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2011.10.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
・10、20、木
昨日の夜に突然盲学校高等部の時の国語の先生からお電話いただき、当時二年下級生
だった女性が突然亡くなったという知らせを受けた。
その国語の先生も、下級生の女性も何十年と会っていない人々だ。
それで僕の意識は急激にそのころに引き戻され、彼女と過ごした時間を思い出させた(彼女とは別に恋人関係にあった訳ではない)。
僕が高校二年の夏に声楽を習い始めたのを見て、半年後ぐらいに彼女も同じ先生の下
で声楽を習い始めたのだ。
多分その若い男性の先生に憧れを持っていたのだろう。
それで我々は、時々休日に一緒に先生の家までレッスンに行ったり、先生が出る演奏

そんな訳でいろんなことを話す機会もあって、学校外での付き合いが多くなった。
遠い記憶を辿って、少しは彼女との会話を思い出すことができる。
彼女は僕よりも随分視力があり、本や楽譜も少し顔を近づけて巧みに読んだ。
そんなしぐさやしゃべり方も思い出すことができた。
結局盲学校を出てから、一度も顔を合わす機会はなかった。
家で倒れていたところを、家族が見つけたという。
結婚して、おそらく子供も何人かいただろう。
盲学校時代の後輩先輩を合わせて、これで訃報を聞くのは5人目ほどになる。
もちろん皆まだ他界するには余りにも早すぎる歳だ。
どうしても考えてしまうのが、目に障害を持って生まれて来る人々は、やはり肉体的
にもどこか弱いのだろうか。

でも僕が観察して来た統計によると、生まれながらの全盲の者は男女問わず皆背が低い。
これは何故なのだろうか?
見えないことが何故体の成長に関わって来るのか。
となると、内臓の機能などにも何かの違いが出ておかしくないのかもしれない。
もちろんこの後輩の女性はかなり良く見えた弱視であったからその話には該当しない

我々障害を抱えた者は、この世の様々な運と戦い、馴染み、受け入れて生きて行かねばならない。
彼女の突然の死は、僕に様々な思い出と考察を齎した。
僕の自論は、死んでも結構忙しいだろうということだ。
あっちはあっちでやるべきことが山積で、安らかな眠りなどない。
だから実は、生き続ける者を気にかけたり、化けて出たりしているような暇はないのだ。
でも何十年住み続けた肉体は愛おしいだろう。
まあ、あっちでも元気にやって欲しい!





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最終更新日  2011.10.21 21:49:42
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