ハル|悩み&人生相談なんどでも の      「なんどでも立ち上がるメンタル」

ハル|悩み&人生相談なんどでも の      「なんどでも立ち上がるメンタル」

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2025.12
2025.11
2025.10
2025.09
2025.08

プロフィール

チャイラク

チャイラク

お気に入りブログ

今日の夕食。 New! friendly0205さん

ぽち★SS半額♪お好み… New! 一護くんさん

ダイヤモンドフィッ… New! むむむぽんさん

マジ、危なかった・… New! k-nanaさん

クリスマスカードと… New! エンジェル フェイスさん

2020.09.30
XML
カテゴリ: 生活を楽しむ⭐
 いきなりですが「ありがとう」という言葉は素敵ですね。

 初対面の方でも「ありがとう」と言ってもらえると距離が一気に縮まる気がします。


 「ありがとう」という言葉の語源は「有り難し」からきており「有る」ことが
 「難しい」

 つまり、「めったにない」「貴重だ」という意味からきています。
 それが感謝の意味として一般的に広がり「ありがとう」という言葉になりました。


 多くの方々が日常的にこの「ありがとう」と言うことで良い人間関係に結びついています。


 ところが、体調の良い時は問題ないのですがうつ病など精神疾患に罹患した場合は状況が変わりやすくなります。


 それは精神疾患により強い不安感や焦燥感に襲われ、日常的に愚痴というか辛さを言葉で吐き出しそれを誰かに聞いてもらわないと落ち着かなくなるからです。





 まして、精神疾患のある方の辛さや苦しみは表現しづらく、日々変わる状況を周りの家族は知ることはできません。もっというと精神疾患で苦しんでいる本人も今の自分の状況を分かっていません。


 不安、辛さや苦痛を訴える声を聞きながら、家族は仕事や家事、育児もしなくてはならないので大変です。


 さらに家族の方にとってもこの状態がいつまで続くのかもわかりませんし、仕事をして収入を得る事ができるようになるのかなど、経済的な不安も抱えています。


 おそらく、そういう悩みを本人には言えず我慢したまま深い悩みの話を休むことなく聞かされるので疲労がたまってしまいます。



 僕と家族が上記のような状態でした。

 入院前はうつ病診断だった僕は1週間ごとの処方でも我慢できず1日おきに通院を繰り返す状態にまでなっており、また自殺未遂を繰り返すような状態にまでなっていました。


 当時の僕は強烈な不安、焦燥感、絶望感に苦しんでおり、妻が仕事から帰ってくると足にしがみつき「話を聞いて」とせがんでいました。


 妻は食事の支度など用事をしながら話を聞いてくれてたり、妻自身の生活の楽しみはなく仕事・家事・育児・僕の悩みを聞くということの繰り返しの毎日で疲労困憊していました。


 元気な時の僕は仕事はもちろん、家事も育児もかなりの面を担っていたので、それが全部妻の負担になっただけでも大きな負担なのに、僕の深刻な悩みを聞かないといけないというストレスは強烈だったと思います。


 まして、僕の場合は命の危機が何度もあり、妻は帰って来て家のドアを開けるのが怖くてためらうようになっていました。


 結果的に僕が入院したことで妻の負担は相変わらず大きいものの僕の深刻な相談を受けることがなくなった事と僕の命はとりあえず守られる環境にいるということで、大変な状況ながらも最悪は脱したそうです。


 僕のその時の精神状況では、「相手がしんどいのはわかるけど話さないと不安で不安でしょうがない。頭がおかしくなりそう」という感じでしたが、あの時にもう少し妻に「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えることが出来ればよかったなと思っています。


 妻のように話を聞く側の立場の人は、悩みを聞いたものの相手のためになったかどうかはわからない。

 そして次の日もまた同じような悩みを聞くと、役に立ってない自分と何度も同じ悩みを言って改善点がみられない相手に対して怒りを感じるようになります。


 精神疾患などで苦しい状態でしょうが、「話を聞いてくれてありがとう」「今日はもう、相談しないから今からはゆっくりしてね。」「いつもそばにいてくれるから苦しいながらも心が保てる。いつもありがとう。」と言葉と行動で「有り難い」気持ちを存分に感謝の気持ちを伝えて下さい。


 僕は入院中に作業療法の塗り絵に、妻と子供宛に感謝の気持ち「有り難い気持ち」をメッセージとして書いたものを面会に来てくれた時に渡していました。


 あの当時の僕にできる「有り難い気持ち」を伝えるには

 ・言葉 (ありがとう)
 ・贈り物 (塗り絵にメッセージを添えて)
 ・笑顔  (目を見てゆっくりと)
 ・手を握りしめる(抱きしめる元気はなかったです

 ことでした。


 そして病気が癒え元気になれば、有り難い状況の中で家族と幸せを守ってくれた妻や子供のためにしっかり恩返しすればいいのです。


 今では、僕は図々しいぐらいに自分らしく生活をしているので、家族は変に気を遣わず何もなかったように以前の幸せな家庭に戻っています。


 とはいえ、僕は僕なりに入院中に自分の考え方をストレスに強いように「なんどでも立ち上がるメンタル」仕様の考え方にするために死ぬ気で頑張りました。


 その経験自体が普通ではありえない。「有り難い」経験でしたし、今後の人生を送る上での強烈な武器であり、自分を守ってくれるものになりました。


 自分の悩みも今は思い浮かべないと出てきませんし、出てきてもそんなもんかって思います。

 そして、家族の悩みが出てきたときは今度は僕がアドバイスをしています。


 こういう風に「有り難い」は循環するので、「有り難い」「ありがとう」をもらうことだけではなく、なにか自分のも返せるものがないかを考えることは大切です。


 「有り難い。ありがとう」が循環して皆さんの周りにも笑顔が絶えない生活であることを願います。






#感謝 #有り難い気持ち #行動 #ありがとう #循環 #恩返し #幸せ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020.09.30 22:48:05
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: