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・8、16、金
68回目の終戦記念日に際して、武田氏のブログでは「終戦を考える」というシリーズが組まれ、また「坂の上の雲」でもやはり大東亜戦争についての原因、日本の歴史を正しく検分しようという記述が続く中、今まで僕が聞いたこともなかった話が出て来る。
武田氏の言い分と、坂の上の雲での著者の言い分はほとんどの場合一致している。
今読み進んでいるところで著者の論旨として述べられていることだが、日清、日露戦争は中国、ロシアと韓国を取り合った争いであり、特に日露戦争に関しては、膨張主義に興じたロシアが凄まじい勢いで南下して来るのを、日本が韓国の手前で防ごうとしたものであると。
ロシアが朝鮮半島に軍港でも開けば、日本にとって枕を高くして眠れない恐怖となる。
だから日本にとって韓国は、防衛のためのどうしても必要なクッションであった訳だ。
しかし当時の韓国は国が衰退し尽していて、政府も無ければ軍もなかったので、何処かの国が守らねばそのまま自動的に侵略される状態だった。
日本は自分たちの防衛の意味で、仕方なく出て行ってロシアから守る必要があった。
ロシアから見れば「我が大国ロシアと貧困に見舞われる小国日本では勝負にもならず、軍艦一つを取ってみても規模が違う。

「これは世界の外交ルールからいうと、余りにも酷い非人道的なものだった」と著者は語る。
結局日本は「日本が勝てる見込みは全くと言っていいほどない」と認識しながらも、閣僚や軍上層部は涙で目を腫らしながら開戦せざるを得ないことになった訳だ。
当時の待ったなしの弱肉強食の世界においては、国はどこかの植民地になるかまたは独立するかの二つしか道はなく、日本は後者を選んだのだから。
そこで奇跡が起こる訳だが、そのことについてはまた後日検分しようと思う。
ここで認識せねばならないのは、ロシアに締め上げられて、日本は国が無くなると分かりながら立ち上がらねば仕方なかったということ。

そしてその数十年後の太平洋戦争での日本敗戦後のベルリン会議において、インドの大統領の「日本は連合国に締め上げられ、開戦せねばならない状況に追いやられた」という発言。
アメリカ軍司令官のマッカーサー氏による「日本は真珠湾攻撃をせねばどうしようもない状況に追いやられていたのだ」という発言から見て、日本は大東亜戦争を通して白人から非常ないじめに合っていたとも考えられる。
締め上げられて、四面楚歌に見舞われた国が、逆切れして自殺行為に出るのをじっと待ち、開戦仕掛けたものを「悪者」として世界に通してしまう。
これこそが白人たちのいつものやり方である。
司馬氏はここで思い切った結論を示している。
「当時も今も、白人たちの中には根強い有色人種への差別意識がある。

相手が有色人種でなければ広島、長崎に原爆を落とすというようなことはしなかっただろう」と。
なるほど、今なお世界で占める日本の位置というのが、すべてここに端を発しているのかもしれない。
白人が日本の侵略戦争を中国、韓国に言わし続け、またこのアジア両国もその口車に乗っている理由。
白人から見て「中国人は余り気にならないが、日本人はどうも感にさわる」というところがあるのかもしれない。
劣等人種、白人から見て家畜同然として見て来た有色人種が自分たちを出し抜かぬよう、常に杭の頭を叩いておく必要があるのだ。





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最終更新日  2013.08.17 23:12:03
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