何がおかしい。
1
【 Hawaiian Soul/Bumbye/Kupaoa 】Kupaoaは2008年にデビューしたKellen PaikとLihau Hannahs Paikの男女2人のグループ。2008年にリリースされたデビュー・アルバムの「Pili O Ke Ao」はナ・ホク・ハノハノ・アワードにノミネートされ、2009年のナ・ホク・ハノハノ・アワードではMost Promising Artist of the Yearに選ばれています。【 Pili O Ke Ao/Kupaoa 】オリジナル・アルバムとしてはこれまでに4枚をリリース。この「Bumbye」は3枚目にあたります。Kellen Paikの高いキレイな声もいいですけどLihau Hannahs Paikの素朴でハワイに根差したような優しい声に和みます。二人のハーモニーはいわずもがな。Kupaoaの「Hawaiian Soul」。ギターとストリングスの伴奏。ストリングスが重厚さを添えて、落ち着いた感じがします。後半のサビのところではブレイクが入る演出が。ボーカルはLihau Hannahs Paikだけ、コーラスもありません。ここで聴くLihau Hannahs Paikの声はちょっと沖縄っぽく聴こえますね。そして祈るような歌声です。いいです、この「Hawaiian Soul」。タイトル曲の「Bumbye」ではKu‘uipo Kumukahiがギターとボカールで参加しています。スチール・ギターとウクレレがノッてる軽快なリズムの「Beautiful Sunday」もいいですね。そう、あの↓「Beautiful Sunday」です。【 ビューティフル・サンデー/ゴールデン☆ベスト/田中聖児 】Kupaoaは2005年にKellen Paikが仲間の結婚式で演奏を頼まれたことがきっかけだそうです。その時、バンドを組むために呼んだ3人の友人の中にいたのがLihau Hannahs Paikでした。ところがバンドは1度練習した後、他の2人は都合で抜けてしまいます。残ったKellen PaikとLihau Hannahs Paikはカパフル通りのステージ・バーで演奏しながら、結婚式の演奏もこなしました。【 English Rose/Kupaoa 】そのうちに彼らの演奏を聴いた人たちから声がかかるようになり、結婚式やパーティー、さらにはホノルル・クラブやAku Bone Loungeへの出演、そしてサンフランシスコまで出向いて演奏するようになりました。その時つけたグループ名が「Kupaoa」。「印象に残る(強く?長く?)香り」という意味があるようです。【 Haliu : Volume One/Kupaoa 】ひょんなことから始まったグループがCDをリリースし賞をとるまで成長したことも驚きですが、このアルバム「Bumbye」の前まではLihauの名前に「Paik」はついてなかったようです。つまりはそういうことなんでしょうね。【 I know You By Heart/Kupaoa 】
2016.01.05
閲覧総数 162