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・9、3、土
世のおじいちゃんおばあちゃんは、我が孫の健康を、彼らの未来を本当に心から心配
しているのかと思うことがある。
小さい赤ちゃんや幼児を持つ若いお母さんは確かに食事からの被爆の心配をしてい
る。
しかし僕の周りのお孫さんを持つ人たち(僕の周りには山ほどおられる)から、お孫さんたちの被曝を心配しているという話を耳にしたことがない。
国の暫定規準値が一年20ミリシーベルトである限り、給食センターと自治体が「規準
値以下」と言っても、それは全く安心なことではないのだ。
まともな学者の訴えが煩いので、数ヶ月前に一瞬だけ一年1ミリシーベルトの規準値

だがそれは瞬く間に20ミリシーベルトにくつがえされ、そのことにほとんどだれも意
義を申し立てない。
先日母と妹と会い数日共に過ごしたが、母は10代の孫に食べさせる食材についても、
相変わらず全く無頓着であり、食卓を前に僕が「この魚は何処で取れたもの?」と尋
ねても鼻で笑うだけだ。
世のおじいちゃんおばあちゃんが「大丈夫」と言うのも、国の言うことを鵜呑みにし
ているだけで、放射能の専門的な知識を素人なりに少しでも勉強したからではない。
いつになれば日本国民は、国とマスコミに騙されて死んで行くことを腹立たしく思え
るようになるのだろう。

ーーーーーーー
北海道の魚は汚染されているか?

し汚染が日本全体に拡がると、私たちは古来、長い間親しんできた「魚」を食べられ
なくなるのです。
北海道は最近になって魚の汚染を発表し出しました(輸出する魚については日本人の
健康とは関係なく測定する必要がある)。ストロンチウムを測定していないなどまだ
問題はありますが、それでも目に触れるようになったこと評価したいとおもいます。

く、北海道の新聞やテレビがまだ報道を控えているという問題もあり、このブログで
その一部を紹介します(データは読者の方から提供され、私が抜き出して表にしたも
のです)。
測定結果は汚染がひどいというわけではありません。これまで「北海道の魚は大丈夫
」としてきましたが、「少し注意する」というレベルです。
汚染の数値は「政府が決めた暫定基準値」より低いのですが、暫定基準値は1年5ミリ
から20ミリに基づいているので、暫定基準値を使うこと自体が危険と言う奇妙な状態
になっています。
つまり、3月11日以前の考え方では、1キログラムあたり20ベクレル程度が限度です。
その点ではすでにタラやサバといった主要な魚が注意領域に入っています。
でもマダラやスケトウはその海に比較的じっとしている、いわゆる底魚なので、それ
がかなりの汚染をしているというのは、北海道の近くの海まで福島の汚染物質が流れ
ているか、あるいは餌になる魚などの問題なのか、汚染経路を急いで調べてみる必要
があるでしょう。
私たちとしては、今まで「北海道は大丈夫」としてきたのですが、「やや危険」とな
りましたので、今後はベクレルの動きを慎重に見ていく必要がでてきた。今のところ
、買っても良いということです。
・・・・・・
この問題はもう一つの課題を含んでいます。北海道庁も新聞やテレビも「政府が決め
た暫定基準値」が北海道の道民にとって適切かどうかを住民の命を守る自治体や表現
の自由をもつマスコミとして判断し、その上で取り扱っていないということです。
単に「政府が安全と言ったから」と言っても、日本国内の法律に違反しているのです
から、法律に違反している暫定基準でも、従来の法律で決まっていた値でも、どちら
も採用することができるのです(自治体やマスコミが食材のベクレルからシーベルト
への換算ができるということが前提ですが)。
この点でも、今回の震災で民主党政権は「非常時の法律」をまったく成立させること
ができなかったり、被曝の限度を突然、あげたりしてほぼ無政府状態になっているの
はとても問題です。
また福島県は生産者の補償問題で気合いをあげていますが、子供たちの被曝を減らさ
ないと病気になってからの補償というのでは無策のそしりを受けるのも仕方が無いと
思うのです。
(平成23年9月2日)
[Bandicam_2xxx-xxx-xxxxx_17xxx-xxx-xxxxx。]
武田邦彦





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最終更新日  2011.09.04 05:21:38
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