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2012.01.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
・1.24.火
小出裕章氏は、原子力をどうやって止めさせるか、その後どうやって安全な原子力を可能にするかに40年以上心血を注いで来た人物である。
「結局私が出来うる限りの努力で原子力排除に力を注いで来たが、とうとうそれは叶わず今回の事故が起こってしまった」と悔しさを滲ませる。
「子供たちを放射能から守る」という根本のテーマに順じて、彼が語った事柄の中で特に印象深かったことを取上げてみたい。
●原発とは、別名「海水温め機」
300ワットのエネルギーを原発で起こした場合、そのうち100を電気供給に使用し、後の200を海に捨てなくてはならない。
すると海水の温度は上昇し(そこははっきり述べなかったが)それが温暖化を進めているのか?
●汚染拡大に対して
二つの提案があると彼は言う。

これは避難した東北の人々の保証を担うよりもずっと費用の掛ることだが、最重要課題である。
結局ばら撒かれた放射能は消えはしない、移動するだけだから、野菜などの汚染は場所によって差はあるにしろ避けられない。
でも食べないと皆生きて行けない。
だから年齢によって汚染度を振り分ける。
55歳を境に放射能の体への影響はぐんと少なくなる。
よって子供たちに最も汚染の少ない食物を譲り、20・30代はその次、55歳以上は許される範囲の汚染されたものを食べる。
もう一つの提案は、校庭や公園などの土壌を削った汚染された土の持って行き場所だが、放射能物質はもともと東電の持ち物だから、広大な敷地のある第二原発にお返しする。
また汚染された砂利などが今マンションの壁などに使用されて問題になっているが、いずれ1号機から4号機まで全部石棺にせねばならないのだから、そのセメントに使用する。
●地球誕生から46億年、それを460メートルに置き換えて考えてみると、産業革命からこっち、急に増大なエネルギー使用に傾いてストップすることが不可能となった人類の歩んだ時間は0.12ミリエネルギーを根本から見直す勇気を持たねばならない時期を迎えている。
●「今回の事故で日本がこうなった責任は、ずっと原発運転を見逃してきた、または関心を持たずに来た国の大人全員にあると言える、責任を負う必要のないのは子供たちだけ」
これは僕も全く同感である。

反原発の人たちが一体何を主張しているのか、耳を傾ける気もなかった。
その無関心さ、電力会社と政府の思惑を見逃して来たことこそが、今回の事故の責任の一旦を担っていると思う。
●放射能の汚染は、実は日本にとって今回の事故が初めてのことではない。
1950年、60年にアメリカとソ連が競って行なった核実験は何千発にも及び、その放射能物質の飛散は、もちろんのこと日本の上にも多量に降った。
(茶木意見)草花は奇形が多く見られ、雨の影響で葉っぱには模様が浮かび出た。

その後1986年四月のチェルノブイリ原発事故。
これも多くの放射能物質が日本全域に降ったという。
すべて政府は何も言わないが。
その上に今回の事故で、日本全域、世界への影響も含めての被曝量は考えただけでも怖ろしい。
●今すぐ原子力を止めても、使用済み核燃料の1000万年続く放射能物質のおもりを誰がするのか。
1000万年危険が継続する大変な物質を、未来の人たちに押し付けざるを得ない我々の仕業は、46億年の地球の歴史の中で、これ以上ない恥ずかしい行いである。
放射能物質とは、一旦エネルギーとして使用しようとすれば半永久に核反応は止らないし、それは何度でも臨界事故や爆発の可能性を秘めている。
●我々はウランを使って原子力を起こす技術を生み出したが、核反応を停止させる術を持たない。
停止させることができなければ永遠に続く悪夢となり得る。
●高速増殖炉もんじゅの本当の目的。
もんじゅに集められる使用済み核燃料で、最も強力な原子爆弾がすぐに作れるらしい。
だからこそ政府は、14年間のブランクを越えてももんじゅを再稼動したいのだ。
もちろん原発推進は、そのまま核保有に直結する。
●使用済み核燃料の処理について、今まで様々な意見が出て来た。
ロケットで宇宙に捨てる。
ロケット打ち上げは頻繁に失敗するので、これは却下。
南極の氷の上に置いて帰って来る。
氷を溶かし地面に到達し染みこむと、近隣の国への影響にも関わることになるので却下。
海底深くに埋める。
何かの事情で浮かび上がって来たり、海に流れ出ないという保証はないので、余りの危険を伴うため却下。
そして未だその処理方法は見付かっていない。
未来の人たちに託すしかない状態。
それでいいのか?
●「原発を今すぐすべて止めても、我々の生活には何ら影響はない」「CO2を減らさねばという嘘に騙されてはならない」「地下資源は後数百年枯渇しない」その他主張していることが、武田氏と全く同じ提案や見解が多い。
そしてやはり多方面からのバッシングを受け、著書の批判も凄まじいようだ。





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最終更新日  2012.01.25 00:40:15
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