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・5、4、土
武田氏はすでに十回に渡って「正しい歴史認識」というシリーズを書いている。
まずその四回までをまとめて考えてみたい。
武田氏の講義を聴いていると、確かに我々は世界の歴史を大きな視野では見ていない。
というか、本当のことを習っていないのだ。
日本の教科書までが、白人を「良い人たち」として掲載しているようだ。
そういう意味で敗戦国である日本は、アメリカやヨーロッパの監視のもとに教科書作製が行われているのではと疑う。

16世紀にオランダ・ポルトガルが時計回りに世界を征服し、その後19世紀にイギリスがそれをすべて奪った。
七つの海を征服したイギリスは、インドシナ海から中国に攻め込み、植民地支配を拡大し続けた。

イギリス人のやり方は、その国で能力の高い者が出て来ると、連行して両手首を切り落とす。
奴隷として働かせているアフリカの黒人が少しでも怠ければ、子供でも容赦なく両手首切り落としである。
そしてオーストラリアでは、アボリジニ人をゲームとして楽しんで殺し続けた。
崖の上に立たせて、そこから突き落として皆で笑って遊んだ。
兎に角イギリス人の残虐、かつ獰猛さは他に例がないほどであるそうだ。

その後アメリカがイギリスから分かれて、サンフランシスコから西へ西へと拡大し、太平洋まで渡ってぐるりと地球を半回転以上し、領土を拡大し続けた。
しかしアメリカ人というのは、いわゆるイギリス人である。
彼等アングロサクソンは、兎に角ずる賢く、侵略し大虐殺を数多く行っても、それを相手に恨みとして残さず、侵略さえ正当化した理論を立て、悪評が立たないようにする術を持っている。
そして有色人種は皆その詭弁にころりと騙されているのだ。
何百年征服された上海でも、ほとんどイギリスへの恨みというようなことは聞かない。
インド人がイギリスから受けた残虐な歴史も、あまり恨みとして聞こえてこない。

スペインとポルトガルとイギリスとアメリカとロシア。
これらの膨張主義の国々が何処かでぶつかっても不思議ではないはずだが、何と彼等は皆うまく領土を分けて争わず来ている。
そして彼等の狙う領土というのは、ほとんどが有色人種の国なのだ。
ここに「白人は優れた人種で、バカな有色人種を皆で奴隷にして楽に暮らし、利益を増大させよう」という、何とも見下された視線が見えて来る。

ここで武田氏が一番述べたいことは「中国・韓国・日本は、彼等白人によって仲違いさせられている」ということのようだ。

特に日本に勢いがあったころは、アジア中で日本を悪者にする必要があった。
悲しいかな、東洋人は白人コンプレックスが強い。
隣のアジアの国には信頼が持てず、また変なライバル心ばかり強くて、それに対して白人の言うことなら素直に聞き入れてしまう。
嘘をついてニコニコして他人を騙し、偽善でもってうまく人を利用して気が付かぬ間に支配してしまっているというような複雑な悪意は、儒教を基本にした我々東洋人には本来体に馴染まないのだ。
これこそが明治に入って西洋人の真似事で他人を小ばかにする偽善社会に辟易していた、夏目漱石や太宰治の小説で語られていたことなのだ。
我々東洋人はそんな白人の真似はせず、我々に合ったやり方でヴィジネスも政治も行うべきだと武田氏は訴える。
確かにそれが我々の大きな間違いであるのかもしれない。

ーーーーーーーー
正しい歴史認識第一回 スペイン・ポルトガル
「tdyno.162-(7:59).mp3」をダウンロード
16世紀から始まったヨーロッパ人の世界支配
ものすごく残虐な大量殺戮
日本の戦争は350年にわたる大きな世界史の動きの一つ
歴史を「どの国にとっても中立的に正しく」理解しよう。
[Photo_2。]
武田邦彦

正しい歴史認識第二回 イギリスの七つの海の支配
「tadasiirekisi_02igirisutdyno.166-(10:32).mp3」をダウンロード
[Photo。]
ギリシャから始まったヨーロッパの繁栄は時計回りにイタリア、スペイン、ポルトガ
ル、オランダ、イギリス、フランス、ドイツと進んでいく。
彼ら白人はそのたびに有色人種の国を支配してきた。
19世紀はイギリスがインド洋の回りの国(図)とカナダなどを支配した。
その中で「生き残ったわずかな国」が日本であり、中国もほとんど支配地域を失った
。
(平成25年4月28日)
武田邦彦

正しい歴史認識第三回 ロシアの東進
「tadasiirekisi_03rosiatdyno.170-(8:32).mp3」をダウンロード
[Photo_2。]
ロシアというのはヨーロッパの白人の国
17世紀にシベリアを攻略して(侵略して)太平洋に至った。
中国より歴史的には膨張主義の国。
日本の北方からの圧力があることを知っておく必要がある。
[Photo_3。]
(平成23年4月28日)
武田邦彦

正しい歴史認識第四回 アメリカのウェスタン・フロンティア 
「tadasiirekisi_04americatdyno.171-(10:41).mp3」をダウンロード
[Photo。]
正しい歴史認識の基礎として、イギリス、ロシアと進めてきましたが、今回はアメリ
カで、次回の中国の考察で基礎編がおわりになります。
アメリカがこれほど膨張主義の国なのに、なぜ日本人はアメリカと敵対しないのか?
も考える必要があると思います。
(平成25年4月29日)
武田邦彦





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最終更新日  2013.05.05 00:56:31
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