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・7、28、木
武田氏が昨日のブログに、本来触れてはならない事柄に触れた一言を記載した。
もしくは皆世間の人々にとっては周知の事実なのかもしれないが。
「そして、なぜ、危険とわかったのに、まだ原発を進めたい人がいるのだろうか?
最後に、「なぜ、こんなに簡単なことが疑問のまま残っているのだろうか?」
それは、おそらく現代の日本は日本人が主人ではなく、どこかに主人がいるからではないかと思います。
このようなことを一つ一つ、解明していかないと、なかなか原発を進めたいという空気を消すことができないと思うからです。」
正に、原発にしがみ付く悪魔はそこに潜んでいると僕も思っていた。
以前のブログにも書いたが、すでに乗っ取られた日本という国は、今からでは取り戻す事は難しい。

それは、我々日本国民が徒党を組んで活動できることだ。
すべてにおいてネットワークを築くことが出来たものが最も力を発揮する。
原発にしがみ付く連中を振り落とし、間違った利益のシステムをぶち壊し、我々国民を我々の手で守り、皆安心して生活できる、言い換えれば上の者を信じて身を委ねることのできる社会。
それらを今改革するには、まともな国民がネットワークを持ち、皆で一斉に事を起こすことでは。
国民がネットワークで事を起こして行けば、マスコミも無視することはできないし、マスコミが動けば社会は動かずにはいられなくなるだろう。
そして、今の内閣自体を根本からぶち壊す。
もしそんな気が国民にあるのなら、事は不可能なことではないと思われる。
しかし結果から言えば不可能なのだ。
先日僕は河内長野市内の給食について、その危険性について周りの親御さんたちに水を向けてみた。
しかし「怖いね」の一言で、心から切迫感を持ち、政府への疑念を抱き、事を起こそうと思う人はいなかった。
今の国民が万事そうなのだ。

それにテレビではみのもんたはべつに何も警告していないし、政府も「大丈夫」と言っているから、あたふたすることはない。
皆そんな感じだ。
列車事故を機会に、政府への疑念と怒りをぶちまけている中国国民とは全く違う。
だからこそ「日本国を取り返すことは不可能」と僕は述べた。

ーーーーーーー

これまで長い間、私たちは東電から電気を買ってきた。東電にとっては東京や関東地
方の人たちは、もっとも大切なお客さんのはずだ。
そして、そこには今、東電の事故で苦しんでいるお母さん、お父さん、そして子供た
ちがいる。
その人たちは、高くなっていく空間線量、汚染されていく食材を前にして必死で防衛
をしている。
東電のお客さんは東電からの被害を小さくしようと、苦しい生活費の中で出費を重ね
、心労の中にいて、少しでも正しい情報が欲しい。
ところが、東電はまったく姿を見せない。ホットスポットの地図も作らないし、食品
の放射線を測ろうともしない。もちろん公園も除染しないし、子供たちを守らない。
それでも、電気代を取り、自分たちは給料を貰っている! いったい、どういうこと
だろうか?
・・・・・・・・・
私は今度、また東京での講演会を断った。
東京のお母さん向けの被曝を避けるための話をする講演会だったが、あまりにも話を
お聞きになる方の聴講料が高い。毎日、苦しみ、出費の多いお母さんに、さらに高い
聴講料をとる講演会はやりたくない。
主催者も商売であることもわかるが、「この機会にボロ儲けしてやろう」という魂胆
が見える。講演会の収入は多いのに支出とのバランスがとれていないのだ。
こんなことを繰り返していると、お母さんたちの疑問に答えるチャンスを失う。でも
、自分も原子力を進めてきた一員としての責任がある。本来はボランティアに近い活
動をする必要のあるときと思う。
・・・・・・・・・
事故の責任のある東電、保安員、安全委員はもちろん、原子力関係者が一体になって
、あるいは福島に放射性物質が入っていない野菜を送り、土壌を除染し、田畑をきれ
いにし、ホットスポットを測って地図を作り、安心して生活できるように一刻も早く
行動をおこして欲しい。
また、講演会などを企画する会社も、多くの人たちが参考になるような講演会を安価
にやってもらいたい。
原子力関係者、行政担当者などは、苦しんでいるお母さんや子供たちの姿が見えない
のだろうか?
(平成23年7月28日 午後2時執筆)
武田邦彦






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最終更新日  2011.07.31 00:03:23
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