ちゃこ*SLP日記 

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2007年03月25日
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カテゴリ: 日常生活
ずっと前の日記で「小学校英語教育」についてわたしは条件付で賛成の意見を書いたんだけど、ある本をよんで反対派になった。

藤原正彦さんの本。彼の「国家の品格」は今ベストセラーのひとつに入っているからぜひ読んでもらいたいわ。彼の本はすごく読みやすいですから。「祖国は国語」から入ったほうが「国家の品格」は読みやすいかもしれない。

彼の「祖国は国語」「国家の品格」「この国のけじめ」を買って、ただいま「国家の品格」のよみ途中なんだけど彼の言い分にはすごく納得してしまった。(祖国は国語と同じ様な内容も入ってます)

何で小学校英語教育反対なのか。

もとはといえばあるサイトで「小学校英語反対」の彼の意見を聞いたのがことの始まり。
私自身、条件付で小学校英語教育に賛成したもののでも反対の意見の納得のいく理由を知ることには興味がある。

はっきりいって、藤原さんは9:1のコームオーバーが激しいおじさんでどういう理由をだして反対しているのか聞いてみましょう、もう第二次世界大戦は終わったのよ、古い考えを出さないでね、なんて思っていたんですけど。。。

彼の意見を聞いていてさっそく本を買いたくなった。こんな題名の本を自費で買うなんて自分でも信じられないけど、でも買って読むだけの価値があると思いましたよ。

今までの反対意見は「綺麗な日本語を学ぶのが先決」とか「日本語で思考が固まっていないのに英語を学ぶなんて、まずは母国語で思考を固めてから英語をならっても遅くはない」というものが大半で、綺麗な日本語の定義と現在の教育のあり方とのギャップが疑問であったり、思考を固めるのは言葉であっても発達させるには言葉だけじゃない面もあるし、他語を小さいうちから導入してもそれはそれで言語の一つであるから思考の一つになるだろうし。バイリンガル環境でそだった人間でも思考が固まっている人はちゃんと普通にいるし。



ところが、彼の本を読んでいるうちに「日本はこのまま行くとまじでやばい!」と思うようになりました。


本の内容は詳しく書きません。ぜひ買って読んでください。ベストセラーになる理由がわかりました。

藤原さんは東大卒の数学者なんですよ。お堅い数学だけの人間だとおもうでしょう?それがちがうんです。彼はいわゆる「Arts&Science」を見事にバランスよくもった人なんです。

とくに国のリーダーとなるような人はこのようなバランスをとれた人が本当はなるべきなんですよねぇ。(と、なんとかさんもあとがきに書かれていましたが)


ということで、小学校英語教育反対。(笑)



わたしってすごい単純だ。。。。でも、この本読んだらもう他に何をいわれても賛成派にはならないと思う。 


*ちなみにですが、藤原さんは小学校の「カリキュラム」としての英語教育に反対であって、学校外で(家庭の教育として)英語を習わせるのはかまわない、と書かれています。だから英語教育自体を否定しているわけではありませんので。







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最終更新日  2007年03月26日 00時17分59秒
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