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・9、24、月
人々は自分の生活の中で不満足が募ると、しょぼんとするのではなく、攻撃的になり他人にやつ当たりすることがはっきり分かって来た。
介護苦や労働苦は置いて、収入にまつわるストレスに着目すれば、自分が娯楽に対して生活費が著しく足りないと少しずつ攻撃的になり、貧困と言えるまでに落ち込むと暴力や殺人にまでエスカレートすることもあるのではないだろうか。
明治時代を見ていると、富裕層、一般中間層、そして教育を受けることも困難な貧困層にはっきり分かれているようである。
もちろん余裕のある富裕層は、貧困層の人たちを何とかしようなどとは決して思わない。
無教育、下品、不潔と大変軽蔑して掛かっている。
余談になるが、貧困層の人たちは教育を受けられない訳だから知識を蓄えることも出来ない訳で、無教育、無礼で当たり前なのだが、実は才能と能力に溢れた人たちが多くさんいたようである。
もしその能力の根を摘まず国の発展に役立てることができるリーダーがいれば、もっと経済、文化に大きな飛躍があったかもしれない。
話を元に戻すと、これから現代の日本もどんどんそのように生活格差の広がりがはっきりして、その分フラストレーションを何処かで爆発させないと生きられない精神状態になる人たちが増えることになるだろう。

彼らの本当の敵は中国政府であり、そのことをよく知っている中国政府は、彼らのガス抜きに反日を利用しただけなのだろう。

それはそうと、武田氏のたばこの問題へのこだわりだが、これは何か明らかにすることを許されない問題が隠れているように思えて来た。
武田氏がいつも言う「人間は働いて遊ぶものだから、個人が気を抜いて遊ぶ部分を他人が搾取することは間違いである」ということだろう。
だが、飲酒が交通事故や暴力に繋がることもあるが、加えて火を付けた時点でもれなく他人に不快を与え、迷惑を掛けるたばこ。
この二つを同様に考えることはできないはずだ。
何度でも言うが、べつに喫煙者にたばこをやめろとは言わない、ただ人に迷惑を掛けずに吸うことを義務として欲しいだけだ。
しかしここで武田氏が「たばこ追放は間違っている」と言い続けるのには、別の理由があるのではと思えて来た。
これはまた僕の突拍子もない憶測となる訳だが、プルトニウムとの関係である。
黄砂に含まれるプルトニウムを皆で吸って生活しているとする。
プルトニウムは肺癌の大きな原因である。
しかし政府は何かの事情でそれを黄砂のせいと認めると大変やっかいなことになるため、たばこに責任をすべてなすり付けて「たばこはそこまで肺癌の原因だから、是非追放せねばならない」と焚き付けて、またそのために予算を掠め取ることをしている。

しかし武田氏はこれまた何かの事情で、この事実をはっきり述べることができない。
でもプルトニウムの警告と、予算略奪の憤りを黙っていられない。
だから堂々巡りのたばこ問題を定期的に引っ張り出す。
さて僕の憶測はいかがだろう。

同じ住宅街に大阪府大の先生がおられて、バス停で何度か話したことがある。

「中国からの黄砂は工場地帯の上を飛んで来るため多くの化学物質を含んで我々の肺に納まると聞きましたが、本当ですか?」「はいその通りです」「では工場のスモッグを含まず、ただの砂であれば常用的に吸ったとしても問題はない訳ですね?」「いや、それがそうではないのです」「と言いますと?」と続けて質問したが、彼はそれ以上何も答えず、会話の内容を転換してしまった。
ああ、言えないことがあるのだなと感じて、背筋が冷たくなったことを覚えている。
そんなことがあって、僕は常々黄砂を非常に恐れている。
もしそれがたばこに絡んで思惑として論じられているとすれば。

ーーーーーー
健康談話室(1)談話の目的、其の一
「tabaccodanwa01tdyno.236-(9:10).mp3」をダウンロード
「豊かな生活」というのは、ゆったりした家、快適な空間、美味しいご飯、笑いの絶
えない家族、信頼できる友人・・・などを言うのでしょう。そしてその中に、「ゆっ
たりした時間」を持つための小道具も必要です。
ほどほどのお酒、香り豊かなコーヒー、紫煙の中の瞑想、湯煙に沈む温泉、そして数
人の女性ならケーキと紅茶も小道具かも知れません。
戦後復興、高度成長を経て、私たちが目指したものは、長寿や健康でもありましたし
、毎日の生活の豊かさ、潤いでもあったと思います。でも、それは実現しているでし
ょうか?
まず、第一に「先立つもの」が減ってきました。日本人の平均年間所得はこの15年で
460万円から400万円へと大きく減り、さらに年俸10億円を超える経営者も多数出現し
て、かつてのように「みんな日本人、みんな同じ」ということからギスギスした毎日
に変わりつつあります。
節約が必要かなどといっても、節約自身をすることもできない人が多いように感じら
れますし、まして「家族で旅行」などは遠のいていくばかりです。私たちはなにを夢
見て必死にやってきたのでしょうか?
・・・・・・・・・
その中で、欲求不満がそのはけ口を目指すように、「目を三角にして、他人を非難す
る」という方向に走っていますが、あまり感心したことではありません。世の中が成
熟するとともに、私たちは常に穏やかに、ユーモアをもって他人と接することも必要
でしょう。
このような小道具の中に、「タバコ」や「ケーキ」、時には「塩辛い干し魚」はあっ
てはいけないのか?私の疑問はそこにあります。もちろん、マナーというのはいつで
も大切で、お酒を飲んで暴れたり、人に暴言を吐いたり、女性をからかったり、はて
は酔っ払い運転をすることは社会的にも禁じられ、人間としても感心しません。
でも、だから「お酒を飲む人にたいして目を三角にして追放する」というのはどうで
しょうか? やはり成熟している社会こそ、お互いの自由を認め、他人を尊重し、公
衆道徳を守るものではないかと思うからです。
・・・・・・・・・
「クールビズ」というのが世に出てきてからというもの、暑がりの私はネクタイを締
め背広を着て、汗だくで町を歩いています。私から見ると「クールビズ」というのは
実に野蛮な風習だと思うからです。
第一に服装という個人の問題に政府が口を出すこと、第二に「政府に言ったもらった
からネクタイがとれて良かった」などと言う人がいること、第三に「クールビズ」と
いう新しい単語を考案し、流通させるのに政府が60億円以上の税金を払った、という
ことがとてもイヤなのです。
これこそ「野蛮」を絵に描いたように思います。ときどき、北朝鮮の人が同じような
服装をしているのをみて、「ああ、まだ自由がないのだな」と思う日本人が多いので
すが、ネクタイ一つ、自分の意思で決められない社会は日本の方なのです。
・・・・・・・・・
タバコを追放しようとしている人は何が目的なのでしょうか? まさか、他人の健康
を気遣ってということは無いと思います。医師なら具体的な患者さんを目の前にして
いますから、「タバコを止めた方が」と思うのも理解できますが、患者さんを持たな
い一般の人がなぜタバコを追放しようとしているのか、他人の健康がそれほどきにな
るのか、その理由は何なのでしょうか?
この問いを何度も考えていると、どうも自分のストレスを「タバコ追放」という形で
解消しようとしているように見えます。たとえば私は自分でやりたいことがあり、他
人は他人でご判断されていると思っているので、他人がタバコを吸っていても気にな
りません。たまに「煙たい」時にはやや気になりますからそっと座を外すということ
はあっても、その人が一人、静かにタバコを吸うのに文句を言うような気分にはなり
ません。
・・・・・・・・・
健康問題も同じです。雇用関係が不安定で60才をすぎて自分の満足する仕事をしてい
る人はそれほど多くはありません。確かに長寿であることは大切ですが、定年後、何
もせず、塩気の少ない食事を強制され、血圧降下剤を飲み、コレステロールを減らし
て気分が落ち込む生活を続けるのが「人生のクオリティー」でもないと思います。
引退して5年というなら、悠々自適な生活もまたおつなものですが、それが20年にな
ると、社会の歪みでもあります。仕事がなく20年を過ごすのは残酷な事とも言えるか
らです。
生活、嗜好品、タバコ、健康について私たちは根本的な問いを発したことはあるでし
ょうか? 文化人の一部は余裕のある生活の中であるいは議論があったでしょう。で
も、日本人全体に及ぶような形で、この難しい問題が正面から問われたことはないと
私は思うのです。
このブログは、精神的な悩みを抱えた若い人を含めて、私たちはどのような人生を送
るのか、それにはタバコや健康という問題をどのように考えれば良いのかについて整
理を進めていきます。
(平成24年9月22日)
武田邦彦





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最終更新日  2012.09.24 23:29:35
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