LA STANZA CHIARA 〜キアラの覚書〜

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2005年12月29日
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テーマ: 88歳(41)
カテゴリ: こんな日
2005/12/29 giovedi
大腿骨転子部骨折 で入院していた88歳が今日退院。
11月24日に救急車で運ばれ、28日にチタンのプレートで固定する手術を受けた。
そこまではまあ、順調といえよう。
ところが、その後のベッド上での2週間が長かった。
術後の説明では、

杖歩行が出来るようになったら退院

ということだったが、何だか遅れ気味の感じがして、看護師に訊くと
「いいえ、普通に順調にいってますよ」という。

術後2週間の12月12日になって、やっと歩行器を使うことになったものの、10mもない狭い廊下はトイレに行く以外歩く練習をすることも出来ない。
29日退院 が決まっていた。そしてゴールは 杖歩行 ではなく シルバーカー だという。

その後、GHも年末年始は手薄になるので、年明けまで病院に置いて貰えないかと師長に話したが
社会的入院なので、4週間だ
とか、
退院はGHと病院で決めること
だとかおかしなことを言う。
その後、親戚の医者を始めいろいろな人に訊き、ついには当病院の医事課でも訊いてみたが、 社会的入院 などという言葉は、初めて聞くというし、退院のことはあくまでもご家族に連絡行くはずですという。

そして、26日の朝GHから「29日の退院時間を知らせろという電話が師長からあったので、家族に言って下さいと言いました」とのこと。
午後病院に行ってみると、衣類を入れているロッカーに貼り紙。
【お伝えしたいことがありますから病棟スタッフに声を掛けて下さい】

【12/29の退院時間をお知らせ下さい】とある。
早速、ナースのところに行くと、驚いて
「退院て、誰が言ってるんですか?ご本人ですか?」
ビックリするのはこっち!
手術の終わるの待って主治医の話も訊いたが、

レントゲンの結果って、さっき撮ったばかり。
普通、 退院診察 というのがあって、退院許可が出るのでは?
朝GHに電話あった時には、まだ最新の写真は見てなかったはず。

ともかく、はとこDr.のKkちゃんも
「手薄のGHより、手薄のこの病院に置いとく方が もっと怖ろしい
というし、この上は1日も早く脱出した方が・・・
様々な不信を全て置いて、師長の笑顔に送られて病院を去った。

実はこの日退院準備をしている時、更に怖ろしい話を聞いたのだ。
88歳の隣のベッドのお婆さん、すでに介助無しの杖歩行で、退院間近に見えたが、数日前私が居た時に、
「夜中に呼吸が苦しくなって眠れないので、何かお薬を」
とナースに訴えていた。
ところが「お薬といわれても此処は整形病院なので」とけんもほろろに取り合って貰えなかった。
そのお婆さん、昨日の明け方苦しんで、急遽転院。
肺炎で助かるかどうか分からないという。
荷物を取りに来た家族が、
「病院にいるからって、安心できませんね」






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最終更新日  2006年01月03日 02時55分29秒
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