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大いなる陰謀 / Lions For Lambs台詞が多く、軽い作りになっています。観客が少なかったのですが、お金がかかってなさそうなので、赤字を心配する必要はないでしょう。さて、何故 「大いなる陰謀」 というタイトルなのか?若手政治家の野望ならば、たとえ若者の尊い命を奪う作戦であっても、「小さな陰謀」 程度なんです。そこがまず非難の対象になるでしょうね。ただ、教授(ロバート・レッドフォード)が終わり際生徒に言った 「金曜日(火曜日?)の ○時に来なさい。」 という言葉。どうして教授は その時刻を知っていたのか?そこが気がかりでした。僕の推測が正しいというわけではなく、というより、答えは観た人の数だけあって良いと思うし、映画の オフィシャルサイトの解説からも逸脱しますが、教授の専攻が 「政治科学」 であることに着目すればトムクローズも実は彼の教え子であり、今現在も教授は彼のブレーン(参謀)であるかもしれないと考えられます。そうするとすべては解けますね。なので、原題の Lions For Lambs の 「羊」 がこの教授であるとすればどうでしょう。自らの研究の実践場として、「雪山の頂上作戦」と「パブリシティー(メリル)の利用」を行ったとすれば、これはまさに「大いなる陰謀」 と呼べないでしょうか。お~~ 怖(こわ)!まさに捕らわれようとする兵士(教授の教え子達)が玉の切れた銃口を敵に向けるシーンでは、「フルメタルジャケット」の中で自決したベトナムの少女を思い浮かべました。二人に残された最後のプライドを思うに、彼らを戦場に駆り立てた大義名分にそれほどの価値があったのか、このシーンだけは考えさせられます。また、戦争をしたがる政治家も、それを後押ししたマスコミも、またそれを賛美した当時の国民も、みんな同じ穴のむじなであるわけで・・・ なんてことは言われ尽くされているだろうからやめておきます。
April 29, 2008