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2012.01.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
皆様、明けましておめでとうございます。
旧年中はご愛読いただき、誠にありがとうございました。
今年も精力的に書いて行きますので、何とぞよろしくお願いいたします。
去年は言うまでもなく、我らの国にとっては大変な受難の年でした。
しかし原発事故を通して、この国の様々な部分がはっきりと見えて来た年でもありました。
それは、私にとって少なからずショックなことでした。
人は、自分の人生に何かしらの誇りを持つことができなければ生きては行けません。
それと同様、自分の生まれ住んでいる国に対しても誇りを持つことができなければ、これもまた暮らしては行けないものではないでしょうか?
しかし信じていたもの、誇りを持っていたことがことごとく裏切られ、騙されていたことがこの原発事故によってはっきりしてしまいました。

人体にとって非常事態であることを認めたくない、今の生活を何一つ変えたくないという大人たち(年配者層)の無関心さ。
それらが私にとって最も大きなショックであり、失望でありました。
原始の村で言えば、村のオサが村全体の安全と幸せに頭を痛め、知恵を絞ることを拒否した瞬間です。
「今の若いもんは!」という明言は消えたのです。
すべての責任を熟年者層に押し付けるつもりはありませんが、熟年者が先頭に立って知識を蓄え、村人を守るために立ち上がってもいいではありませんか。
「もう、おじいいちゃんおばあちゃんはいちいち煩い!」と子供たちに言われるほど危険を警告し注意する。
それだけで私はこの国に誇りを持つことができます。
そういった意味で、武田邦彦氏が立ち上がった熟年者の貴重な一人として信頼を置き、日記への引用を続けて来ました。
あのような目立った行動をする者に対して「どうせ危険を煽って、本を売るための行為だ」と批判する声もありますが、私は彼の文章からその人柄を読み取り、ある程度の信頼を持つことができました。
いくら本を売るためとは言え、あそこまで多方面からのバッシングを受けてまで危険を訴え続けようと思うでしょうか?
出版やテレビ出演、大学での職まで根こそぎ奪われる危険も含まれています。

そのような疑問にも目を配りながら、彼の語ることに耳を傾けて来ました。
専門的な間違いなどについては私に見抜く術もありませんが、とりあえず彼の記事から多くの興味深いことを知ることができました。
これまで全く興味のなかった放射能物質に対して我々がどう対処すればいいか、マスコミで報道されている何が嘘で、何が成果なのかも知ることができました。
「放射能や社会の批判ばかりでなく、もっと明るく物事を考えようよ!」という意見もよく耳にしますが、決して悲観的に捉えているのではなく、これが今の我々の頭の上にある現実なのです。
それらの社会的嘘が原発事故を引き起こし、これからも我々を危険にさらし、この国を誰も住めない島にしてしまう可能性だって含んでいる訳です。

「欲に膨らんだ個人利益」という悪魔に取り付かれた、我々の心の問題ではないでしょうか?
これらは私たちの身近な暮らしにとっても同じことです。
高価な車に乗り、綺麗な家に住み、毎日美味しいものを食べ、旅行に行ったりゴルフをしたりという生活が当たり前の現代人にとって、その悪魔の手を逃れることは不可能に近い難しさです。
それでも私は日々の生活で、失敗や怠慢の中でも国という集合体が何であるか、何故我々は肩を寄せあい生きるのかを考えながら、この2012年も暮らしたいと思います。
そしてそれが私の音楽にも少なからず影響を与えていることを感じます。
もしうんざりされることなくお付き合いいただければ、とても嬉しく思います。






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最終更新日  2012.01.10 00:20:19
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