、子ども達はそのなかでさまざまな職業を体験し賃金をもらう仕組みです。消防士やキャビンアテンダント、モデル、医者など70種類以上の仕事を体験できる。施設内を流通する通貨単位は「キッゾ」。キッザニア内でサービスを受けたり、食事や買い物もOKです。この通貨、銀行に預けて利子もつき、キャッシュカードまで本物そっくりの作り。キッザニアはメキシコのKZM社が開発、メキシコ国外では初のFC施設。スポンサーシップの導入がこうしたリアル感を醸し出しているようですね。各パビリオンはロゴ、ユニホーム、内装まで、実際に企業が使用しているもの。リアルさが最大の特徴というとおりパビリオンはいずれも実社会そのものです。サービスを受けたり、ショッピングしたりするためには、収入を得るために勤勉に働かなくてはいけない・・・これは大人の社会と一緒ですね(笑)「どうして大人は働くの?」理屈よりも実体験によって習得するコンセプト、職業観を育む手法として要注目です!ちなみに、対象年齢は2歳から12歳。保護者同伴ですが、大人は施設体験不可です。
2006/10/11
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学生さんとの就職相談での話題です。就活の掲示板(フォーラム)では、≪就職偏差値≫なる言葉が有名??とのこと。そんな話を聞いてしばらくしてから、ある人材会社が新規事業で、オンライン上の模擬試験を始めるとのニュースが・・・。(凄い!と初めは思いましたが)ところで、就活って偏差値化できるのかな? と疑問に思っていたところ。その人材会社の社長曰く、今まで学生さんから・・・「大学受験のときのように合格判定がある『模擬試験』を実施してほしい」「志望企業に就職するのには、あとどれだけ頑張ればいいのかわからない」などの声があり、一般常識や処理能力を問うために課す「SPI」テストをWeb上で出題して、試験結果で5段階の「内定判定」や「就職偏差値」「志望業界への適応率」などを指標化して「出題分野別の得点」などとともに報告書にまとめて郵送するサービス。合点がいきました! 筆記試験での話なんですね。(笑)やはり第一関門の突破が悩みですからね。その気持ちは痛いほど理解できます。筆記~面接~内定までのプロセスを偏差値化するものと早合点していました。さすがに面接後に質疑応答状況をレポートするまではしないと思いましたが・・・。確かに著名な適性検査ですが、自分の進路をコンピュータで判定されるのは、ちょっと寂しいような気がしますね。以前、「SPI」を実施している就職情報会社の担当者が就職サイトで、「あくまでも参考程度に、ひとつの目安として活用して欲しい」というコメントをしていたことを思い出しました。今年の就職戦線は、中小企業に限らず大手企業でも定員枠を確保するために継続しています。全国の学生のみなさん! 悔いのないよう最後まであきらめず顔晴ってください!!
2006/10/10
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先日、あるセミナー研修で話題にしたキーワードです。この研修は「コミュニケーション」をテーマにした内容でした。対象は中小企業の社長、経営コンサルタントや公益法人の役員といった「豊富な人脈を誇る」方々ですので、こちらとしては手ごわい相手(笑)。「講師が学び、教えていただく」といったスタンスで臨むことが、こうした類(たぐい)のセミナーを成功裡に終わらせるコツですね。≪我以外皆我師也≫「宮本武蔵」で有名な作家、吉川英治が好んで色紙に書いた言葉で、私の座右の銘でもあります。そもそも人脈は、「山脈・鉱脈などになぞらえた語」だそうですが、一般的に姻戚関係・出身地・学閥などを仲立ちとした、「主義・主張や利害などによる、人と人とのつながり」といった意。「あの人は人脈が豊富だ」、「いろいろな分野に顔が広い」といった言われ方をしますが、今ひとつ、しっくりこないんですね。これを私なりに解釈して定義してみると、≪電話一本で相談にのってもらえる相手=メンターの存在≫「人脈が広い」、「顔がきく」などといって、当たりかまわず自分の知り合いを紹介する輩(やから)がいますが、こうした行動をとる人って、やはり要注意人物ですね(笑)紹介しっぱなし、一切のフォローなしで、LOSE&LOSEのスパイラル。特にビジネスシーンでは、WIN&WINの関係が好ましいわけですから、安易に他人と他人をマッチングすると、信頼を裏切ることになります。結局、人脈とは ≪二人称≫ の関係で成り立つものではないかと思います。二人称 = 対(つい)ですので、その関係性は「わたし」と「あなた」。たとえば、「話し手」と「聞き手」・・・ 就職・転職での求職者とキャリアカウンセラーとの関係。「書き手」と「読み手」・・・ 営業マンの業務日誌のやりとりでの上司と部下との関係。人脈の「脈」の意は、細長く続いているもの。脈拍をはかる、脈を打つ、血管、といった人間の生命線となるものです。人脈は借りたり、貸したりできるものではなく、「双方向で、相互に作用しあい、信頼関係を育む過程で強固になるもの」だと思います。やはり、なかなか一朝一夕には成り立たないものですね。
2006/10/05
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先程、久しぶりに徹夜をして、ようやく脱稿しました。(ふぅ~)某行政官庁のプロジェクト委員をしている関係で、担当分野の分担執筆でパソコンに向かっていた次第。いま目がとてもシバシバしているし、肩もゴリゴリ状態で、さっさと、おとなしく蒲団にもぐり込めばいいのですが、どうも目が冴えてしまって眠れず早朝からブログ画面です(笑)(でもお昼前までに関与先に伺う必要があるので仮眠しないと)一般に、お役所の文書は「硬く」「独特の言い回し」がお決まりですが、あらためて読み直し、原稿を推敲すると摩訶不思議なプロットになりますね。公的文書は、普段の生活では余りお目にかかれない文字に出くわします。慣れてしまえば違和感がない。というか、慣れてしまった自分が怖いかも・・・。「お取り計らいください」 「国民経済に資する」 「喫緊の課題として」身近な例では、各種の白書(政府が、将来の政策を述べるために発表する報告書)がこうした言い回しのオンパレードでしょう。ご覧になったことがあるかもしれません。しかし最近は、随分と様相が変わってきました。文字を大きく、イラストをふんだんに使い、外来語は極力つかわない。小泉純一郎前総理大臣が厚生大臣をされているとき(1996~97年)、厚生白書(現:厚生労働白書)の内容を大幅に刷新したのは有名な話です。当時、事務方(霞ヶ関の官僚)に指示した概要は、「お年寄りにわかり易い言葉を使うべし」「外来語、カタカナは最小限にすべし」「文字を大きく、漢字の羅列は避けるべし」といった内容だったと、当時の白書作成にかかわった某大学教授に聞いたことがあります。丁度、医療費の自己負担が1割→2割へ、外来の薬剤支給での一部負担金の創設の時期と重なります。国民に負担増を求めるからには、わかり易く情報を伝えていく義務があるという意図だったのかもしれません。仕事柄、白書は目を通すようにしています。やはり政策の動向に疎いと法律家としては失格ですので。いま思い出しましたが、ここでみなさんにクイズです(笑)「こども」 「子ども」 「子供」 のうち、相応しくない表記とされるのはどれかご存知ですか? 公的文書(行政用語)でのお話ですが・・・。正解は「子供」だそうです。どうやら「供」という字に理由があるらしく、「子ども」の「供」が「お供」や「お供え」を意味する語であって、過去に、子どもの人権を尊重していないという説があったらしいのです。新聞・放送関係では統一用語として、いまも「子供」を使うことになっているらしいのですが、実際の記事では「子ども、こども」なども、時に用いられることもあるそうですが。原稿を書きながら、あらためて日本語の難しさを実感いたしました。
2006/10/02
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フリーターくんから、「店頭公開企業に内定しました」とのメールが・・・。○○くん、おめでとうございます!第一希望の会社でしたよね。来週から第一線でのご活躍を祈念しています。顔晴りましたね。自信喪失の塊のようだった青年が、人生の大逆転を果たす痛快さったら。キャリアカウンセラーをやっていて、これほどの遣り甲斐はありません。彼の勝因は職務経歴書にあります。転職の成否は職務経歴書がすべての要因。≪自分の成長を物語風にまとめる≫ことができれば、ほぼ間違いなく勝てます!そんな彼が、なぜ自信を失っていたのか? それは過去の実績を正当に評価されていないからです。誰だって、褒められて怒る人はいません。嬉しいはずです。フリーターくんは、客観的に自分の成長を分析する機会を逸していました。彼との就職相談では同情してしまいましたね。才能が埋もれてしまっている。ただ正社員の経験がないということだけで、まったく評価されなかったと。今回の転職先の会社からは、最終面接で「正当な評価」を受けられました。自分の強みとなった≪マネジメント力≫、フリーターくんの隠れた才能です。いい人材がいない、人材が育たないと嘆く中小企業が多いのですが、彼は自分で育ったのです。しかし、理不尽にもあまり評価されなかった。彼は30人規模の中小企業で働いていました。フリーターとしてです。そして今は、企業グループ全体で3000人の規模を誇る上場企業の社員。人材育成と新卒・中途採用のリクルーターをすることになったそうです^^彼を心から称賛しつつ、彼の才能を見出せなかった中小企業が残念です。フリターくん曰く「前の会社はいつも、いつも求人をだしていたんですよ」「社長の口癖は、本当に俺がいなきゃ何もできないのか、でした」ともあれ、彼はフリーター生活に終止符を打ち、これから大きく羽ばたいてくれるでしょう。
2006/09/30
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ビジネスの世界に限らず、人間関係を築き上げるのは時間がかかりますね。反対に、信頼関係を損なう、仕事のリピートが途絶えるのは一瞬ですから!!年間で相当数のキャンディデート(求職者)と接していて感じることは、会社から数多く内定を勝ち取れる人には共通の行動特性があるということ。それは、報告、連絡、相談(ホウ・レン・ソウ)を欠かさないことです。通常、転職相談は一回で終わることはありません。2回、3回と継続して、しっかり時間を取ってご相談を受けています。ある程度、その方の希望やキャリアビジョンが把握できれば、次回の面談までに可能な限りにおいて、お役立ち情報を収集・提供しています。プロとして事前準備は当然ですが、頼ってくださる方への責任でもあります。キャリアカウンセラーは、雑談相手ではありません。あたり前ですけれど・・(笑)人様の人生設計を、ご縁をいただき、一生懸命にお手伝いさせていただく仕事です。キャンディデート(求職者)のキャラクターも十人十色です。「○○さんに連絡をしてみてください」と、「○○さんなら大丈夫」と信じて求人企業や人材紹介会社のキーマンをご紹介する。ところが、“紹介されっぱなし”な方、結構いらっしゃるんですよね。その後、まったく音沙汰なしなんです。(笑)私は、求職者の方、求人会社の担当者の方ともに、ちゃんと面談アポが取れたのかどうかのチェックをしていますし、私に依頼のあった仕事は、きちんと事後報告を怠りません。なぜか、≪結果をきちんと報告することの大切さ≫ が忘れられているような・・・。意外と思われるかもかも知れませんが、転職相談の仕事は、面談以外は頻繁に電子メールで連絡をやりとりします。応募書類の添削や経過報告も面談というハードタッチよりは、Web上のソフトタッチの方が、求職者の方にご負担がかからないからです。「面接が進みました」「まず内定を1社確保できました」といった、途中経過のメールをくださる方は、採用されるのも早いですし、給与など処遇面でも満足な条件を提示されるケースがほとんどです。信頼関係は地道な作業の積み重ねの上に成り立っているということでしょう。デキル人は、「社会人として、あたり前のことができる人」だと思います。信頼される人は、入社後も辞めることなく、昇進、昇格してご活躍です。今日の投稿記事は、自戒の念をこめて書き留めました!
2006/09/28
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近所のコーヒーショップは、いつも常連さんで賑わってます。ここのマスターは毎日、店の両隣を含めきれいに掃除をしていますが、時々手を休め、道行く人に挨拶をされています。ちょうど店の前は通勤路になっているんですが、常連さんならいざ知らず、すべての通行人に対して、にこやかに挨拶するその姿に、素直に敬服してしまいます!今日の東京はかなり強く雨が降っていました。傘をさしつつクライアント先へ向かう途中、ある光景を目にしました。件のマスターは、店頭にある傘立てに無造作に並ぶ、お客さんの傘を一本ずつ丁寧に畳んでいたんです。思わず私は、「マスター、雨の中ご親切ですね」と声をかけました。「これからお客さんのとこ? 雨なのに大変だね~、いってらっしゃい!」他愛のない会話ですが、とても気分が良いんですね。雨天のジメジメ感も忘れるぐらいに。お客さん商売ならば、挨拶や気配りはあたり前かもしれません。ですが、仕方なくという気持ちでは、なかなか相手の心に響きません。クライアントの会社に到着して、人事部長との雑談のなかでこのエピソードが話題に。なぜかとても盛り上がりましたね。この会社は、いま中途採用の計画があって今日の面談となりました。キャリアカウンセラーは、ケースによって求人側のお手伝いもします。「会社が求める人材像」・・・人事戦略では、とても重要なことです。ほとんどの会社は、通常、曖昧模糊とした人材イメージしかありません。理想的なのは、それをできるだけ文章レベルに落とし込むこと。これが今日の、私の面談目的でした。ここでは、あまり詳しくは書けませんが、人事部長との約1時間の面談で頻繁に出てきた言葉は、「気配りのできる人」でした。私は「就職支援の講義」や「就職相談」の際に、いつもお礼状を出すことを強くお薦めしています。「就活でお礼状 ? ?」と思われるでしょうが、これって効果はテキメンなんですね~。面接が3回あれば、面接事後礼状はその都度、その日のうちに投函するのがコツ。速達で出すという裏ワザもあります!受け手へは必ず手渡しになりますので。配達員さん、いわく「○○さ~ん、速達で~す」(笑)面接で感じたこと、聴きそびれたことなどを文面にしたためれば相手に印象が残りますからね。そうすれば、次回の面接に呼ばれる可能性は極めて高い。勿論、優先順位は、入社意思を伝えることが目的ですが・・・。≪忙しい時間を割いてもらって、本当に感謝してますよ!≫という気持ちを伝えることが重要なポイントになります。「感謝は態度で示す、感謝は言葉で射ると書く」いつも講義で板書しているフレーズです(笑)ビジネスも面接も、とどのつまり相手との信頼関係です。さりげない「気配り」って、本当に難しいものですね。
2006/09/27
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今日は、終日のキャリア・カウンセリングの日。30歳と60歳の女性がキャンディデート(求職者)。60歳のご婦人はとても若々しく、年齢よりも10歳は若くお見受けしました!長らく、インテリアコーディネーターとして正社員としてご活躍後に退職。60歳からの特別支給年金(旧年金制度の有期年金)を受給しながら、人生のやりがいを見つけるため、ゆったりと就職活動をされるそうです。こんな考えをお持ちの女性って、とっても素敵ですね!お二人とのインタビューで話題にしたのは「キャッチコピー」でした。これは職務経歴書を書く際に、私がお勧めするキーワードなんです♪いったい、どういう意味なのかって?(後述) 転職は自分が商品なので、職務経歴書が商品説明書にあたります。履歴書の役割は、写真付の商品カタログといったところでしょうか。人間さまを商品扱いするなんて不謹慎に思われるかもしれませんね(汗)。ですが、就職活動は「自分をセールス(営業)する行為」なのです!そこで、本題である今日のテーマである「キャッチコピー」。インタビュー会場へ向かう、都営地下鉄の中吊り広告に興味深いフレーズが・・・。“1日乗車券で得しちゃおう!”“いっとくで行っとく!!”(オヤジ・ギャグ風?)地下鉄乗車券の販促広告のコピーライティング。古典的かもしれませんが、1日乗車券の利用者(ターゲット)は、どうやら団塊の世代らしいのです。うん納得(笑)ちょっと脱線しましたが、文字情報の積上げである応募書類も応用できそうですね。もちろん、度が過ぎるダジャレ風はいけませんが、アイキャッチは大切なポイントです。ちなみに、私の名刺に刷られたキャッチコピーは・・・“可能な限り短時間で、良質の仕事に就くノウハウをあなたへ!”ポイントは、社会保険労務士だとか、キャリア・カウンセラーといった、資格名や肩書きの説明になっていない点です。「私の一押し商品はコレですよ!」「こうした強みを発揮しますよ!」などといった、≪商品説明≫になっているのがミソなんです。たかが応募書類<名刺>というなかれ。されど職務経歴書<自分(社)の強み>なり。心理学的な実証データでは、≪第一印象は15秒で決まる≫といわれています。その理由は、 人が集中して聞くことができる、ギリギリの長さ にあります。こうしたテクニックは、自己紹介で最も威力を発揮します。ぜひ、お試しあれ!
2006/09/26
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昨日は某大学の資格取得講座のガイダンスでした。週明け月曜日のお昼休みにもかかわらず、多くの方々に参加していただきました。私が担当する講座は「社労士」という資格。40分程度の短い時間でしたが、試験制度や実務のお話を。自分自身も転職を考えていた頃、かなり熱心に勉強をして、働きながら3年目に合格。あの頃を懐かしく思い出します。その後、運良く希望の転職先にキャリアチェンジ。しばらく宮仕えをしてから独立、今日に至っています。いまは講師の立場ですが、あの頃は想像もしていませんでした。毎年50名程度の受講生と一緒に試験合格を目指しています。私の役目は、10ヶ月と長丁場の講座プログラムの伴走者。大学2年生の20歳から60歳台の年金受給者まで、かなり年齢幅が広く、理解度も違うので工夫が必要です。ここはプロとしての腕の見せ所ですが、毎回、試行錯誤の連続。講義前の予習も講義時間と同じくらい必要なときもあります。講師のインセンティブは、多くの方と出会いだと感じています。受講生の資格取得の目的は異なりますが、毎年、たくさんの方と交流できる機会に恵まれるこの仕事に感謝しています!心地よい緊張感に包まれながら、熱い1年間の戦いが始まります。
2006/09/25
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昨日は午後から外出。ターミナル駅の量販店、本屋、喫茶店のルート。名刺の在庫が僅かになり、あわてて印刷用の名刺カードを買いに行った次第。普段はあまり意識しませんが、あるべき物が手許にないと焦ってしまいますね。名刺は印刷屋さんに頼まずに、PCソフトでプリントアウトして使っています。ほぼ毎日、いろいろな方と名刺交換をさせていただいていますが、「あっ、コレいいな・・」といった、印象深い名刺は意外と少ない。名刺はコミュニケーションの第一歩。似顔絵名刺が気に入っています。当初は気恥ずかしさがありましたが、慣れって本当に怖いものです。少しでも相手に印象が残ればと始めてみて、その効果に驚いています。サラリーマン時代に終止符を打ち、独立した時に迷ったのは名刺でした。会社から当たり前に支給されていた、ありふれた名刺が妙に懐かしく、はてはて、どうしようと思案しながら○年の歳月が・・・。結局、作り直すこと10回?で辿りついたのが似顔絵名刺です。名刺交換したらお礼状を書く。理想ですが、なかなか実行できていません。思い切って大量の「はがき用紙」も買いました。これで言い訳はできません!?先日、ある講演会の講師をする機会をいただきました。講演後、聴講された方と名刺交換をしたのですが、これも何かのご縁と思い、お礼状をだすことに。以前、ベテラン講師(私の師匠)に教えてもらったことです。「講師からお礼状が届くことはないから喜ばれるよ!」「リピートされる確率が高いからやってみる価値はあるね」陽明学の命題にもなっている知行合一「知って行わないのは、未だ知らないことと同じ」ことと主張する実践重視の教えです。時間がない、字が下手・・・など出来ない理由を探すのは簡単。自分の心がけ次第と気持ちを新たに、いまからお礼状を書きます^^;
2006/09/24
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久しぶりの投稿です。あることがきっかけでこのブログを復活することにしました。開店休業中にご訪問いただいた楽天仲間のみなさま、これからもよろしくお願いいたします。昨日はこのワークショップに参加してきました。仕事柄、いろいろなセミナーや研修に参加していますが、今回はあっという間の2時間半。この講座は「分かる」「使える」「結果が出る」がモットー。かなり刺激を受けてきた結果が、ブログ復活に大きく影響しています^^講師は仙台を中心に活躍されている武田三奈さん。本格的にNLPを学ばれた才媛です。気取りのないフレンドリーなキャラでファンも多く、参加者は魔法の質問のマツダミヒロさん、メルマガコンサルタントの平野友朗さんとご一緒できました。意外な場所での遭遇ですね。平野さんとは3年前にドリームゲートのイベントでお会いして以来ですからお久しぶりです。さて、講義の内容ですが参加者を巻き込む仕掛けは流石!です。参加者には武田さんのお弟子さんも多数参加されていて、アットホームな雰囲気に包まれていましたこの手のセッションはどうしても 理論 → ワーク → 技法 → 説明 → 振り返りという、フローでの講義が中心なのですが、初対面同士がすぐに打ち解けることができ、楽しめる、そして結果を出せるレッスンプランですから、本当に「分かる」「使える」「結果が出る」ように工夫されていましたね。セッションで「VAK」のタイプ別分けがあるのですが、私は「V」タイプでした。人間は外部環境を五感でとらえるのですが、「視覚」から情報の信号を受け取るタイプとのこと。特性として、略図や地図、キャッチコピーなどを多用するプレゼン型。本やテキストにラインマーカーを引くことで記憶を鮮明にする傾向があるそうです。その通り!思わず、そう、そうと頷いてしましましたこうした行動特性を知っておくと、目標達成にも効果を発揮するそうです。他にもいろいろなノウハウやテクニックがあるのですが、まだ十分に消化できていません。継続して勉強していこうと思います。
2006/09/23
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連休をはさんで採用関連の仕事がピークを迎えている。採用面接官は勿論、入社後の諸々の手続きも凄いボリューム(笑)最近は中途採用者の初任給をどう決めるかが話題となることが多い。われわれ人事系のコンサルは、様々な賃金統計を参考にしながら、世間相場というものをコンサル提案していかなければならない。但し、統計とはいっても小企業に相応しい具体的なデータに乏しい。特に社会保険労務士が扱う5人以上~30人未満といった会社規模では、事業主が基準値を知る由もない。意外なブラックボックスである。今日の顧問先との打合せでは、ハローワーク飯田橋の統計データを参考にミーティング。平成18年3月分 中途採用者採用時賃金情報4半期ごとに、職業別・産業別の統計が発表される。雇用保険被保険者資格取得届によるデータであるため信憑性がある。さて、顧問先の反応であるが・・・。社長「みなさん(中小企業の社長)、がんばって出してあげていますね」当方「相場として妥当かなと思います。金額は、若干高いですけれども」社長「感覚ではいけないということですね。多分、比較されるでしょう」当方「売り手市場の環境ですが、締めるところは、締めるということで」就業規則、賃金規程の改定作業も考慮しつつ、採用活動はしばらく継続である。人事戦略の設計図に正解はない。処遇だけでなく、会社の将来像を描けるか否か。採用活動が成功裡に完結するべく、全力疾走で連休を走りきらなければ・・・。
2006/05/01
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人材マーケットは転職活動が真っ盛りである。ただ売り手市場とはいわれているが、現実はかなり様相が異なる。最近感じることは、「もっと良い会社があるはず・・」という、求職者側のある意味での幻想である。確かに、キャリアの選択肢は多いほうがいい。しかし、考えすぎてチャンスを逃すケースが多いのだ。転職活動は手段であって目的でない。新しい職場に飛び込んでから、初めて見えてくることは多いのだ。転職後の3年間の取り組み方次第で、その後の進路は大きく変わってしまう。これは会社側にとっても、採用の際のポイントである。懐に飛び込ませる魅力、いわば会社の方向性を熱く語れない経営者が多い気がする。「良い人材がいない」・・良く耳にするフレーズだ。しかし、これは致命傷になる禁句でもある。その会社の人材育成の偏差値が基準値を下回ることを暗に吐露していることになる。経営者は人材評論家になってはいけないと思う。求める人材像を明確にすれば、違った観点から人材を評価できるはずだ。「なぜ良い人材が採用できないか」→「どうすれば良い人材が採用できるのか」(発想転換)昨日、顧問先の社長に申し上げたこと。「こちらから懐に飛び込む姿勢でやってみましょう!」激しく反論されることを覚悟していたが、予想に反して頷く社長の顔から笑みがこぼれていた^^「人遣い」は会社経営での永遠のテーマである。今、この仕事にとても遣り甲斐を感じている。
2006/04/25
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季節柄、就職や転職相談が激増中。今週は特に1日7件の面談という日もあった。傾向としてやはり女性が多いのが特徴である。転職の理由は様々であるが、現況の環境を変えて、よりキャリアアップしたいという考え方が一般的。しかし、面談を繰り返すたびに感じるのは、各人とも閉塞感に満ち溢れていることだ。賢い彼女達にとり転職は目的ではなく手段である。ただ、漠然と未来に不安を感じているものなのだ。だから、こちらとしてもアドバイスするのが難しい。結局、毎度ながらコーチング技法よろしく「傾聴」に集中する。正直なところ、これは相当な精神的肉体的に負荷がかかること。堰を切ったように小言、愚痴、あきらめ、焦燥のオンパレード(笑)気持ちは痛いほど分かる。でも一歩踏み出していくことも大切。「人間30年やってきて、ふと立ち止まって考え込んだんです」「これからどうしようかな?自分がわからなくなりました」 ↑(こういうことをサラリとおっしゃる方が多い)しばらく聞き役に徹してから、背中をポンと押してあげるのが流儀大抵の場合、面談時点でご自分なりに「解答」をもっているもの。就職相談 ≠ 進路相談 「ぜひ聞いて欲しい」>「ぜひ相談したい」これは経営コンサルタントの仕事と一緒である。経営者相手の仕事なら日常的な行為だろう。優れたコンサルタントは名コーチでもある。「話し方」を説く書籍は多いが、「聞き方」を説く書籍は少ない。メンタリング、コーチング、ティーチングといった技法ではなく、コミュニケーションのベースに踏み込んだ知恵が広まればと思う。そういう意味で先月受講した「交渉術」の研修は大いに役立っている。「交渉道初段」の資格の名に恥じないよう精進していかなくては 。。
2006/04/14
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「タイ」から「マス」へ目標管理での最近マイブームのネタ(笑)。「○○になりたい」「○○したい」という願望。こうした思考回路では夢は叶わないのだという。「○○になります」「○○します」という目標へ変換する。こうしたプラス思考で夢に近づけるという理屈がある。マインドの持ち方で日々の活動、習慣に変化が起きる。語尾を変えるだけの単純な発想転換だといえる。これで何が変わるのか、という反論は当然あるだろう。ふと、ここ数ヶ月の自分の行動を振り返ってみる。確かにアグレッシブになっているから本当に不思議だ。ブレインダンプ、夢リストといったセルフマネジメント。書籍やセミナーなどが、ここ数年大きなブームになっている。細かい方法論はさておき、自身を鼓舞するノウハウとして、モチベーションの維持のために、「言葉は事実を作る」というメッセージに素直に触れてみる。しばらくの間、日常の言動を意識的に変えていってみようと思う。
2006/04/10
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何か物事をやり遂げるためには強い意志が必要。とはいえ、途中で挫折するケースは多いもの。何を隠そうこのブログを継続することすら苦戦中(汗)。今日は某大学の学内講座の仕事で終日講義。前日は21:00まで都内某大学での講義。話すことを生業とする身ではあるが、これらの講義時間だけでも年間350時間。その他に企業研修や講演会を含めれば総時間数は約500時間にもなる。そして関与先でのコンサル指導と転職相談のためのキャリアカウンセリング業務。これらの累積時間は相当な分量だ。好きで選んだ仕事だが、「しゃべる」ことに違和感(←気乗りしない)を覚えることがしばしばある。俗にいうマンネリか?実は原因は分かっているのだ。→ Output>Input現状、圧倒的に情報の仕入れ不足が続いている。脳内がカスカスな状態。目の前の仕事に逃げ込むと必ず迷い込む袋小路なのだ。毎度ながら、わかっていることではあるが・・・。先日、瞬間充電(?)の期待を昂らせ、久しぶりにセミナー研修へ参加。書籍でしか接点のない著名なインストラクターに初のご対面(笑)。前評判を裏切らず、かなり高額なセミナー研修ではあったが、費用対効果は文句なしである。終日の研修(正味6時間)だがとても短く感じる。運営・プログラムとも大満足。やはりノウハウ系のセミナーとは迫力が違う。これは参加者の受講目的にもよるが、パワーポイントを使ったデジタルプレゼン、テーマ、ファシリテェーション技法はピカイチ。そもそも今回は、講師から受講者側へ立場を変えての「気づき」を得るのが目的。いま手許にあるノートは乱雑なメモで溢れている。貴重なノウハウがテンコ盛り(笑)。明日から直ぐに応用できるものがある。最高の収穫だったのは会場内で知り合えた意識の高い方々との交流。名刺交換の相手は会社経営者、幹部の他、一般のサラリーマン、OLと様々だが、全員が自発的にポケットマネーで参加している点に感服。素晴らしい向上心に刺激を受け、その姿勢を見習いたいと思う。やはり接近戦が一番の情報収集のスタイルであることを実感。早速この刺激的なセミナー研修の手法を反映させた内容を試してみる。即効性は抜群。勿論、自分なりにアレンジはしている。久しぶりにMDに録音して帰りの車中で再生。いつもよりも受講生の反応(=笑い)が多いように感じるのは気のせいだろうか?
2006/03/25
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先週の土曜日は、担当している2つの大学講座の受講生を交流させるべく懇親会を実施。担当講師(小生)が共通であるという以外に接点はないが、講義中に良く相互の受講生の話題をアナウンスしていたためか希望者が多く実現する運びに・・・。参加者は土曜日夜間にも係らず11名が参加。開講から約半年が経ち、中だるみの時期であるため気分転換に打ってつけの様子であった。年初より希望者を募り、MLでフォーラムを立ち上げてモチベーションの維持に役立ててもらっていたが、当日の異様な(?)盛り上がりには、こちらとしては正直なところ驚きである。小雨が降る中を元町・中華街方面へ移動。夕刻から深夜にかけて3次会までお付き合いする。みなさん社会保険労務士の受験合格を目指していて、各人の属性も多種多様だが、人事系の職種にある受講生からは教えられることも多い。やはりデジタルよりもアナログが勝ることを痛感する。もっぱら話題は受験勉強に集中したが、やはり合格後の身の振り方について質問が飛び交う。「士業(サムライ)」の本質について、アルコールが入った気軽な雰囲気もあり、目標や夢に関する自説が披露される。こんな時は傍観者として、彼らの会話を肴に杯を重ねるのも一興である。ニタニタとしながら成り行きを見守っていた。(が、やはり来た!私の仕事感についての質問が・・・)こういう質問は照れくさいが、彼らのリクエスト内容の感覚(意図)は承知しているので、かなり真面目で硬派な(?)コメントをしてみる。・士(サムライ)業は心が大切。・士の下に心と書いて「志」と読む。・自信とは、己を信用することなり。・商売は感謝、感じたことを言葉で射る(態度で示す)・・・・。まぁ、こんなニュアンスの戯言が酒席では受けるもの。法律科目の勉強をしている人が多いので、ウンチクをまぶした会話は盛り上がる。話している本人は、かなり気障な発言をしていることは重々承知している。やはり先生の使命とはこうなんだろうと、勝手にそう思っている自分が居る。「志」と「使命感」という言葉はちょっと気恥ずかしいが、たとえ酔っていようが、常に意識しているフレーズ。講師業やコンサルタントという仕事は、好きでなければできない。精神的にも肉体的にも苦労は多く、収入的には割りの良くないものと相場が決まっている。「人が好きだから」・・・受講生には、今の仕事に喜びと誇りを感じる素直な気持ちをお伝えした。
2006/03/20
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久しぶりの日記投稿。三日坊主もあきれた言い訳である。ここ数週間は怒涛の転職相談リレー。今日も2時間で職務経歴書8件を添削するハードワークのためか虚脱感あり。人材業界の現状は、買い手市場→売り手市場への過渡期にある。主導権は採用側から求職者へ。転職者にとっては願ったりである。しかし、最近気になるのは相談者のスタンス。とても強気な方が多い。一般的になった転職サイトの影響もあるのだろう。テクニックに走る傾向が強い。キャリアカウンセラーは基本的に接客業。モチベーションを上げて行動してもらうのが仕事。ただ、あまりにも情報過多で素直にアドバイスを受け入れてもらえることが少なくなった。お決まりのフレーズは「書類審査が通るレジュメを書いて下さい」。(う~ん、それって私に丸投げですか・・(笑)。転職するのは誰ですっけ~(笑))「急がば回れ」急ぐときには、危険な近道より、遠くても安全な本道を通るほうが結局早い。安全で、着実な方法をとれといういましめ。(大辞林)表現が適切でないかもしれないが、昨今の風潮なのか「手っ取り早さ」が求められている。「応募書類の代書」は直ぐにメッキが剥がれるリスクがあること。この仕事をしていて感じることは、就職活動の成否は「国語力」だということ。特にホワイトカラーの採用に際しての評価基準は論理的思考とコミュニケーション力。応募書類(文字情報でのプレゼン)+面接(口頭によるプレゼン)が基本形。その準備である職歴書の作成を放棄するのは本末転倒のような気がする。職歴書の作成は自分と向き合う知的ゲームのようなもの。書式も自由。残念ながら、どんな優秀なカウンセラーでも代筆は無理である。ネタはすべて、ご本人の記憶の中に眠っている。
2006/02/01
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今月は何か新しいことを始めるには良いタイミング。2つの大学で担当する資格受験講座の受講者を対象に5日からメーリングリストを立ち上げた。この企画は意外にも女性陣から要望が強かったことに起因する。学校卒業後、会社以外の人との交流は極端に減ってしまう。そんな事情を聴いたことがきっかけに。資格合格という共通目標は確かにあるが、口には出さずとも違った欲求が少なからずあるものだ。社会保険労務士という資格の性格から、受講者の大半は人事系の仕事で働く方が多い。意外と地味に思われる管理部門でも、毎日の職業生活ではドラマの連続なのだ。ただ、人事関連の情報は表立っては口外できないため、どうしてもストレスを抱えてしまう。100%の情報開示はなくても、縁あって集った仲間との情報交換は有意義だ。講座運営の立場にある講師も勉強になる。情報は発信することで何倍にもなってリターンするもの。私の教室では、「先生」という呼称は禁止というお約束がある(笑)。そう、実務現場での学びは彼らの方が事例が豊富なのだ。だから、講義が終われば自分以外はすべて先生である。こうして仲間を増やせば、知的生産は加速的に拡大していく。関わる仲間は財産である。良い意味で数は論理。事例の研究はこうしてデータベース化されていく。受講生のみなさんに対して、少しでもお役に立てればと考えている。
2006/01/08
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6日の日記で書いた「成長企業の最大の悩み」で、レイバー1006さんよりコメントをいただいた。>人材定着化といった面においては、新興企業の場合も、やはり、社員が安心して働ける労務環境を時間をかけて整備していくことに尽きるのではと考えます。まさしくご指摘のとおりだ。これをどう実現するか。経営者の覚悟、本気度が物をいう。関与先ではケースバイケースでアドバイスしていくが簡単ではない。人材定着という意外にフォーカスされない経営課題は奥が深い。・・・そんなことを考えていて、ある社労士の先生のHPのことを思い出す。株式会社北見式賃金研究所◆“従業員の結婚問題”は会社の発展を左右する要素◆チョンガーの多い会社は業績が上がらない?◆定着率の低さが経営のガン◆定着率を良くすれば業績は上がる◆「従業員が結婚できる会社」は、業績も上がる内容はメルマガのコンテンツ。こうした発想は経営者の視点ではなかなか出てこないもの。とても泥臭い部分でもあり、真実を代弁しているのではないか?とても分かりやすいスローガン。北見先生の真骨頂。しかし、あえて付け加えるならば、企業は従来型の組織構造をなかなか脱却できていない。多くの場合、いまだ視点が「男社会」なのである。少なからず堪え性に乏しい男性社員がいる反面、女性社員が戦力となっている企業も少なくない。私の関与先に特有の傾向なのか?性差を超えた価値観、職業観を見直すことも加味しながら、コンサルテーションすることもある。数年後に上場を目指すような発展途上の企業では、経営理念の構築は必須要件である。併せて社会的責任を意識するタイミングでもあり、公開を果たせば今まで以上に広範囲の利害関係者との綱引きも始まる。関与先の会社で、今年は経営理念についての勉強会をスタートさせることに。規模の大小を問わず、広くお手本を集めることから始めてみる。我が信条J&Jのこの理念は勉強会でいつも引用するもの。経営理念をじっくり練り上げる題材としては十分だろう。あとはこちらもプロ意識で立ち向かうしかない。
2006/01/07
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今日は午前中から外出。新規プロジェクトをスタートさせるクライアント2社を訪問。新年ということもあり、どちらの会社の社長も口調は滑らか。業界は違うが2社とも急成長中の会社。景気がどうあれ、やはり勢いのある会社は存在するのだ。2人の社長は日経新聞を読まない(読む時間が惜しい)のが共通すること。確かに、ベンチャー企業は上場企業の動向に関しては無関心だろう。興味深かったのは「人材定着」の話題。良い人材は欲しいが出入りが激しく戦力となる人材が育たないという。さもありなん。人材確保は経営戦略に連動する経営課題。「企業は人なり」というが、人間は機械化できない代物であり感情がある。社長業での悩みは80%は人材に関すること。会社が大きくなれば必ず直面する課題。こうした成長途上にある企業では、資金繰り面での課題は卒業である。たかが人材されど人材。ある意味、永遠のテーマだろう。しばらく商談後、某団体の新年会へ合流。財界の著名人や代議士先生もチラホラと。主催団体の事務局スタッフのエスコートでキーマン数名と名刺交換。普段、経済雑誌でしかお目にかかれないビッグネームも!その後、お付き合いの長い社長さん数名とカラオケ。ビジネスを忘れ、みなさん気分爽快の熱唱。「たまにこうした機会を設けましょう」とのリクエスト。カラオケ幹事の役目が回ってきそうだ。
2006/01/06
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今日は年始の挨拶を兼ねクライアント数社を訪問。年末年始の休暇も終わり、ビジネス現場は活況を呈している。こちらも正月気分が吹っ飛ぶ刺激を受ける。やはり出歩くことが大切。クライアントから、興味深い情報を盛りだくさん提供していただく。感謝!某人材会社の社長とのランチミーティング。特にIPO(株式公開)に関する市場情報は意外な側面が・・・。株式市場は活況だがミニバブル状態。早晩、揺り戻しは必至か?東証等の一連のシステム障害は公開準備会社を直撃。しばらく足踏み(おあずけ)状態で、採用のインセンティブにも響くだろう。やはり人材ビジネスは景況に直結するビジネス。マクロ情報が現場の実態に反映されるところが醍醐味であり、その動向が手に取るように分かるのが興味深いところ。今年は就職・転職での傾向が大きく変化しそうな予感だ。ただ買い手(採用側)市場であることに違いはない。良い人材は動かないのが定説なのだ。人材業界では「転職オタク」という言葉も存在する(笑)法務(IR)、財務(公開準備)の人材に不足感あり。マーケットの受給が逼迫しているのはここ数年の傾向。不動産(金融商品)分野は勢いがとまらない。正月休みに読んだ、最新の金融業界事情の関連書籍から仕入れた知識が活きてくる。やはり世の中、自分が知らないこと(業界情報)が圧倒的に多い。これからも貪欲に知識を吸収していく意識を持ちたい。ビジネスは情報戦!
2006/01/05
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故郷からのUターンラッシュがピークを迎えるこの時期。懐かしい顔に会えた人も多いだろう。仕事やプライベートでのトークネタの定番は、「○○県のご出身なんですね・・・」就職面接でも面接官と交わされる代表的なフレーズ。相手も人の子である。自分と、あるいは家族と同郷のケースは会話が弾み、結果オーライの場合も多い。タイミング良く、テレビの特番で「出身県で性格診断したり、県民性を探る」クイズバラエティー番組がある。TBSで5日に放送。面接とは「人柄」のチェックが最大の目的。情報の引き出しが一杯あると有利だ。勿論、様々なビジネスシーンでも一緒だろう。商談中「ビジネス2:雑談8」がちょうど良い塩梅だ。もし田舎がないとお嘆きの東京出身の方でも、こんな番組でネタを仕入れておけば就職面接での応対について及第点になること請け合いである。「人事担当者は地方出身者が多い」と言われている。(←正確な統計があるわけではないが・・・)こんな些細なことも情報収集しておいて損はないだろう。最近はマニュアル至上主義で、求職者の個性が見えずに辟易している人事担当者が増えている。だからこそ、同郷意識が醸成されるのか?観光地、名産、著名人etc.共通の話題は事欠かないはず。本社が地方の会社であれば効果は抜群である!就活中の方は、「出身地ネタ」を仕込んでみては・・・。ぜひ一度お試しあれ!
2006/01/04
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キャリアカウンセラーの業務に絞った自己啓発の第三弾(打ち止め)「人はなぜ生まれいかに生きるのか」 江原 啓之(著)スピリチュアル・カウンセラーとして著名だが、自分にとり「あの世界」はまったく未知の分野。ただ分野が違うもののカウンセラーであり同年齢であることが興味の源泉。相談者との会話のキャッチボールは秀逸。そのあたりが邪(よこしま)な研究対象の理由。最近の職業相談は女性が急増していることもある。前向きに勇気、力を与えてあげるためには、どういった話法と題材を提供すべきなのか?それはそれで大変参考になる。ベンチマーク素材として最高の教材。こうして地道な努力を続けていくことも大切。相談者がこんな裏話を知ったらどう思うだろうか?しかし、これがキャリアカウンセラーの現実なのだ。「資格保有者」と「現場での実践者」とでは、実際に舞台に立っているかどうかで雲泥の差がある。年間数百名との面談履歴からの気づき。教科書では解けない目の前の現実がある。【傾聴+言葉の力=相談者の満足度】今年も実践を通じてのレベルアップが必要。自分を高めていかなければ!
2006/01/03
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B’z(ボーカル・稲葉浩志、ギター松本孝弘の二人組みのバンド)に学ぶ(ふり)世代、性別を超えて支持されている理由が知りたいため、関連書籍を読み漁ったり、DVDで音楽のシャワーを浴びたりしてきた。友人からは嘲笑されているが・・・(笑)。起業家にもファンが多いJ-POPのビッグネーム。ひと昔前に、矢沢永吉が井上陽水「氷の世界」が、なぜ、ミリオンセラーになったか知りたくて研究したらしいが・・・(古い!)、そんな心境に近いのか?日々の生活でモチベーションを上げるための小道具?音楽的なことは皆目ダメだが最近の大学生や若者との共通言語を手に入れたことは確か(笑)。コンサート会場での観客との真剣勝負のニュアンスはほんの少しだけ分かるような気がする。彼らとのレベルは格段に違うが大衆の面前で己を晒す感覚は講演や研修講義も一緒だと思う。100人の聴講者がいれば200の眼(まなこ)に射られる独特な快感がある。(←内容がお粗末で居眠りする人が多ければ話は別だが・・・)個人的には、渡辺美里の「スタジアム伝説 forever 1986-2005 BORN FINAL」に興味がある。世代が近いためかノスタルジーを感じる作品。元気をもらうために、好きな音楽が身近にあることは意外に良いものだと思う。
2006/01/02
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謹賀新年 本年もよろしくお願い申し上げます2006年のスタート。また慌しい1年が始まろうとしている。年初は恒例により興味ある分野に関する読書。殆どが再読のものではあるが・・・。ベストプラクティス(最も効果的、効率的な実践の方法。または最優良の事例)に学ぶ。ちょっと気障ですが・・・。●P・F・ドラッカー プロフェッショナルの条件昨年の巨匠の訃報は全世界を駆け巡った。学生時代からの愛読書だが如何せん難しい文体。味読しながらメモをとる。自己(時間)管理の書籍としては最高ランクだと思う。父親とシュンペーターを訪問した際の回想シーンは特に印象的な記述。3つの学びは奥が深い。「人は、何によって人に知られたいかを自問しなければならない」「その問いに対する答えは、歳をとるにつれて変わっていかなければならない」「本当に知られるに値することは、人を素晴らしい人に変えることである」キャリアカウンセラーの仕事を始めたきっかけになったフレーズ。成長と自己変革を続けるためのヒント満載。あとは自身でどう消化するかが毎年の宿題となっている。
2006/01/01
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2005年もあと僅かの時間。同じ1日でも大晦日の1日は感慨深いものがある。今年は時間の大切さを認識せざるを得ない刺激を多く受けた1年だった。やはりリアル系の接近戦の数々はインパクトが強烈。業務の性格上、人前で話す機会が多いのだが立場逆転で聴講側に身を置くと普段気づかないものが見えてくるから不思議だ。今年後半は有料セミナーに6本参加。費用対効果うんぬんは価値観によるが、すべて「あたり」の内容で満足度は高い。コンテンツの出来栄えにバラツキはあるもののモチベーションアップになったことは確実。何よりも仲間意識が醸成された点が最大の収穫だと思う。ビジネス系のセミナーでは、各ノウハウの質やサプライズの演出に耳目が集まるが、それはサイドメニューの類。要はそれをどう消化して血肉にするかが本題なのだ。一番の気づきは「時間観念」ということ。スピーカーに共通するのは「24時間」という人類共通に与えられた最大資源の活用方法を説いていたこと。誰もが頭では理解していてなかなか実行できない思いを抱いていることに妙に安堵する。セミナー以外にも気づきの多かった1年。一番印象に残っているのはこのフレーズ。 「だらだらとムダに過ごしている今日は、昨日死んだ人が痛切に生きたかった明日である」 「人生は数式で考えるとうまくいく」 大村あつし氏(著)より引用 パソコンの前に張り出してみたり、手帳に書き付けて噛みしめている言葉。今年最後の日だからという訳ではないが、結局はシンプルに「今日だけ頑張る」365日を繰り返すことが大切だと再認識。倦(う)まず弛(たゆ)まず来年も前に進んでいきたいと思う。 「明日から、来年からではなく、今から始めることが肝心」 このフレーズも良く耳にした金言(←怠け者、三日坊主の自分に突き刺さる言葉)まだ7時間もあるので(笑)、時間の流れを意識して区切らずに2006年へと踏み出していこうと思う。拙速>巧遅。 来年は「手抜きと妥協の違いを認識」することが自分に課された重要テーマ。グレードを上げていくことに注力していかなくては。
2005/12/31
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世間はすっかり正月準備モードの様子だが、朝からメールや携帯電話へ取引先や士業仲間から元気な業務連絡が続いている。みんな365日年中無休なのだ。こちらも負けてはいられない。良きライバルでもあり、時には良き相談相手である彼らとの出会いに感謝したい。おそらく今年最後の業務オファーである、セミナー講師の依頼が携帯メールに着信。秋に一度お受けした大手資格予備校の実務家セミナーの再度のリクエスト。今回は施設長直々の依頼という大変ありがたいお話。仲介役の担当営業マンは熱血タイプ。会社はすでに仕事納めのはずだが・・・。連絡漏れでわざわざメールしてくれたようだ。しかも帰省途中の新幹線の社内デッキからとは・・・(涙)。早速、お礼の返信メール後に講演レジュメの草案作業。人材ビジネスの実情をこってりと話すのも良いかもしれない(笑)。社会保険事務の講演では集客が芳しくないらしいが、いまや受講者の情報レベルも相当高い。本を読めば入手できる内容では顧客満足は得られないのだろう。お陰さまで前回はある程度の評価を得られたので、次回は若干切り口を変えた構成を検討中。社会保険労務士と人材ビジネスとの接点は意外な盲点。これは現場で場数を踏まないと伝えられないことばかり。開業本や開業セミナーでは触れられない、実務現場のエピソードを盛り込んだ内容にするつもりだ。「キャリアカウンセラーの業務」=「社会保険労務士の業務」の相関は十分にある。何だかんだとやることは途切れない。この勢いを止めずに来年もスタートダッシュの幕開けとしたい。
2005/12/30
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毎年この時期は来期の事業計画について検討するタイミング。今年は手帳ブームということで、著名人の方のオリジナル手帳が大手書店や文具店で豊富なラインナップで陳列されている。幾つかを手に取り内容を確認。う~ん、精緻な構成に感服するも、やはり他人のノウハウは腹に落ちない。いろいろと思案したが、来年も「社会保険労務士手帳」でいくことに(笑)。明治大学の斉藤孝教授も大学の手帳と三色ボールペンで時間管理を徹底している。型から入るのも一考だが、目的と手段を履き違わないようにしなければ。今も宝の持ち腐れのシステム手帳が本棚や袖机に眠っている(笑)。今年は大学の講義を複数担当しているので、各々の講座受講生の情報共有化について工夫してみたい。良きライバルだが担当講師は一緒なのだから・・・・。早速、何人か幹事役の受講生にメールしたところ賛意を得る。自身のHPから派生するメーリングリストの立ち上げを買って出てくれる。いつも彼らには感謝しかない!その他、具体的な目標や実行計画はこれから煮詰めることに。来年は色々と仕掛けてみたいことが目白押し。キャリアカウンセラーとしての仕事の幅も広げる必要がありそうだ。この資格もここ数年が勝負どころだが、実践を通じてコンテンツの充実も今まで以上に努力していかなかれば・・・。
2005/12/29
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夏以降、歯の治療を継続中。ある歯科医院でトラブルが発生してダメージが!自分の歯かブリッジかの瀬戸際だったが、いま通院しているドクターのお陰で自分の歯を維持できることに。(以前の歯科医院は初歩的なミスを犯すが忘れよう・・・)毎日のブラッシングと歯間ブラシのケア。とても根気のいることだが、2週間に1回通院するこのドクターの励ましで地道に実行中。年齢は自分と1歳違いで気さくな性格。治療指導の話術がとても巧み。最近わかったことだが、このドクターはコーチングの素養がある一風変わった方。学会への参加や専門書から得る最新情報も豊富。知識で終わらせずに患者さんの治療にどう応用していくか悩みを抱えていたが、ロータリークラブで出合ったコーチング技法がきっかけに勉強を始めることに。こちらの仕事内容もご存知なので、毎回、コミュニケーションについての話題に花が咲く。歯医者さんは過当競争時代に突入しているので、患者さんのフォローも創意工夫が必要らしい。職種は違っても、やはり自営業は日々の精進が必要ということだろう。
2005/12/28
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年の瀬ではあるが、来年の業務日程を電話やメール、訪問で頻繁に調整中。年初のスタートはどうやら採用代行(面接官)の仕事になりそうだ。クライアントに感謝しかない!「キャリアカウンセラーってどんな仕事ですか?」異業種交流会やセミナー会場で名刺交換する際に必ず聞かれる。やはり認知度はあまりない(笑)。ただ社会保険労務士としての信用はアドバンテージではある。職安法や派遣法など労働社会保険諸法令の知識は必須だが、やはりこの世界は実績がすべてだ。今回はIPO(株式公開)準備中のベンチャー企業での面接官。ベンチャー企業はクリスマスも正月もあってないようなもの。長時間労働が当然の熱い(?)仲間が参集している。こちらも触発され元気をもらえるのがいい。今回はもうひとりの社労士の先生と社長の3名で対応。全員がキャリアカウンセラー資格保有者というのも何かの縁か?金融機関出身者を中心に募集するので、面接準備には業界の最新事情の予備知識も必要。年末年始は関連書籍を読み込み情報収集。いろいろな業界に詳しくなる楽しみもある。良い人財との出会いがあることを期待したい。
2005/12/27
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クリスマス3連休の最終日。朝から来期の目標、実行計画を練る作業。毎年、この時期にある程度の方向性を決めてしまう。組み立てるベースの情報はメモ帳に幾らでもストックがある。昨今の手帳ブームに触発されたか(笑)目標設定と実行計画ではアスリートのインタビュー記事や自伝にヒントが多い。お気に入りはメジャーリーガーのイチロー。理由は「努力の人」だから。<基本的なことではありますが、高いところに行くには、下から積上げていかなくてはなりません。常に近い目標を持ち、その次の目標を持っておく。そうしてこそ遠い目標もいずれ見えてきます。実はそれが近道でもあるのです。>< (中略) 近くの目標を定めてこそ、ギャップは少ないし、仮に届かなければ、別のやり方でやろうということにもつながります。遠くばかり見ていたら、いつまでも遠くにいけないということです。> 日経ビジネス:新年合併号(2005.1226-2006.1.2)常に自己目標に向かい研鑽する、彼の姿(意識と行動)には脱帽。どうしてこれだけ強く生きていけるのだろう。有言実行を画に描いたような人物。本当に触発される。年間、月間、週間、デイリーの各プラン。今年はどうにか軌道修正しながらも実行してきた。来年はさらに、ミッション(使命)、ビジョン(方向性)、ヴァリュー(行動規範、価値観)の3テーマで軸足を決める必要がありそうだ。これは私のメンター(心の師)からの宿題。年内にどうにか固めたい。
2005/12/25
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前回の日記更新から3週間以上の空白。久しぶりに楽天広場のページを開いている。振り返ればこの期間、あれこれとやる事が多かった。とはいえ、結局は時間管理の拙さが原因(反省)。日記更新ができなかった反動なのか、空白の日々の投稿もボチボチ始めたい。それにしてもあらゆる分野の方々との出会いがありました。たくさんの気づきを得られたことに心より感謝いたします。
2005/12/24
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午後から4名のキャンディデートと就職相談。年末のせわしい雰囲気のためか、相談者のテンションも高く相談内容も濃い印象を受ける。世間ではクリスマスシーズの喧騒だが、求職中の彼らにとっては複雑な心境だろう。今日は相談者のある女性と1時間半にも及ぶ面談。キャリアカウンセラーとしては、時間配分がかなりお粗末な部類に入る。臨機応変な対応ができない、実力のない証拠と評価されても仕方ない状態。詳しくは書けないが、就職相談とういうよりは人生相談(笑)。まぁ、それはそれでお役目ではある。だが、門外漢が調子に乗ることは控えなければならない。あくまでもキャリアプランの助言者。彼女には以下のレポートと書籍を紹介。日常生活におけるコミュニケーション能力が課題だ。*人生のどんな問題も解決する知恵 『鏡の法則』 (文中にリンクあり)このレポートはブログランキングの上位表示で知られるEQコーチング野口さんのブログで公開しているもの。初めて読んだとき心中に迫るものがあった。野口さんのブログは以前より注目している。この年末年始に、大切な人と一緒に読んでみて欲しいレポート。秀逸!*こころのエンジンに火をつける 魔法の質問質問力プロデューサーのマツダミヒロさんが上梓。いきなりアマゾン1位のデビュー。ブログもメルマガとの連動で参加型のコミュニティを形成。ビジネスモデルとしても斬新。「期待値を下げること」の項目は、キャンディデートとの面談でベストマッチなテーマ。上記のレポートと書籍を読めば、彼女との相談内容は察していただけるだろう。本日の最後の面談で疲労困憊状態だが、笑顔で帰っていった彼女の後姿に救われる。(面談中は涙も・・・)「笑顔」で顔晴れ! 就職支援ではこのフレーズが決めゼリフとなっている(笑)。
2005/12/21
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今日は朝から就職支援の講義。講義と並行して個別面談もこなす役割を担っている。終日の講義とその後の個別面談で、求職者との接触は非常に濃密である。帰りの電車では放心状態に近い。いったい、どれだけしゃべり続けているのだろうか?講義は就職活動の心構えについて。人材ビジネスの最新事情を紹介しながら進めるので、毎回、受講者のみなさんには良い刺激になるようだ。講義の合間をぬって個別相談。ある女性から要望のあった営業の仕事について情報提供。やはり営業職のイメージは固定化されている。飛び込み営業、根性営業、足マメ、筆マメ etc・・・・。既成概念を打破しなければ。自分の営業経験だけではなく、様々な事例を交えて相談者のモチベーションを高めていく。以前、お世話した女性の事例に興味がある様子。その女性は未経験分野だが正社員として 転職を果たしている。守秘義務があるために特定できる情報はオープンにしなかったが、 かなり参考になったようだ。営業職に特化した人材会社もあるので、友人のコーディネータを紹介。その会社は営業コンサルタントで著名な和田裕美さんが顧問になっている。近々、和田さんを講師にセミナーが主催されるようなので、セミナー情報と著書を紹介。履歴書や職務経歴書の書き方も大切だが、まずは業界や職種の研究が必要になる。インターネットではオープンにならない「ここだけ情報」は足で稼ぐしかない。セミナー受講後の感想はどうだろうか。彼女の報告を待ちたい。
2005/12/07
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今日は社労士として大活躍中の内海さんのセミナーに参加。実はこのセミナーは開業準備中の方が対象の内容だったが・・・。内海さんから「内容は物足りないかもしれないよ」という電話をもらっていたが、しばらく最新事情に疎くなっていたので、勉強も兼ねて参加することに。内海さんとの出会いは、カリスマ税理士の見田村さんのセミナーを受講して以来のご縁。見田村さんの会社の取締役なんです。(←とても偉い人ですが、とても気さくなナイスガイです!)参加された方のレベルは非常に高い!(←開業5年目の私の感想です)男女の比率は8:2ぐらいだが、スペシャルゲストを含め多士済々な面々。私にとってのサプライズは受付担当者の女性。まさか会場でお会いできるとは・・・。3時間の内容の充実したセミナー終了後、懇親会会場である近くの居酒屋へ移動。同業者(社労士)との交流は久しぶりだったが、やはり接近戦は情報収集の極み。いろいろなオフレコ情報が飛び交う。今回の気づきは、勢いのある人達はブログやWebでつながっているということ。ブログとメルマガの威力は本当に凄い!細々と日記を更新している私には別世界に映ったが、そもそも今回のセミナーもメルマガやブログが情報源。大いに刺激を受けて聴きまくりの、じゃべりまくり状態。(←自分でも驚き)終電ギリギリのご帰還でした。内海さん!ぜひ○○社労士として社労士業界をリードしてくださいね(笑)
2005/12/04
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今日は御茶ノ水の大学で担当している資格取得講座の授業。週二回の講義だが、日々の生活に程よい緊張感を与えるペースメーカーとなっている。講義前の休憩室で20歳代の男性受講生からの相談。折角の機会だから、受講生同士の懇親会を企画したいとのこと。良いんじゃないですか~!ただ講義終了が21時。スタートは21:30頃になってしまうが・・・。とりあえず講義終了の際に有志の参加を呼びかけることに。彼は40名の受講生を前に「この指とまれ」のアナウンス。びっくりしたのは、その場で10数名の方から参加の意思表示があったこと。しかも、ほとんどが女性でした。最近感じるのは、ちょっと男性に元気がないような気がすること。フットワークが良いのは、大抵は女性ですね。就職相談者の属性も20歳代~30歳代の女性が多い。ただ今回は、言いだしっぺの男性がイケメンだったから?ハイ、この男性はもちろん私のことではありません(笑)きっかけを作る、情報収集をする、出会いを演出する。自分から行動する人(言いだしっぺ)は情報発信型のタイプ。どうせムリ、恥ずかしい、幹事が面倒くさい、なんてことは考えないですね。この彼氏、若いですが人脈は広い。クラスの女性達からは「お世話係」と親しまれています。座学の講義では講師から受講者への一方通行の情報伝達になりがち。当日、どんな話題で盛り上がるか、今からとても楽しみにしています。
2005/12/02
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毎日の売上に悩む中小企業の社長さん!お金のかからない抜群の販促方策をご存知ですか?そんな抜群の効果を発揮する方法は「○○○○◎◎?」あ~またか!?・最新の経営支援ソフトの導入?・人気の営業セミナーへの参加?・大手コンサル会社の経営指導?・・・・どれも違いますよ。準備するものは・・・1)紙とペン2)姿見か卓上ミラー3)ちょっとした洒落っ気1)「常に笑顔で行動」と書き出しましょう。 勉強熱心な社長さん。目標は紙に書くと動機付けになることはご存知ですね。2)「口角をキュッと上げる」だけで、「笑う顔」の一丁あがり(笑)。 社内で社外で人間関係がとても潤滑に行くようになりますよ。3)「握手を恥ずかしがらない」で実行してみてください。 私たち日本人が苦手なコミュニケーション方法。意外性を発揮します。 相手の緊張をほぐして親近感を演出する絶好のパフォーマンス。良い意味で目立ちます。先日(かなり前ですが)、日記に書いたビジネスマナーでのファシリテーション。早速、研修に取り入れてみました。他にもワークショップを設営したり、参加型の研修を試行。おかげさまで研修は一定の評価を得ることができました。つい忘れがちな「ニコニコ笑顔」職場で、家庭で、学校で・・・。コミュニケーション力は大切ですね。
2005/11/29
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冬空の下で展開された人間ドラマ。TVの前でどれ程の人が感動したであろうか。東京国際女子マラソンで後半5kmを独走して2年ぶりに復活Vを遂げたQちゃん。おめでとう!スパートをかけたのは白山通りの神保町界隈。画面にはいつもと違う風景が映し出されていた。頻繁に営業で歩き回っている見慣れた街並みが、妙に歪んで見える。総武線の飯田橋駅から市ヶ谷方面への上り坂は2年前の悪夢が去来して、何度も後ろを振り返る彼女の姿があった。私は画面の向こうで疾走するQちゃんに、「良かったね」「頑張ったね」「止まっていた時計がまた動き出したね」と、なぜか涙が止まらない。国立競技場のゴール後の彼女のインタビューに再び泣かされる。夢を持ち、目標に向かって努力する大切さ。自然体のコメントが素晴らしい。本気、正直、感謝。「本気」・・・ 小出監督の下から去り、チームQの立ち上げで退路を断つ。「正直」・・・ レース前の異例の記者会見。右足に3カ所の筋膜炎を抱えながらの出場決意。 一切の雑音を遮断するようにして、自分、チームメンバー、ファンへのメッセージ。 走りたい気持ちを前面に出していた。「感謝」・・・ 師と仰ぐ小出監督、チームQのメンバー、そしてファンへの感謝の念。暗黒の闇にいた スーパースターのすべてを受け入れてくれた仲間への温かい気持ち。 そして、彼女は期待通りの結果を出してくれた。「笑顔」・・・苦しい2年間、決して彼女は忘れなかった。無理にでも笑う。仲間が信じている。本当の「Qちゃんスマイル」完全復活!!あなたが大切にしている「本気」「正直」「感謝」+「笑顔」に触発され、“先手必勝” を心に刻みつつ、私も目標に向かって頑張ります。
2005/11/21
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毎朝、日の出の前に起床する生活をしていると朝陽が心地よいですね。昨日は母校で開講されているメンタリング講座の最終講義日でした。講義の後は御茶ノ水駅前の洋風居酒屋へ繰り出すことに・・・。今回の講座参加者は全員素敵な大人の女性(経営者が多い)ばかり。やはり解禁日ということで、「例のもの」で乾杯と相成りました(笑)良く飲み、食べ、笑い、おしゃべりを楽しむ。とても充実した時間でした。あまりにも楽しく会話が弾んでいたので、みなさん終電ギリギリでしたが、無事に帰宅されたのでしょうか。ちょっと心配・・・。メンタリングはまだ一般的に知られていませんが、経営者やインストラクターは必須の素養と考えていらっしゃるようです。実際、受講者は社長、幹部、税理士法人代表、研修講師などなど、「人づくり」の現場でノウハウを活かそうとされています。メンタリングはコンサルティング、ティーチング、カウンセリング、コーチングを包含するスキルですが、CSやESの向上に効果を発揮します。勿論、ビジネスに限らず、学校教育の現場、NPO、子育てなどにも応用できるスキル。キャリアカウンセラーの仕事にも大変役に立っています。メンタリングに興味がある方はこの本を一読してみてはどうでしょう?メンタリングの奇跡 ~最速で人が変わる、組織が変わる!~著者:マーゴ・マリー/宮川雅明 PHP研究所マーゴ・マリーは「メンタリングの母」といわれています。新宿の母ではありません(爆)第一人者の著作に触れてみて、行間から情愛が滲み出ていることがわかります。本当は原書で読みたいのですが・・・・(英語弱いもんで)話しは変わりますが、昨日はもうひとつ乾杯したい出来事がありました。キャンディデート3名から就職内定のお知らせがありました。お~凄い!私が凄いわけではありません。みなさんの努力の成果ですね。全員が年収UPで雇用契約を結んだとのこと。良いお正月迎えてください。(←まだ11月です)
2005/11/18
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人前に出る仕事ではいつもクライアントからの評価が気になります。事業をされている方の客層は、人それぞれだと思いますが、私の場合は多岐に亘ります。個人、民間法人、役所、NPO法人などなど。対象はどうあれ、顧客の視点が違えば対応も変わります。顧問先のお客様 ・・・ 経営者、役員、社員。ビジネスパートナー ・・・ 隣接士業、経営者、大学教授。資格講座のお客様 ・・・ 受講生、主催する教育機関と大学の担当者。就職支援のお客様 ・・・ 個人の方、公的機関・人材紹介会社の担当者。こうして書き出してみると、いやはや多様な顔ぶれです。客層は絞り込んだ方が得策だと言われますが、どうなんでしょうか?社労士、キャリアカウンセラー、人材コンサルタント、その他。資格にしがみついて仕事をしているつもりは毛頭ありませんが、やはりお客様からは「何でも屋さん」に映るのでしょうか。新規の仕事を受注する上で肩書きが邪魔になることがあります。お客様の視点はこんな感じでしょうか。社会保険労務士・・・・ 手続き、代書屋さん?カウンセラー・・・・・ 就職の道先案内人?人事コンサルタント・・ 人事・賃金制度の設計?どれも間違いではありませんが、私の仕事はそれだけではないのですが(笑)固定化されたイメージは崩れにくい。いったい私は何者か?先日、ある知人から痛烈なアドバイス?がありました。「あなたはキヨウビンボウに見られるタイプだね」グサリ! はい、私は貧乏です(爆)最近、セルフブランディングなるフレーズに興味津々です。件の知人に会うたび、「あなたらしい肩書き(称号)を考えてみたら?」と助言されます。う~ん。そろそろ真面目に対策を練る必要がありそうです。
2005/11/16
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いや~久しぶりに疲れた。昨晩はさすがに夕食も抜いて泥のように寝た。昨日は就職相談で6名と面談。25歳~60歳と幅広い年齢層のキャンディデートだった。全員とても表情が硬い!睨めつける視線をしてくる。(こりゃ~かなり重症だわ)就職支援には季節的なバイオリズムがある。春夏は解放的な雰囲気に包まれ表情も柔和。一方、この時期は日没時間も早まり気温も低く気持ちも表情も硬直している。出るは出るは恨み節のオンパレード。お気持ちは分かりますが・・・・・。(毎日疲れるでしょうね~。体調が優れなそうですね~。毎日楽しくないでしょうね~)こんな場合、いきなり就職活動の話しはご法度。じっくりカウンセリングに取り掛かる。カウンセリングは当事者と同じ目線で会話を進めるので気持ちがドロップする。この仕事でいちばん疲労困憊する場面ではある。自身の気を確かにしながら...。面談の内容をカウンセリングからコンサルティングへ引き上げるための手法を駆使する。こんなとき初等・中等教育での教育技法を応用してみたりする。友人のキャリアカウンセラー仲間でも、この手法を活用する人は意外に多い。私が引用するのはイソップ物語にある「北風と太陽」の寓話。不思議とキャンディデートの気持ちが和んでくる。そう、笑みがこぼれる。「笑ってくださいね。○○さん。運が逃げていきますよ(笑)」「運を訓読みするとハコブになります。運は自分で運んでこれますから・・・」「過去と他人は変えられない。でも未来と自分は変えられる。どう思われますか?」40分程度、独特の雰囲気のなかで展開されるカウンセリング。だが、これこそ自分のレベルアップのためのトレーニングタイム。この「かなだわし」で心をこすられるような緊張感の連続が成長を促す。今朝は嘔吐した(食事前の方はご勘弁ください)いまはすっかり回復済。面談していただいた皆さん、明るく朗らかに前向きに顔晴りましょうね。
2005/11/15
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先週後半から、バタバタした生活が続いています。日記の更新が追いつきません。●11月11日(金)今日は社会保険労務士試験の合格発表日。今年は受験者数も合格者数も激減でしたので合格率も8%台。しかし、朝から「合格したよメール」が数件届きました。合格された皆さん!努力が報われて良かったですね~。夜は明○大学で講義。合格発表日に講座がスタートするのも何かの縁でしょうね。来年の合格を目指して頑張りましょう。私も最大限にお手伝いしますからね!●11月12日(土)朝から神○川大学で講義。自宅から片道1時間半の距離がありますので、早起きが必要。でも5時起きの習慣が定着してますから(笑)お昼を挟んで3時半まで講義。毎回ですが、声がガラガラ状態です。のど飴は必需品。その後、受講生3名と学食へ移動して個別講義。みなさん非常に熱心です。ふらふらの頭をコーヒーでリフレッシュしながら、受験対策のイロハを伝授しました。資格講座に限らず、講師と受講生との関係は意外に希薄なものです。私は講演会や研修に参加する側の場合、積極的に自分から名刺交換をしますが、実行する方は本当に少ないですね。勿体ない!!お金と時間を投資しているんだから、講師は徹底的に使い倒さなきゃ損ですよ(笑)◆私の好きな言葉「吾以外皆我師」故・吉川英治氏の有名な座右の銘。その相手が、「年齢が若いから・・・」「女性だから・・・・・」「異業種の人だから・・」「面倒くさいから・・・」「○○○○だから・・・」最近、講演、研修、講座等で、冒頭に受講者へ投げかけるメッセージがあります。あなたはどちらのタイプですか?(↓板書します)A)できない言い訳を探す=忙しい、どうせ役に立たない、そのうちにね!B)どうすれば出来るか、その方法を探す、聞く、調べてみる。即実行する。今年、初受験で合格した方の行動特性は・・・・・。自分で調べるのも良いですが、耳学問は有効ですね。悶々と悩むなら、不安なら、その分野の専門家に訊いてみる。昔の私は遠慮していた。成長の機会を逃していた。時間を浪費していましたね。いまは図々しい(笑) でも誰もやらないことが意外にメリットだったりしますよね。「聞くは一時(いっとき)の恥聞かぬは末代(まつだい)の恥」一旦、習慣にしてしまうと未知の世界が拓けるかも・・・。今日は午後からキャリアカウンセリング。キャンディデート6名との真剣勝負です。出身業界は私の無知な分野も多いですから、まさしく日記テーマの実行です。そうすれば知識が増え、勉強になる。しかも、お金まで頂戴して(笑)次回からは、業界知識と見識のあるキャリアカウンセラーに変身できる?教えてもらえば良いんですよね。「共育の精神」メンタリングの肝です。年末にかけて、再び人材ビジネスに動きが出てきましたね。転職、再就職を検討されている方は、求人情報をチェックしておくと良いですよ!ボーナスをもらってから退職するのがやはり人情ですよね。
2005/11/14
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すっかり毎朝5時起きの習慣が定着したことを励みに、時間の有効活用を意識しながら日々の業務に忙殺されていました。ところが来てしまいました・・・。何が???腰に来てしまいました(笑)坐骨神経症の症状です。気温の寒暖が激しい時期はとくに注意していたのですが、こうした疾患がある方は油断大敵ですよ。パソコンの前に長時間の座りっぱなしは厳禁です。接骨院の先生からのアドバイスは、「安静にしていてください。寝ているのが一番ですよ」ということでした。そうはいっても・・・。温湿布でどうにか復活しました。やはり何事もホドホドが良いですね。 ~過ぎたるは及ばざる如し~今日は陽気も良く体調も快適。腰痛に適度の運動が効くらしいので、これから気分転換に散歩に出かけます。明日からは、また怒涛のスケジュールが控えています。体調管理を万全に頑張ります。
2005/11/09
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一流の仕事をするため(できるようになるため)の方法があると聞いたことがあります。それは・・・・・。一流の空間で、一流のサービスを受けてみること。換言すれば感性を磨くということだそうです。旅行会社に勤務していた頃、高級ホテルがVIPを接遇する場面に遭遇しました。ウエルカムドリンクに一本○○万円もするシャンパンを準備しておもてなし。シャンパンに添えるフルーツは「イチゴ」であることを、その時に初めて知りました。飲み飽きないための酸味がミソなんだとか。こうした現実離れした高級なサービスは自腹を切るまでもないと思いますが、世の中には「へ~」ということがありますね。本当に知らないことが多い。知ったかぶりしていては学ぶことはできませんね。本物志向、一流志向の考え方は同じ土俵にのることから始まる。だから「そんな無駄遣いを」と思わずに試してみる価値はありそうです。(お財布と相談の上ですが・・・)一流のものを見てみたいという好奇心から行動してみる。自分への投資も時には必要なのかもしれません。先日、ビジネスマナー講習に参加してきました。きっかけは同種の研修を受注したからです。私はあまりこの種の仕事は請けませんが、必要にかられて受講した次第です。講習会の参加費は28000円。この金額は高いでしょうか、安いでしょうか?価値判断が分かれるところですね(笑)講習会へ参加した感想は、「しっかり元を取り戻せそう」ということ。やはり一流の内容でした。政治家や経営者の受講者が多いのも頷けます。これから十分に時間をかけてテキストを書きます。今度は自分が研修講師の立場になります。単に請け売りに終わるか否かは、私の感性にかかっている。僅かでも感性が磨けているとを信じて・・・。時には「他流試合」も必要と感じています。ポイントは異分野のコンテンツやテクニックを学ぶことだと思います。今回も様々な気づきがありました。常に学ぶ姿勢を忘れないようにしたいと思います。
2005/11/07
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「いま再び脚光を浴びているのは体育会系の人材らしいよ」知り合いのキャリアカウンセラーとの話題です。その理由はどうやら企業側の事情があるようです。バブル崩壊後の産業界では人員削減が時代トレンド。しばらく新卒採用を手控える企業が大勢を占めました。ここにきて2007年問題がマスコミで頻繁に取り上げられています。少子高齢社会の到来で人材超過から人材不足への転換期を迎えるタイミングです。就職・転職市場では人材流動が活発化していますが、ことの本質は非正規社員の増加です。サービス業種は数百万人のフリーターの雇用の受け皿となり、一般事業所では派遣スタッフの比率が急激に高まっている現実があります。もはや人件費は固定費ではなく、流動費として計上されているわけです。■離職率と自分探しただし、マスコミ論調を鵜呑みしているだけでは、企業側の事情は窺い知れません。新卒社員の「7・5・3現象」という言葉があります。これは中卒者の7割、高卒者の5割、大卒者の3割が入社3年以内に職場を去る実態を指します。問題の本質は社員の定着率にあります。いまの人材ビジネスの世界では一番の課題なんですね。一部マスコミによる「自分探しの推奨」が影響しているのかもしれません。石の上にも3年。会社への依存意識が強ければ強いほど、自分の適性を見誤るケースが多い。隣の芝生は青い?企業は人材採用に莫大な予算を計上します。ある試算では社員ひとりの採用は百万単位のコスト。こうした企業側の事情もあって、伝統的な採用手法である体育会系学生が注目されています。体育会系の学生は礼儀作法、忍耐力、上下関係という組織人としての素養を身につけていますね。人材採用の世界では「古典的な価値観」が見直されつつあるようです。■組織運営はCSとES一時期、人材マーケットでは「即戦力」という言葉がもてはやされていました。採用側の企業にとり心地良い響きではありますね。でも実情はだいぶ違っていました。身近な類例としてプロ野球界に目を転じれば一目瞭然でしょう。王監督率いる福岡ソフトバンクホークス(旧福岡ダイエーホークス)が常勝チームとして勝ち続けている理由は「選手育成」です。一般企業でいえば自社内での人材育成ですね。今年、日本一のチームになった千葉ロッテマリーンズも同じことが言えます。バブル後における企業の人事制度は軒並み失敗の連続でした。流行りものの「成果主義」導入とその失敗を契機に、本質的な課題(個の単位&組織単位)に取り組み始めました。これからの時代はCS(顧客満足)とES(従業員満足)が組織運営の両輪となります。組織優先か社員優先かの選択肢ではなく、両方を追いかけるのが人事制度設計の目標です。リッツカールトンのサービス精神が注目される所以ですね。■守・破・離組織の土台作り=人づくり。一番のポイントは「素直さ」にあります。これがなければ向上心は生まれない。だからこそ体育会系人材は組織の求心力を強める上で注目されます。守・破・離という言葉があります。以下、『守(しゅ)』『破(は)』『離(り)』とはより引用・記述。伝統工芸や武道の世界では、指導者から何かを学び始めてから、ひとり立ちしていくまでに人は、『守』・『破』・『離』という順に段階を進んでいきます。オーソドックスな手法。『守』最初の段階では、指導者の教えを守っていきます。指導者の行動を見習い、その価値観をも自分のものにして、すべてを習得できたと感じるまでの修行の時期。「疑問に対して自分で考えなさい」と言われる段階で「指示待ち人間からの卒業」です。 『破』次の段階では、指導者の教えを守るだけではなく、破る行為をしてみます。自分独自に工夫して、指導者の教えになかった方法を試してみます。そして、うまくいけば、自分なりの発展を試みていきます。この段階は、自分の裁量でアイデアを形にできます。仕事が楽しくなる時期でしょうね。『離』最後の段階では、指導者のもとから離れて、自分自身で学んだ内容を発展させていきます。「免許皆伝」、オリジナリティ追求の段階で飛躍を期します。■おまけ私の友人で株式会社オーエンスの並木社長がユニークなセミナーを企画しています。第1回 Leaders Meeting 「体育会出身リーダーの戦略的キャリア形成【起業編】」並木社長は学習院大学の応援団出身。某都市銀行から人材ビジネスへ転身をされています。講演講師は同社の川田会長。FP業界ではとても著名な方で投資家でもいらっしゃいます。私と同じ年齢(←この違いはなぜだろう)<セミナー概要>開催日 平成17年11月11日(金)19:00~21:00 (18:30開場) 開催場所 大和生命ビル26階 鹿鳴館クラブサロン東京都千代田区内幸町1-1-7(帝国ホテル南隣り) 参加費 ご招待 (第1回記念交流会につき無料にてご招待いたします) 対象者 男女問わず体育会出身者で現在企業でご活躍の方「体育会出身」という表現よりはアスリートのほうが時代にマッチしていますね(笑) ご興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか?会場は歴史の教科書で有名な鹿鳴館跡地。帝国ホテル横の絶好のロケーションです。
2005/11/05
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人材ビジネスの業界では内輪の話で盛り上がることもしばしばです。先日、ある会社の人事部長との商談で話題になったのは「眼力(がんりょく)」人材採用では、職務経歴、資格、スキル、語学力、趣味など応募者を多面的に評価します。ただ数回の面接だけでは十分に人物評価することは困難です。そこで着眼することになるのが「眼力」なんか聴き慣れない言葉ですが、要は「熱意」「本気度」を観察する際のキーワードなんですね。目は心の窓。目は口程に物を言う。誠の心情を察するに(採用担当者の)鑑識眼は鋭いですよ(笑)私も採用現場に立ち会う機会が多いのですが、最近の傾向でしょうか「死んだ魚のような」目をしている人が多いですね。これって凄く損です。無表情なんですよ本当に。思わず「笑ってください」なんて面接中にリクエストすることも。こちらまで暗くなります。面接は第一印象だと良く言われますが、「終わりよければすべて良し」ということもあります。<最後に>相手に好印象を残せるかどうかで採否が決まるケースもあります。5つの視点というものがあります。・きちんと挨拶ができるか・笑顔で立ち振る舞いできる・ほどよく気配りができるか・自分の意見を持っているか・相手の意見を聞き入れるかコミュニケーション力を判断する際の評価ポイントです。これらの要素が及第点であることが、不思議と高い評価を受ける人材です。面接ではこれらを入り口に「エピソード」を聞き出します。どんなに立派な経歴書でも体験談を話してもらえば真偽は一発で見抜けます。人間は経験したこと以外は語れません。スカウト(採用)される人材は眼力があります。自信みなぎる発言は目に輝きを与えるもの。こうした売れる人材は「自分磨き」をコツコツと実践しています。
2005/11/03
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