LA STANZA CHIARA 〜キアラの覚書〜

LA STANZA CHIARA 〜キアラの覚書〜

2006年05月01日
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2006/05/01 lunedi
午前中にグループホームに88歳を迎えに行き、入所以来初めて、Ht先生の診察に連れていった。
小さな医院の前の道路は狭く、車を置くことが出来ないかも知れないと、
そしたら車は我が家に置いて、88歳には歩いて貰わなくてはならないと思っていた。
しかし、何とか路側帯の内側で納まったので、そのまま路駐にした。

Ht先生は、限りなく優しい。
この間からお通じの色を気にして、今日は検体を持ってきたのだが、
心配しなくて大丈夫だからと、それはそれは丁寧に話して下さる。
言葉だけではない、長身をかがめて、88歳の顔をのぞき込むようにして話してくれる。


お昼は好物のお寿司か鰻と思っていたが、GWに入って外は混んでいるかも知れないので、
我が家で、デリバリーのお寿司を食べて貰った。
居合わせたtamには
「久し振りね」
だったが、今日から休みを取ってる関白には、丁寧なご挨拶。
「お世話になります」
後で関白が言うには
「俺のこと、忘れてる」
「そうじゃなくて、この家の主としてのあなたに挨拶したのよ」
と説明しといたけど・・・もしかしたら?と思わないでもない。
でも、今のところ長いつきあいの人の顔は殆ど忘れてない。
こんなところが、奇妙なわりに脳の萎縮が少ない レビー小体型

ついでに、我が家に置いてある、これからの季節の衣類を見て貰う。
殆どの衣類は、向こうの家に置きっぱなしで、暑い夏に締め切りの家の中にあったので、見に行った時には、もう使い物にならなくなっていたから、こっちに持ってきた物は数少ない。
「もう、外へも出ないからいらないんだけど、 こういう風に縫うのよ
 って教えなきゃならないから持ってくわ」
ああ、やっぱり今でも、学校をやってる気でいるのだろうか?


「あたし、あんまりゆっくりしていられないの。忙しいのよ」
「あら、送ってくれるの?」「荷物持ってくれるの?」
まるで、1人で帰れるし、荷物も持てるかのように言う。
こっちは、階段降りるのもハラハラして見てるのに。

自分がいろいろ出来なくなってることが分からない?
出来ないことを、受け入れられない?
それとも、全部分かってて、 見栄張ってるの?

分からないのは私たちで、当人の頭の中はそれなりに完結しているのかも知れない。







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最終更新日  2006年05月03日 02時50分17秒
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