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・1.25.水
民主党は消費税10パーセント増税を進めているし、数年の間には17パーセントまで上げると匂わせている。
すべて年金確保のためと言っているが、本当に本当のことなのだろうか?
確かに少子化は進み、今でも若い人たちは年金を納めていないのに、これから若い者が年配者を支える社会など崩壊するのではないか?
かと言って、10パーセントまで上げられただけで、飲食店、中小企業、個人の商店や大きな企業(政府に献金しているような大企業以外)は、本当にやって行けるのだろうか?
これから一層倒産するところが増えて来るのでは?
下記にあるように、隠れ貴族なる輩たちが、自分たちの利益を確保した上で「金が足りない」と言って我々を締め付けているとすれば、この国は全くの不毛地帯だ。
どうやってこの国を乗っ取っている連中から、本当の民主的な社会を取り戻せばいいのか?
そうなってしまった元の原因は、この国の学歴制度ではないのか?


増税の屁理屈・年金破綻の理由(1) 仲良し同盟
東洋経済新社から「国債は買ってはいけない」という本を出版したときに、日本のお
金の流れについて、科学的な手法を用いて整理をしてみました。それまで「お金の流
れ」というのは「経済学の問題」と思っていたのですが、当たり前でもありますが、
「科学と同じように数字や論理でもかなりの理解できる」ということを感じました。
日本には「文科系」と「理科系」の区別があって、私のように「理科系」の人間が経
済や倫理のことを言うと、文科系の人からの反撃が厳しいのですが、ヨーロッパには
文科系と理科系のような区別はなく、人間が知らなければならない知識として理解さ
れています。
日本も「近代化」するためには、「あの人は理科系」とか「俺は数学が弱かったので
、文科系になった」等というのはそろそろ止めにした方がより合理的で、人のことを

・・・・・・・・・
ところで、日本のお金の流れや税金のことを整理すると、ビックリしたというか、当
たり前というか、いくつかの大きな流れがあることが判ったのです。
1)日本にも「隠れ貴族」(東大、早稲田、慶応などの出身者が多い)がいて、相互
に巧みに連絡し、利権やお金を分け合っていること。その中に新聞やテレビも入って

2)官僚は自分たちを「お上」と呼ばせることで、格上であることを常に国民に意識
させ、間違いを認めず、その影響を利用して、「お上に任せておけばお金は有効に使
うことができる」(実は正反対だが)という常識を普及させ、その結果、税金、利権
をどこまでの上げようとしていること。
3)これらのことは「力がすべて」という点で、人間が動物であることを考えると、
生物学的には合理性があるが、多くの日本国民はもっと楽しい生活と人生を送ること
ができるのに、その機会を失っている。
4)かつては労働者を代表した社会党、理想を目指す共産党などがあったが、労使関
係が無くなり、ロシア、東ドイツ、ポーランド、チェコなどの共産国の指導者が国民
を裏切ったこともあって、両党とも実質的に力を失った。今ではオール与党になり、
議員の多くは「隠れ貴族」側に組み入れられている。
5)人間は「生きるのも大変なぐらい追い詰められる」と暴動を起こすが、ほどほど
苦しいという状態では暴動までは行かない。「99%現象」(国民の1%が巨万の富
を得て、後の99%が報われない社会システム)だけでは変革の力にならない。
6)その結果、消費税の増税、赤字国債の発行、年金の崩壊、道路公団の破滅などが
あった。議員報酬が常識外れに高く、安く超豪華な宿舎、鉄道の無料パスなどの特典
が議員の誠実な心をむしばんで、改革を阻害している。
などを理解することができました。本を書いたのは今から5年ほど前になりますが、
その時に整理したことが、今、問題になっている消費税増税の時にも役になっていま
す。
「税金が足りない」というのは、「収入を超えて使うから」に他なりません。毎月30
万円の給与を貰っている人が、「生きる上には憲法で保障されている健康で文化的で
なければならない。だから、マイホームを建て、車を買い、本を読み、1週間に一度
は高級バーに飲みに行くことは俺の権利だ」といって、毎月40万円を使ったとします
。
当然、10万円も足りなくなるので、その人が社長のところに言って「憲法で定められ
た権利を行使していたら10万円も赤字になった。給与を10万円上げろ!」と言ったら
、おそらく首になるでしょう。
このことと同じですが、人間には「必要」ということはどんなことでも理屈がつける
ことができます。でも現実には「無い袖は振れない」ということで「やるべきことを
やらずに」我慢するのです。ところが、政府の言っていることを聞くと、「やるべき
ことをやるにはお金がいる。だから赤字国債(借金)を出しているのだが、これは不
健全だから増税する」と言っています。
・・・・・・・・・
減税は簡単です。「事業仕分け」などの目くらましをマスメディアも報道したので、
「節約する」ことでお金が少なくなると思った人も多かったようですが、「本来、こ
れは必要である」というのを口で言うのは、どんな支出でも簡単なのです。だから、
まず10%減税すれば、なにが不足するかが判ります。それを見て国民が判断すれば
よいことです。
第一に、官僚の数を減らして人件費を削れば、人件費ばかりではなく、その官僚がム
ダなことをするお金もへります。先日、ある県の環境部の方と新年会でお会いしまし
たので、「まだ、温暖化などやっているのですか?」とお聞きしたら、「当然です。
仕事がなくなります」といわれました。
少し冗談でも入っていますが、一面で真実をついています。もともと地球は温暖化し
ていませんし、温暖化対策をやっているのは世界で日本だけ、それも国が温暖化対策
を進めることがあっても、市や県が専任の役人をおいてやるようなことではありませ
ん。
でも、現実には「税金が余っているし、役人も余っているので、仕事を作らないとや
っていけない」のです。私は環境のことを調べていてそのように思いますが、原子力
でも、科学でも、お金でもみんな同じことです。機会を見て一つ一つ整理していきた
いとおもっています。
(平成24年1月25日)
武田邦彦





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最終更新日  2012.01.26 00:05:19
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