2008.01.11
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カテゴリ: 一句
耐えて春待つ木の芽たち

この寒き冬、木の枝を見ると、既に、粛々として、木の芽たちが、その小さな顔を出し、やがて来るべき春が、今か今かと待ち構えるように、身を潜めている姿がある。寒かろうが、暑かろうが、変転として、留まることなき、大自然の動きだ。
それにつけても、考えるに、宇宙は膨張しているという。それすなわち、新しい空間の確保であり、それは時間の生成であり、それこそが、物体存在の背景だ。このことは、ともすれば、自然界の生々流転が、現象の繰り返しと見られがちであろうが、実は、今の一瞬、また、今の空間が、常に新しい次の時空に変移しているということであり、すべての時空は、常に新生世界ということだ。ゆえに、我々が存在する世界は、すなわち、常に希望の世界と捉えるべきだ。





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Last updated  2008.01.11 14:47:19
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