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昨日、12月3日付けの日本経済新聞の家族会議「弁護士さん相談です」に、「敷金返還トラブルについて」の私たちのNPO活動を紹介していただきました。他にも同様な活動を行う団体、弁護士の皆さんの紹介もあります。記事の詳細はホームページにアップしましたので是非ご覧下さい。http://rrb.jp取材の際、記者の方に申し上げましたが、国交省の「ガイドライン」が約10年前に提示されて以来、時あるごと、様々な形で、マスコミに取り上げられてきましたが、どんなに入居者側がその知識を得たとしても、実際の現場ごとの判断は、貸手側(オーナー、管理会社等)にゆだねられている以上、トラブルはなくならない。というのが私の訴えたいことです。それゆえに、第三者機関が公平な立場で査定する、社会システムを提言し、現実的に案件に対峙する活動を行っているのが、NPO信州松本アルプスの風なのです。
2006年12月04日
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NHK大河ドラマ「功名が辻」の、ある意味、影の主役(勝手に解釈してますが)「六平太」が自害した。千代を生涯守り抜いた男、「六平太」、その最後の言葉は「千代が好きだ!」と、自ら用意していた毒の塊の玉(以前から用意していたみたい)を噛み砕き、千代の胸で死ぬことを、本望とした。その男の愛し方、生き様に涙してしまった自分は、おじさんか?かの石田純一も言っていました、寒くても靴下をはかないでいることは、「男の美学」つまり、やせ我慢である。と・・・・関係ないかな?あの時代に「君が好きだー」なんて語彙を使ったのか、いささか疑問ですが、六平太役の香川照之氏、いい役者になりましたね。
2006年11月26日
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よく人に聞かれるのが「NPOで飯が食えるのか?」という命題です。答えは・・・食えません。高貴な高尚な志だけではビジネスにはなりません。エッ、NPOはボランティア団体ではないの、ともよく言われます。NPOのめざす様々な事業は、行政や民間企業が取り組まないような、ニッチな社会問題をテーマとしている場合が多いですが、明らかにニュービジネスであり、継続的な事業のために稼いでよいし、その事業利益を一部の人間だけに分配してはならない。というだけのことですが、よく誤解されがちなところですね。志やボランティアを継続的に行うためにも、飯が食える程度収益を獲得し、またお金があってのNPO活動であることを、広く知ってもらいたいと思います。NPO関連の著作も多数ありますが、その携わるメンバーたちが、その活動で本当に「飯が食えているかの」大事な部分をしっかりと書いてある成功例にお目にかかったことがありません。その辺が曖昧なままであれば、真のNPO団体には、青年は集合しないでしょう。どなたか、ご存知であれば教えてください。
2006年11月25日
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アクセスカウンターの不具合が、楽天さんの問題であったとの、今朝履歴をみましたら、昨日5080までいって、日が変わった時点で、5045にダウン、しばらくして現在の50193ヒットに突然の激増!これって復旧したと解釈してよいのかな?それにしても、管理画面で履歴を見ると、エッチ、出会い系サイトのアクセスが相変わらず少なからずあります。誘客しようと一生懸命あらゆるブログにアクセスしているのかな?それともロボットみたいな仕組みなのでしょか?とすれば、アクセス数なんてものはどうでもいい話になりますね。
2006年11月25日
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ブログを始めて、楽しみの一つがアクセスカウンターの累計が増えていくことですよね。今日気付いたのですが、私の場合現在5000ヒット台ですが、5045を過ぎてしばらく増えると、また5045に戻っているのですアクセスカウンターを、無意味に増やす荒業やいたずらがあるのは知っておりましたが、逆戻りしてしまうことって、あるのですか?どなたか対策方法教えてください。
2006年11月24日
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初対面の日経記者A氏とは、JR改札口で待ち合わせ、小さな駅ですので改札口は一つ、濃紺のスーツに黒のコートとのこと、すぐわかりました。全てブランドもののいでたちにもかかわらず、さりげなく、いやみが全くない、さわやかA氏に、その第一印象で好感を持ちました。取材される前に、まず私から第一の疑問を投げかけました。「敷金トラブル問題」のテーマにおいて、数ある団体の中で、何故私たちを選んだのか。その答えとして・・・・過去の日経地方版において、NPOの活動が取材されていたこと、そして数ある同様のホームページの中で、新たなコンセプトとしての「弁護士とNPOの協働ビジネスモデル」であることを感じられ、直接お会いして内容を知りたいとの、明快な返答でした。私は「我が意を得たり」の思いで、その後、対話の途切れることのない機関銃のような質疑応答が行われました。弁護士事務所を後にし、駅にお送りする間際まで、対話は絶える事のない、久しぶりに、本当に充実した時間を過ごす事ができました。A氏に感謝です。最終電車が20時の制約があったため、駅に到着し、私の車からのお別れでしたが、車のバックミラーにはA氏が車に向かって深くお辞儀をして、私を見送ってくれている姿がありました。対話の内容については、後日に譲りたいと思いますが、A氏にとっては、仕事柄初対面でのこうした振る舞いや対話は日常なこととは思いますが。私には学ぶことが多く、そして、自分を理解してくれる一人の人間に出会えた感激と、さわやかな思いを、もたらしてくれたことに感謝します
2006年11月21日
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生活情報部 兼 法務報道部 A氏記者が東京よりわざわざ松本まで来ていただき、私たちの「敷金トラブル問題」の活動を取材いただきました。約2時間半にわたり、熱心に取材していただきありがとうございました。前半1時間半ほど、私から「敷金トラブルの」の実態と、NPO事業と弁護士との協働による査定活動のビジネススタイル、そしてケーススタディをお話し、場所を弁護士事務所に移し、原山弁護士との取材を行いました。どんな記事になるかは、12月3日の日経日曜版の「弁護士さん相談です。」に掲載となる予定ですので、是非ごらんください。
2006年11月20日
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韓国ドラマの、宮廷女官「チャングムの誓い」が終わってしまい、ちょっと寂しい一人です。韓流ブームは、ましてや韓国ドラマは自分には関係ないものと思っておりました。偶然、主演の女優「イ・ヨンエ」さんが来日して、NHKの公開放送に出演していたのを、見てしまったのが衝撃的で、それから、毎回「イ・ヨンエ」見たさに見続けていました。最近の日本の連続ドラマを見なくなった小生が、なぜはまっていったかの理由を考えてみました。1、日本のドラマの主人公、特にヒロインが低年齢化して、おじさんには耐え難い。2、日本のドラマもバラエティも、チャンネルを変えても、同じような人が入れ替わり立ち代りで新鮮な衝撃がない。3、「チャングムの誓い」の出演者たちには、日本がどこかに置き忘れてしまった、凛々しさを感じる。4、「チャングムの誓い」のドラマ進行は、単純・無理・展開が早過ぎるー・そんなことありえナーイ。白い息が気になる。などなど、突っ込みどころは多くありながら、その展開が一本道で、そして一生懸命さが伝わってきて、次回またみたくなる。ちなみに、日本の連続ドラマとしては[功名が辻」を見ていますが、見続けている理由は、こうして考えてみると、上記の3と4に通じているように思います。
2006年11月19日
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日本経済新聞社編集局 生活情報部 兼 法務報道部 とおっしゃる方から電話をいただき、「敷金トラブル」の現状と活動についての取材申込をいただきました。以前にも日経さんの長野支局の記者さんから取材を受けたことがありますが、今回は東京本社の記者さんで、日曜朝刊に連載されている「弁護士さん相談です!」を担当されているとのこと。東京からわざわざ取材に来られるとのことで、驚きとそして感謝です!また、この「敷金トラブル」の問題が、全国的な、また潜在的な社会的問題であることを強く感じます。取材結果はブログでご報告します。
2006年11月16日
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最近のメディアでは、「いじめ」の問題を毎日のごとく取り上げられてますね。またその内その話題も取り上げられなくなり、消えていくのではないでしょうか。賃貸生活の「退去時」のいじめは、いじめているほうも、その意識がないばかりでなく、むしろ被害者だと思い込んでいるところに大きな問題が潜んでいます。たとえば、大家さんのよくある言い分で・・・・長く住んできたのだから、しっかりリフォームをして出て行くべきだ。・結露によってカビだらけにしたのはけしからん。・畳や襖は借主が表替えしていくのは当然だ。・壁にカレンダーやポスターを貼るために、ピンの穴がついてしまった。張り替えろ!・掃除してあっても、これでは次の入居者には貸せれないから、プロのハウスクリーニング代はらってよ!などなど、家賃をいただいていたお客様である入居者に、負い打ちをかけるよくある話です。これは本当に、入居者が負担しなければならなのでしょうか?答えは下記のホームページで・・・http://rrb.jp
2006年11月11日
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私どもの活動は、主に貸し手から提示される原状回復費用の、法律的査定業務ですが、場合よっては、現場での退去の立会にも同席しています。今回の依頼者は、同物件の過去の部屋の負担額が30万円位の請求が常にされる状態で、とても不信感があり、退去立会にも同席いたしました。結果的には、明らかなフローリングの傷補修を除けば、一部のハウスクリーニング代金5000円で決着をつけることができました。後日依頼者からのサンキューメールをいただき、ご了解のうえで、下記にご紹介いたします。NPO法人信州松本アルプスの風 様 先月、○○ハウスのアパート物件で、退去の立会いをお願いした○○です。その節は、お世話になりました。 退去から1ヶ月が経過して、敷金の清算書類がやってきました。いただいたお見積もり通りの満額回答でした。 (特約条項にあった、畳張替え代金31500円を返還してくれました。) 正直、びっくりしています。査定書はいただいたものの、忙しさにかまけて、○○ハウスには連絡を取っておりませんでした。クリーニング代金などが大幅に安く請求されただけで十分価値があると思ったのですが、特約の金額全部が認められるとは。 これも、立会い査定していただいたおかげだと、感謝しています。どうもありがとうございました。敷金返還の査定手続きはなかなか面倒な部分もあるかとは思いますが、今後のますますのご活躍をお祈りしています。 遅くなりましたが、結果報告とお礼まで。
2006年11月10日
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しばらく更新を休んでしまいました。言い訳がましいですが、昨年暮れから2ヶ月入院した病気が完治できず、薬漬けの日々となって半年以上が過ぎてしまいました。薬の副作用とも闘わなければなりません。精神的にもモチベーションを維持することができなくなっていました。それでも、その間に原状回復の査定をいただき、サンキューメールをいただく度に、自分の使命感を奮い立たせて、またこうしてブログを更新していく思いに立つことができました。原状回復の問題は、少額な民事紛争である限り、借手が正しい知識を持ち、法律家との連携をもち、借手側から声をあげていかなければならない草の根運動である。その使命を自らにかけながら、がんばって生きたいと思います。
2006年11月07日
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約束の時間午後1時、立会人として、住宅メーカーの子会社の担当と、下請けリフォーム業者のお兄さんの2名がやってきました。当事者である、大家さんは顔を見せません。よくあるパターンです。でもよくよく考えると変ですよね、立会者の2名(2社)は大家さんの何の委任を受けているのか、入居者には不明な点です。賃貸借契約書には、賃貸人、賃借人、仲介業者の名前は載っていても、今日来た2社はどこにも載っていないし・・・何しに来たの?っていわれても仕方のない人たちなのですが・・・それにしても、アパート経営はれっきとした商売ですよね。ならば10年超長きに渡って家賃を払っていただいたお客様である入居者に対して、最後のお別れの儀式でもある、本日この時・・・そんな意識だからトラブルは減らないだなあ~~っと、わたしが愚痴っても仕方がないですね。ちなみに私たちNPOは、事前に、原状回復の査定業務は委任された担当弁護士が行う旨の通知をするとともに、非弁行為に当たらぬ範囲で、現状を調査把握する目的で立会に望む旨を文書でお知らせしてあります。 (この点がとても重要なのです。)昔からの慣習を打ち破り、既得権から「消費者を保護」するためには、コンプライアンス(法令遵守)は第一義と考えるからです。前置きが長くなりましたが、いよいよ立会のために、お部屋に関係者?全員が入ります。 つづく
2006年08月29日
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退去立会いには通常、退去者と貸手側の関係者による、原状回復のジャッジが行われるのが、慣例です。私自身も、長年貸手側に立場での同席とジャッジを、何千としてきました。今回は、借り手側の立場、まったく正反対の立場での立会い業務ということになります。貸手側にとっては、借り手に原状回復のプロがつき、そのバックボーンには精通した弁護士の査定が行われる状況は、きっと初めての経験でしょう。世の中には様々な契約行為があり、それは対等、公平を前提としたものであるのが理想です。しかしながら、その契約内容を理解するスキルは、、消費者側よりは数段業者側が高いはずなのも道理です。そのスキルの差が、重要な場面で紛争となるというのが、社会の不条理を生むセオリなのです。現場での当事者(貸手と借り手)利益を守るための立会いバトルの始まりです!立会い時間の30分前に、現場に到着、引越しもほとんど終了している中、依頼者の入居者A夫妻と打ち合わせに入りました。入居して10年過された室内は、程よく清掃されおり、依頼者の方の良き人柄を感じ取りました。 つづく
2006年08月27日
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我々の活動とサービスをご案内する、リーフレットが2ヶ月あまりかけて完成しました。A43つ折のリーフレット・・・・なにせお金が掛けられないNPOですのでデザイン・構成等々すべてはじめから全て自分で作りこむしかありませんでした。(印刷は印刷業者に頼みましたが・・)ブログと違って、一度刷ったら、やり直しがきかない世界(当たり前ですね)でも、社会に訴えたいことを、シンプルに表現できたと思います。
2006年08月18日
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査定書を発行するたび思うことは、既得権益との戦いだといくことです。法律の解釈・遵守、裁判の判例にそって、双方の主張を公平に判断して査定を行っています。その差額は平均して約80,000円を超える、消費者側に不当な請求がなされています。しかしながら、査定書を受け取った、貸手側の反応として何の権利でNPOが余計なことを言っているんだ。法律やガイドラインよりも当事者が了解して契約したのだからそっち優先だ。一方的に法律を振りかざすから、トラブルが発生するのだ。等々 逆切れされることが多いかな。「恐れ入りました」、と冷静に学ぼうとすることはありません。想定はしていましたが、これほどまでとは・・・本当を知る権利は、守られていない世の中だということ、消費者は戦う勇気が必要なのだということ。あらためて一緒に戦ってくれる依頼者に感謝、スタッフに感謝、そして弁護士先生に感謝!
2006年08月09日
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原状回復のトラブルは、とかく入居者が弱者で、大家さんが悪徳のような、風評がありますね。でも、この活動を始めてから、必ずしもそうでないことが、はっきりしてきました。例えば、「昨年12月に最高裁で特約による通常損耗の負担を厳格に解釈し、特約無効の判決をだしました」その新聞を見て、自ら、費用負担させれないと意識を変えた大家さんを知っています。先日その大家さん方で退去が1件あり、伺ったところ、すでに敷金を全部返金されているのです。一緒に物件を点検し、私としては、「この部分は、入居者に負担させてよかったのに!」「そんな金のない奴から取らないさ。そんな大家さんも、いらっしゃるのです。その大家さんは、現役時代は報道記者だったそうです。
2006年08月05日
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敷金トラブル相談1件目はショッキングな内容でした。仕事のため、親元を離れてアパート暮らしを2年ほどしていた息子(30代)さんが、室内で死亡していたのを、死後3日ほど経過後、妹さんによって発見されました。司法解剖の結果、事故・事件性もなく、自殺でもなく、突然死と診断されたのでした。当初は貸手側も気の毒がった態度でしたが、退去立会時に豹変、”お祓い”はしたものの、しばらくは貸すことができないので、向こう1年間の家賃を遺族が払え、との要求をしてきたのです。お母さんは、どう対応したらわからず、憔悴の中、消費生活センターや不動産協会など相談に行ったものの、なんら具体的な救済が図られず、そんな頃私どもの活動が新聞で紹介され「藁をもつかむ思い」で相談にこられました。勿論今回のような場合、まったく支払う必要のないものです。さっそく相手側の意見書も回収の後、弁護士による全面的否認の査定書を提出しました。結果、敷金全額返還への逆転を図ることができました。後日、そのお母さんからお電話で、あの時NPOに電話をして「戦う勇気をもらいました」との言葉を頂戴することもできました。感激です。
2006年08月03日
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弁護士の先生とのタイアップで始めた、敷金トラブル法律支援センター。早3ヶ月が経過しようとしています。引き合いとして、マスコミ報道によるもの、消費生活センターからの紹介によるもの、ネットからの問い合わせ等、様々な入り口からの依頼が入ってきています。合法的、適正な査定書作りを行っていますが、相手側(貸主側)にとりましては、まさに晴天の霹靂とでも言いましょうか、まるでこちらがゴネているかのように捉える方々も多く、その根の深さをあらためて実感する日々です。「消費者の保護を図る活動」として、どこまで戦えるか、真剣勝負です。消費者の権利は、だれも守ってくれない、自らが賢く、法律を武器にして、不公平の是正に声をあげていかねば、損をする。それが世の中の仕組みなのでしょうか。
2006年08月02日
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<敷金トラブル>というキーワード検索を行うと、1年前に比べ消費者側(入居者側)にたって支援するサイトが随分増えたように思います。それぞれ皆さん正義感をもって行っていることと思います。自分は幸いにも弁護士の先生とのタイアップで、敷金トラブル(原状回復)の査定ビジネスをスタートすることができました。先生とのお付き合いの中で、目からうろこが落ちたことは、遵守すべき順序があるということです。1番に法律2番に法令3番に判例中でも判例については、裁判官によって同義な事件において、正反対な判断をしている場合もあり、注意しなければいけません。また、国土交通省による「ガイドライン」はあくまでも包括的な判断基準であって、本質的には上記の3つの要素が兼ね備えていなければなりません。当初、自分自身の経験や知識そして「ガイドライン」による民間判断で進めようとしていました。しかしそこには、大変重要な法律的な解釈と判断力が必要であることを、先生に教えていただきました。安易な正義感は、かえって依頼者をさらなるトラブルのスパイラルに陥れてしまうことを忘れてはいけないと思います。
2006年05月15日
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名古屋の引きこもりの若者を支援するNPO施設内で、死亡者を出し、その代表者らが逮捕される事件が起きました。事件内容の真実はともかく、NPO法人に関わるマイナスの報道は、より慎重に取り扱っていただきたいと思います。なぜなら、「NPO」という組織、役割、概念などが一般によく理解されていない為の、誹謗・中傷のネタにさらされるためです。先日も、日本経済新聞社の取材を受けた際にも、話が盛り上がった後半、逆にNPO法人の印象を記者に問いかけたところ、「あやしい」「何で食べているのかわからない」あげく「暴力団の隠れ蓑」が多いから気をつけてます、云々。NPO活動を真剣に考えている我々の前で、臆面もなく言ってくれた、記者の本音に、その品格のなさと、これが日本の実態なのかと、勉強させていただきました。
2006年05月10日
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アイフルが営業停止の処分を受けて、マスコミ各紙はいわゆる金利のグレーゾーン廃止への一大キャンペーン記事を、よく見かける今日この頃です。廃止にともなう、闇金が台頭してくる向きも心配されますが、私的には、金利の制限を今後行っていったとして、そうした借りざる負えない世の中に変わるわけもなく、今後も増え続け、多重債務者にとっての苦しみのスパイラルは、日本の消費天国の裏地獄は底なし沼のようです。また、金利が低くなっっても、これまで支払い続けた分について、おそらく金融業者は精算して返してくれるはずもなく、そこには、消費者の期待の高まりと、現状を維持しようとする業者とのギャップは激しくなるばかりで、さらに違ったストレスを生じ、トラブルを増幅させるものではないでしょうか。私の子供の頃には消費者金融などあるわけもなく、お金がないなりの幸せがあったように思うのですが・・・
2006年05月08日
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26日の設立発表後、NHK長野支局の取材を受けました。他にSBC信越放送からも取材依頼をいただきました。いずれも社会的意義があると評価をいただいています。敷金返還のトラブルの問題は、実に水面下において、古くから存在した社会問題であるにもかかわらず、古くからの慣習や、貸手側の論理・常識に阻まれていることは、間違いありません。しかしながら、今後大切なことは、貸手側の大家さんもある意味で「消費者」であることを、忘れてはいけません。双方が「消費者」として新たな常識の構築を目指すことが、NPOとして社会的使命としていきたいと思います。
2006年05月06日
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報道発表後の翌日、各紙写真つきで好意的な記事として掲載いただき、ありがとうございました。その後電話による、一般の方々からの激励をいただくなど、身が引き締まる思いです。今回の、NPOと弁護士との協働事業は、これまでの司法の垣根を低くし、法律によって恩恵をこうむる人と、知らずして、また相談できずして損をまねくなど、そうした格差をなくす活動として、どこまで踏み込んでいけるかが、本質的なテーマでもあります。「消費者保護」という言葉を、新聞で見ない日はありません。またこれだけ、インターネットによる情報入手が容易になった今日でも、実は個別の紛争解決は相変わらずアナログな過程を踏まなければなりません。かえって、そのギャップがストレスを生み、当事者同士の疑心暗鬼につながる恐れさえあります。
2006年05月01日
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5ヶ月ぶりのブログ更新となります。昨年12月に体調を崩していらい、約2ヶ月の入院を経て退院したものの、以前のように体が動かずブログ更新の気力もおきない日々が続き、今日に至りました。自分だけは病気なんかしないと、過信しておりましたが、様々な人たちの支えがあり、自分があったのだと、今更ながら感謝できる今日この頃です。病気のことはさておき、原状回復、いわゆる敷金返還トラブルについてのNPO法人として弁護士との協働ビジネスを志向して約1年、途中病院を抜け出しながら、必死の準備をしてまいりました。そしてこの度「敷金トラブル法律支援センター」を開設できる運びとなりました。僕としては、治らないかもしれない病との格闘の中で、仕上たNPOビジネスモデルです。大袈裟かも知れませんが、魂を込めて現実化し、昨日26日地元紙ではありますが、7社の新聞社を交えての、設立説明会を行うことができました。ホームページも完成することができましたので、ご覧いただければうれしいです。http://www.rrb.jp/より多くに人にお役に立てればという思いで、がんばります。
2006年04月27日
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急性肝炎で昨日から検査即入院になってしまいました。ブログ生活も軌道にのってたのに、しばらくインターネットできないと諦めていましたが、ためしに、病室で無線LANを試みたころ、成功!!!!点滴うけながら、ブログしてます。初めての体験ですが、これも間借りの、仮の宿、観察していきたいと思います。C型、B型肝炎ではないとのことで、ほっとしています。2週間の入院の予定。。。クリスマスは病院か~
2005年12月15日
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昨日NHKの「クローズアップ現代」で「スパイウェア」の犯罪レポートを見ました。最近よく耳にしていましたが、恐るべき内容でした。アメリカでは3台に1台が感染しているとの報道でした。これまでの愉快犯的なウイルスとは違い、メールの添付ファイルや、画像のダウンロード、ホームページの閲覧(スケベ系に多い)だけでも密かに感染し、使用者には全く気づかれることなく、そのPCをのぞかれてしまうとのこと。例えば、WebカメラがあるPCなら、そのお部屋までのぞく事ができるそうです。また、ネットバンキングを利用しようとした場合、口座番号はもとより暗証番号まで、犯罪者の手元に送信してしまうものです。その後何に使われるか分かりますよね。アメリカでは急増の一途で、法整備も後手に回って、最近初めて逮捕されたケースでも、2年の歳月をかけての、やっとの逮捕だったそうです。早晩日本もターゲットになることは、必至と思われます。そんな話題を、今日ホームページ制作会社の社長と懇談した際、「情報が遅いな~」と言われながら、無料のスパイウェア対策ソフトのサイトを教えてくれました。(知っていたなら早く教えろよ!)スパイウェア アドウェア対策ソフト(無料版)http://www.asciisolutions.com/products/adaware/download.htmlまだ、英語版しかないようですが。何となくインストールでき、スキャンしてみました。なんとも!いくつかの怪しいファイルを、駆除することができましたよ。みなさんの参考になれば幸いです。
2005年12月06日
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昨日の夕方、天気予報では「松本は大雪注意報」とあったので、朝は覚悟しておりました。でもご覧のとおりでホッとしてます。なにせ雪は仕事をさせてくれなくなりますから。信州のイメージは、アルプスなどの雪山をイメージされることが多いのですが、松本の平地においての積雪は毎年それほどありません。松本地方においての冬は、とにかく寒さや水道凍結との闘いです。みなさんは、凍結で便器がみごとに割れているのを見たことありますか?給水管に巻かれている、「凍結ヒーター」を入れ忘れて、水道管が破裂して、水道水が噴水のように吹き上がり、落ちる頃には氷になってる様は見事です。まれにですが、雪が地上に降りたとき、結晶の姿のまま折り重なるように積もり、フッと息を吹きかけると、フワーッ舞い上がる様は美しいです。松本に移り住んで早や24年、暮らし始めた頃は、そうした寒冷地ならではの光景に、面食らいました。そんな松本の平均気温も上がってきていますスタッドレスタイヤ(当時はスパイクタイヤ)は11月には入ればすぐに履き替えたものですが、まだノーマルタイヤでも大丈夫かな???まさに、地球温暖化は着実に進んでいるのです。
2005年12月06日
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2日、3日と東京ビックサイトにて、「賃貸住宅フェア」が開催されました。各企業ブース250社、セミナー120講座の大規模フェアです。私は、10年ほど前から、この年1回のフェアを見に行っていますが、10年前のそれと比較すると、倍以上の規模になっているかと感じます。賃貸住宅の関心は高まる一方なのでしょうか。私が参加したセミナーは「裁判事例に見る、敷金返還トラブルの実態」と題した、弁護士先生の講演です。約200人以上はいたでしょうか、結構な黒山の人盛りで、関心は他のセミナーに比べかなり高いものと思いました。内容的には論理的な内容で、実践では使えない理想論に終始していたように思いましたが、参加した価値は終了後に、実はありました。セミナー終了後、数人の参加者が、先生を取り囲み質問会が始まったのです。10分間位だったでしょうか。その中で、30年間大家業をしてきた老婦人の質問で「今回初めて、少額訴訟を経験し、精神的にも疲れ、こうしたトラブルに巻き込まれないためにも、弁護士先生にお願いしたいのですが・・・、費用はいかほどですか?」との質問に対して、弁護士先生曰く「僕にはできません..現場を知りませんし、見積の相場も分からないので、できないんですよ。」大家さんの立場からも、こうしたニーズがあるという新鮮さとともに、いざとなったら、弁護士先生も受けてくれないのか(本当は儲からないからかも・・・)これが現実だということ、原状回復トラブルの根は深く、我々のやろうとしていることは、社会的に意義があるのだということを、感じつつ。
2005年12月05日
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以前のブログで紹介した、平成電電の民事再生(破綻)に対して、憂慮している一人ですが、最近のニュースで、ソフトバンクグループ、ライブドア、USENなどの起業が再建に名乗りをあげていたことがわかりました。また、関連会社の上場企業「ドリームテクノロジーズ」の第三者割り当て増資を、あの村上ファンドが引き受け、株価の変動は激しいものの、復活の兆しが伺えます。固定電話料金体系が、IP電話よりも安く、ADSL料金も業界最安値に挑戦し続けた企業を、絶対につぶしてはならないと思います。様々な企業の思惑に翻弄されるかもしれませんが、是非復活してもらいたい。また、多くの債権者の権利を守っていただきたいと思います。関連記事http://kabushiki-blog.com/article/9269919.html#more
2005年11月30日
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楽しい話題を考えようとしても、気になってしまう、耐震強度偽造問題・・・、そういえば、このブログを始めた頃、悪徳リフォーム事件が発覚した頃でした。また言うまでもなく、本ブログのテーマも請負工事の問題です。全てに共通していることは、消費者の分かりづらい分野を最大要因として、専門家集団であるべき彼らの、共同不法行為、または共同正犯としてとらえることができるものと考えます。わたしも、20代のころ、ハウスメーカーの現場監督をやってました。多いときには、30棟近くの新築住宅を担当し、一棟一棟丁寧に、打ち合わせ、検査など到底無理でした、それでも若さと責任感?で毎日、毎日深夜まで働かざる負えませんでした。もちろん請負工事という分野は、オートメーション化された工場内での製品つくりではありません。大変複数の人、もの、金が一つの現場を作り上げてゆく分野であり、その複数の人々の請負うという目的は一緒でも、利益が相反する関係者の集団ですから。組織構造的に、ダイナミックな改革をしなければ、延々と同様な犯罪に近い問題はなくならないことでしょう。
2005年11月29日
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ここ最近重い日記が続きましたので、今日は以前にいただきました、ライブバトンを書きたいと思います。ライブ。。。イコールコンサートでいいですよね。1:今まで参戦したライブの数は?初めてのライブは?数えたことないので、わかりません。初めて行ったコンサートは、幼少のころ、お袋に連れられて、「水原弘」だったのは、よく覚えています。レコード大賞の「黒い花びら」に酔いました?2:自慢のライブ参加は?息子に連れられて、横浜アリーナで「ポルノグラフティ」に参戦。ロックライブは初めてで、最初は気乗りしなかったのですが、最後は無性に感動してとめどなく涙しました。僕って純?3:ライブの参戦回数がもっとも多いバンドは?複数回参加したコンサートはオフコース・小田和正(ファイナルコンサートの大間ジローのドラムスティク持ってます)南こうせつ(今年の舞台では、アンコールでこうせつ泣いていました。)さだまさし(お隣の諏訪市に住んでいる。歌よりおしゃべり目当てです。)ちょっと恥ずかしいですが、郷ひろみ(一年で3回行ってしまったことがありました)最も多い参加ライブは南こうせつです。蛇足ですが・・・3年前地元の小学校でファミリーコンサートを企画し、そのトリで、親父バンドを結成して3曲演奏しました。指導者は近所のお父さんで東京ディズニーランドでパレード等のディズニー音楽の編曲者がいて(びっくり!)本格的なものになりました。僕はアコギで、もつろんボーカル曲目は支離滅裂・何の脈略もありませんが、亜麻色の髪の乙女ロビンソン冬の稲妻観客はもちろん小学生のガキ、失礼!お子様とその保護者様たちですが、ナルシストの僕はそれでも充分、楽しむことができました。ライブ最高!このバトン是非ぜひ・・本物大好きさん・はんなりのほほん♪の有里子さん受け取ってくださいまし!!
2005年11月25日
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「鉄筋の量を減らせ」「コストダウンをしろ」「嫌なら他の事務所に仕事回すよ」と言われて、偽造しました。。。云々。両者に対して世論は今後大変な批判を浴びせることでしょう。私は、今回の事件が特別なことではないと思います。確かに、人命を損なうまでの、良心をなくした仕事の確保は論外ですが。ブログのテーマである原状回復、敷金精算トラブルも本質は同じです。業者は、大家さんから、今後もお仕事をいただきたいために、本来入居者に返すべき敷金、請求してはならない工事代金を搾取しているのですから。それが、大家さんからの圧力ではなく、「ほとんど無知」からくることが多いので、罪の意識はほとんどありません。確かに金額は少額かもしれませんが、それが全国津々浦々で、延々と慣習として行われているのです。その合計金額は計り知れません。今回の事件は、対岸の火事ではなく、今一度自身の仕事に対してチャックする必要があるのではないでしょうか。
2005年11月25日
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耐震偽造の事件が、人命を損なうような大きな問題へ発展していこうとしています。私が感覚的に不安なのが、発覚当初彼の”姉歯氏”のインタビューで悪びれなく返答していた、あの表情です。いかにも業界の常識のように、みんながやってるもん!昔のギャグで「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と言わんばかりの表情だったと思いませんか?ここ10数年の間、物の値段は安くなりました。いわゆるデフレスパイラルなのでしょうか。ものの流通カット、製造業メーカーの生き残りを賭け、しのぎを削るコストダウン、そして100円ショップ・・・大変な努力の結果だと思っています。日本人の英知だとも思います。その中で、建設・建築業のような、同じものつくりであっても多重階層に渡る”請負う”ことにより成り立つ業種は、なかなかコストダウンできない分野だと思っていました。1つには公共工事の談合による、ぬるま湯な見積単価で長くあぐらをかいてきた。ゼネコンの存在2には、消費者には当然分かりづらい、相見積をとっても、比較しにくい大きなお買い物であること。それでもこの10年で、工事単価はかなりコストカットされたと思います。それは、単なる下請けいじめの場合も多いと思います。その場合、当然良い仕事にはつながりません。表面的なデコレーションは、なんとでも見栄えよくできますが・・・結果、腕の良い職人・良心的な技術者が育たなくなっているような気がします。今回の問題が、最小限でとどまることを祈りつつ・・・
2005年11月23日
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「いつかばれる嘘を、何故人はつくのかな?」今回の事件だけでなく、銀行の派遣女子行員の12億の横領、などの事件があると、素朴に疑問を感じます。また、それが発覚する引き金を引いた人が必ずいるのでしょうけど、その引き金を引いた人の、背景を僕はとても知りたいです。取り上げるマスコミを知っていたら、教えてください。犯罪人の心理には、自分だけはバレナイと思って犯すものと、自暴自棄で犯すものと2通りあるように思います。いつかバレルであろう犯罪は、実は他にも、みんながやってるから、という実態が本当は隠されているのではないでしょうか。本ブログのテーマの、本来入居者の権利である敷金返還金、不当な原状回復代金請求も、突き詰めれば、不法行為であり債務不履行という、みんながやってる犯罪であり、感覚として麻痺している社会問題の一つであるのです。
2005年11月22日
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現在準備している、原状回復トラブルについての救済活動において、正式に、地元弁護士に相談することができました。クリアにしなければならないポイントとして、1、トラブルにならないための原状回復に関する啓蒙活動2、退去時の原状回復の立会に同席または代理人としての活動3、不当な請求があった場合の、代弁者(主に退去者側)としての活動上記の、2と3は弁護士法による非弁行為として、対価を受けて弁護士あるいは司法書士以外のものが、法律紛争の代理人として行ってはいけない、ことに抵触するはずなのです。しかしながら、大家さん側は、もっぱら管理会社やリフォーム会社を代理者として、原状回復のジャッジを行っています。弱者は、自分でやるか、わざわざ高い報酬を覚悟で、かつ時間をかけて、先生に依頼しなければならない。現実的には100%無理です。反面、何の資格のないものが、交通事故の示談屋のごとく、解決してやるからといって、高額の手数料を請求しているケースもあるようです。私は、社会的に認知されたNPOとして、合法的に行うことを大前提と考えます。今回の弁護士先生には、その趣旨と社会的意義に共鳴していただくことができました。どのような戦略をとればよいか、研究していただくこととなり、第1回目の接見が終わりました。今後も報告していきます。
2005年11月19日
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禁煙2日成功!自慢になるかプン!それがみなさん聞いてください、昨日の夜中から、吐き気をもよおして起き上がってみたら、すごいめまいがして、苦しくてその後一睡もできませんでした。今朝は、風邪がまだよくなってないのかなあと思いつつ、そのまま出勤したものの、やはりお昼前に気分が悪くなって、ソファで横になって、はたと気づきました、「もしや、禁煙パッチのせいなのでは?」そのシールはニコチンが体内に直接浸透していくため、禁断症状を起こさないというものですが、ひょっとしたらと、町医者に電話をしてみました。「あっそ~それ間違いなく副作用だな~、アハッ、言ってなかったケ~」「一番大きなシールだから、強すぎたみたいだね~、半分に切って使ってね~、アハッ」「あ~それから、眠れなくなることもなるから、その時ははがしてね~」先に言っとケー!な!なんてファンキーな町医者だだだだだだだ=====!あいつを儲けさせることなく、禁煙してやるぞー!とシールをはがしながら風邪とともに体調のよくなった、今日一日でした。 おしまい
2005年11月16日
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週末から風邪気味となり、医者に行ってきました。「少しぜんそく気味ですね」って言われて、点滴をうけました。初めて行った医者で、いきなり点滴を勧められたので、ゲゲッ「そんなに悪いのかな」て思いましたが、早くよくなるから、とのお勧めでした。即効元気になったような気がします。それから、禁煙も勧められて、あのニコチンのシールを貼るやつです。具合が悪くて気弱になっている僕は、「タバコやめたいです・・・」といったら「よく決心してくれたね!」自分のことのように喜んでくれて、シールを出してくれまして、僕も挑戦してみようかと思います。ぜひ応援してください。
2005年11月14日
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つい最近の退去のお話・・・入居者はすでに退去しており、不動産屋さんから、どうも荷物が置き去りにされているとのことで、入室しました。写真がないのが残念ですが・・・そこには・・・まるで生活感のないワンルームマンション、部屋の真ん中に万年床が敷かれ、その周囲には、スーツが13着、コート1着、スーツ替えズボン13本が重ねて置き去りになっていました。不気味なのは、それらの洋服は明らかに、すべて新品!一度も袖を通していないもので、商品タグもつけたまま・・・なのに・・そのスーツのボタンが全てきれいに切り取られていたのです。ボタンの一部は床に散乱していたのですが、他はどこへ行ったのでしょうか?何の目的があったのでしょうか?さらに、流し台と浴室には、男性化粧品の空容器が何十本と残され、内容物はすべて入っていません・・・大量のその化粧品の臭気は尋常ではありません。それらは、周囲にこびりついた状態で黒く変色していました。何の目的があったのでしょうか?そして・・部屋全体にはティッシュが散乱し、特に汚れているわけでも、使用したわけでもなく、とにかくティッシュのごみとホコリが充満していました。さらに白かった壁紙(ビニールクロス)がブルーに塗装してあったのです。(キャー!)みなさん、どんな状況だったか、想像できましたでしょうか?何の目的があったのか、今では知ることができません。確かにその入居者は、半年ほどの入居期間に、その部屋で、洋服のボタンをひとつひとつ、丁寧に切り取り・・・・、大量の化粧品を意味もなく垂れ流しながら、ティッシュを部屋中に広げて、暮らしていたのは間違いありません・・・ウぎゃー!!!
2005年11月11日
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原状回復トラブルの防止と解決をめざすNPO活動の準備を着々と進めています。そこで大切になるのが、Webサイトの構成です。そのサイト名が決まりました。「賃貸生活 ベネフィット倶楽部」NPOの事業として「消費者保護を図る活動」の範疇での今回の活動の中で、原状回復トラブル問題だけでなく、賃貸生活を快適に送るための応援サイトと位置づけました。行政の補完的な役割や、子育て支援、法律、住宅購入など様々なカテゴリーで、消費者保護を図るユニークなサイトになるよう計画しています。来年2月のオープンを予定しています。賃貸生活のうえで、こんな情報があればいいなーって思うカテゴリーを、是非お知らせ下さい。
2005年11月10日
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ある退去での話・・・1ルームマンションでその女性(おそらく20代前半)は新築で入居され、ほんの3ヶ月での退去となり、立会に赴きました。新築して間もない物件でしたので、何も問題もなく立会業務も済み、もちろん敷金は全額返還となりました。そののち雑談となり、こんな会話となりました。私:「こんなに早く退去になった理由を、差し支えなければ教え下さい。」彼女:「私は元々とても汚い(きたない)のが好きで、このままではいけないと思い立ち、新築のマンションに住めば、自分が変われるんじゃないかと、ここに住んでみたんです。でも、このキレイさが自分には、やはり耐えられないことが、よ~く分かったんで、元の生活(どんな生活ジャ?)に戻ります。」私:「・・・・」「お元気で・・」というのが精一杯でした。とてもチャーミングな人でしたが、今頃どんな生活してるのかな?
2005年11月09日
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私の仕事は、お引越しが済んで、荷物がな~にもない状態の直後に、原状回復の検査員として出向くことです。長年こうした仕事をしていると、な~にもないそのお部屋で、その入居者がどんな暮らしぶりをしていたのか、とか、その人の人柄とかが、なんとなくですが見えてきてしまいます。結構な人生勉強にもなります。そんなエピソードを、思いつくたび、紹介していきたいと思います。立会検査の際一番目についてしまうのは、トイレやお風呂、流し台などの水周りの部位です。この部分の汚れ方や、お掃除の状況は、原状回復チェックの重要な部位でもあるのです。たとえば、流し台の排水かごやお風呂の排水目皿、そして便器の水溜りの底面分と便器の周辺が、きれいにされていたりすると、そのお部屋のお掃除は全般的に行き届いている場合が多いし、その入居者の人柄の良さをとても感じます。たとえば、トイレの水溜りの底の部分に汚れが見られる場合、入居中はおそらく荒れた、もしくは不規則な生活をしていたんじゃないかと思ってしまいます。この部分は長い時間をかけてよごれが溜り、さらに一度つき始めると、しつこい汚れと化し、退去の際あわてて市販の薬剤を使用しても除去しずらくなる部分になるからです。
2005年11月07日
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裁判員制度導入などの司法制度改革の一つとして来秋、「日本司法支援センター」(愛称:法テラス)が発足するそうです。法律上の紛争解決の前に泣き寝入りをしている、多くの法律問題に対して、もっと身近に相談できる、情報窓口としての役割を担います。地元の弁護士や司法書士先生の協力をいただきながらその主な目的として、1、情報提供相談、紛争解決への道案内関係機関等の情報集約、整理、提供2、司法過疎対策司法の過疎地域での法律サービス3、民事法律扶助資力に乏しい人に弁護士費用の立替など等々です。私の感じる限り、これらのサービスや情報提供は、既存の扶助制度や無料法律相談などの組織化に過ぎないように思います。庶民が本当に欲しているものは、実際にささいな法律紛争にも、現場におもむき、個別に解決していく機関と、それに伴なう費用が庶民感覚で受け入れやすいリーズナブルな料金システムなのだと思います。私もかつて市の無料法律相談を利用したことがあります。結局15分くらいのアドバイスと地元の弁護士を紹介してもらって、相談してください。で終わりました。結局お金が必要なのか~と思ってしょんぼり帰ったのを覚えています。
2005年11月04日
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首都圏に住む50歳以上の男女500人を対象にしたアンケートで、◇夫の41.3%が妻にときめきを感じているが、逆に妻は18.9%しか感じていない。(企画制作会社クリエイティブ・シニア)調査◇男女とも6割が「恋愛したい」と答えたが、相手の年齢の下限について、男性は「自分より20歳下まで」が30.9%だった。一方、女性は「5歳下まで」が37.3%と現実的な答えだった。わたしはまだ50代ではありませんが、ちょっとショッキングな結果だと思いませんか。どうとらえるかは、人様々と思いますが、わたしは夫が妻あるいはパートナーに対して、男性としての魅力・努力を怠ってしまった結果と、本来持っている女性の残酷さの現れのような気がします。(だからヨン様に走ったんだな・・)反面、行き場がなくなりかけている、男性のかよわき面の現われのような気がします。他の調査では、60%の男女が恋愛したいと思っているのですから、子育てが一応終わった人から、もうワンチャンス自由に恋愛をしてよい法律(もちろん現在のパートナーでも、よそにでも)なんか作って奨励したら、経済効果抜群だと思うのは、私の勝手でしょ?!人口も増えるかも・・・
2005年11月01日
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市営住宅の退去にともなう原状回復範囲の実際を、知ることができました。その物件は、6畳3間の3DK 入居期間5年の入居者です。入居者負担の範囲は下記のとおりです。1、畳の表替え18畳全部2、部屋の壁は市の負担とし、他のみずまわり、玄関、浴室の壁の塗装は入居者負担3、襖は全部張り替え上記は故意、過失あるいは汚損状態に関わらず、行うことのようです。まだ、退去していないので確定したらまた報告したいと思います。民間賃貸に比べ、厳しい判断と思いますよね。また、ガイドラインからも逸脱している部分が多いと思います。その点で注意しなければいけないことは、1、ガイドラインの基準は、あくまで民間の賃貸住宅に対しての基準であるということ。2、同地域での同様の規模の民間賃貸住宅との家賃格差は、約5万円あると判断し、5年間の賃料格差の合計は、約300万円となり、それは税金でまかなわれていると考えるとすれば、上記の通常使用による損耗を含めた修理負担は、妥当といえるかもしれません。しかしながら問題提起として、1、市の賃貸借契約書の内容は、かなり曖昧な内容であり、入居の際十分な説明はなされていないようです。2、根本的な問題として、安い市営住宅に運よく入居できた世帯と、民間住宅に入居せざる負えない大多数の世帯との、税金に対する利益享受の不公平感をぬぐいきることができない。この辺の問題は、永遠に解決しないんだろな~とは思ってますけど。皆さんはどう思います?
2005年10月27日
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NPO活動の一貫で、そばの刈入れを初体験しました。種まきから数えて約3ヵ月半での収穫は、こんなに早く成長するのかと驚くばかりです。蕎麦の花は小さくて、真っ白ですが、その実はご存知のこげ茶色に変化します。でもそば殻を破るとまた 真っ白な実(そば粉)が現れます。ですから、そば粉100%の麺は白いはずなのです。よく食するそばの麺の色付けは、そば殻を砕いて混ぜるそうです。とにかく収穫と蕎麦の実を落とす作業は、人力でしたので、疲れ果てました。あらためて農家の皆さんに感謝!大変雑な作業だったのですが約200坪の畑から、25キロ程の収穫となりました。次回は蕎麦打ちに挑戦し、これだけ苦労しましたから、絶対こいつを食ってやるんだと、決意に燃えた一日でした。
2005年10月24日
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渡哲也主演の「熟年離婚」と堺正章主演の「理想の生活」テーマやシチュエーションがそっくり、申し合わせて制作したみたいな、そっくりドラマ!こんなんでいいのかな・・・両ドラマの共通項とは1、団塊の世代の定年族の男の有り様2、これまで家庭をかえりみず、仕事一筋が男の美学であり、愛情と思い込んでいたのが、妻や家族からのしっぺ返しを受ける・・3、結果、離婚に至る至らないは別として、妻と仲良く老後のライフ計画は見事に崩れ、妻は元気一杯、自分の人生を謳歌し始め、夫はとまどうばかり4、大企業にお勤めだったようで、退職金、年金など老後の経済的な心配はないようだ。もちろん一戸建て持ち家だ!5、庭にはパティオがあって、いつでもバーべキューを楽しむつもりだった(NHKの製作経費削減の折、同じセットを使っているかも知れないね。)6、長男は両ドラマとも、×イチの子連れの年上女性と結婚したがっている。でも生活には困っていない。7、妻は両ドラマとも魅力的!だって松坂慶子と風吹ジュンですから。ちなみに私の定年の年代に同じドラマを制作するとしたら・・・1、団塊の世代の終わりかけの世代の男の行く末は先が見えない。2、家庭をかえりみず、会社にかけたが、途中でリストラにあい、気づいたときには家庭にも仕事にもうらぎられ、定年どころか再就職に奔走3、金がないゆえ、共働きの夫婦は人生を楽しむどころか、離婚もできず、とりあえず、家庭内別居。4、年金もすずめの涙で、相変わらずの賃貸生活、老後のライフ計画にはあえて触れない。退職金などあるはずもない・・5、子供たちも定職につかず、アルバイト生活。とくに恥じることもなく。6、そして妻たちは・・・想像したくない・・・・。そうとう重いドラマになりそうです
2005年10月21日
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娘のパソコンがぶち壊れて、お金がない父にとって最後にすがったのは、ネットオークションでした。経験済みの方には当たり前でしょうが、正直感動ものでした。何にかんどうしたか?1、オークションのシステムがPCと携帯とのコラボレーションで、まことにそつなく、入札、再入札、そして落札のお知らせと、感心することばかり。2、とりあえずのノートブックパソコンが7620円。ついでに無線LANの環境にしてあげようと、TAとカードのセットが5250円。しめて12870円でした。ほんの数年前に同じスペックで購入するなら、20万円以上する代物で、確かに新製品と比較すべきもないけども、インターネットをするだけなら十分です。パソコン歴10年の私には、このお値段はやはり感動!しすぎかな?オークションに感謝!
2005年10月19日
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知っていましたか?原状回復トラブルにおいて、第三者の専門家、あるいは業者あるいはNPOが、消費者側に立って代弁し、解決をする行為が業務として行われた場合、弁護士法に触れ、しょっ引かれるってことを。非弁行為とは法律紛争の場合その仲裁ができるのは、法律の番人、そう弁護士あるいは簡易な場合は司法書士先生以外はやっちゃイカーンということです。それによって、原状回復のトラブル紛争解決は入居者本人様しかできない、あるいは高いお金払って先生にお願いしなければいかんのです。または自分で証拠固めして、少額訴訟を起こして解決してクダサーい。と、まことに消費者冥利に尽きる世の中なのです。ちょっとまてよ!お気づきの方もいらっしゃると思いますが、大家さんはどうしてるかってこと!不動産屋や管理会社にイヤーな交渉事はおまかせになってますよね。それってどうなんでしょうか?私の調査したところ、明確に合法的との根拠はありません。それどころか触れてはいけない、パンドラの箱のようなブラックホール感じるアンタッチャブルな部分のようです。国の特別会計の中身に触れられたくないような、同じにおいがします。
2005年10月18日
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本ブログのテーマは、NPO活動のなかで原状回復のトラブル解決の事業化を立ち上げることです。NPO的考え方は突き詰めると非常に難解であり、人の善とは何かとか、大変哲学的になる面や、誤解を受けやすい面もあり、その認知度ははなはだ低いものとも思います。またすでに実際に運営しているNPO法人に対しても、疑問視される団体もあるのではないでしょうか。最近学んだ本の中で、参考となる考え方をまとめてみました。「元気なNPOの育て方」戸田智弘氏 著 NHK出版NPOビジネスの考え方1、行政機能の補完的役割 行政が最大公約数的な平均的な市民を対象としているのに比べ それ以外の、個別性の高い 強いテーマを持ち、行政や企業の果せない社会的使命を担っている。2、情報の非対称性による 契約の失敗の是正的役割 契約者間における、情報・スキルのバランスが偏っているために生ずる、弱者と呼ばれる情報・スキルのない立場の人への代弁者となる一方、強者が必ずしも悪者にならないための、コーディネーターとしての役割をなす。 その役割は企業としてよりも、NPOの方が信用されやすい。3、経済至上主義の相対化 利益・速さよりもコミュニティ・スローライフ4、コミュニティを再生する 人間が何らかの帰属意識を持ち、かつその構成メンバーの間に一定の連帯ないし相互扶助、支えあいの意識が働いているような集団であり、他社を助けるという支援行為を、根本精神とする。 行政<官>の仕事の中で、外部化<民間企業>でできるものは外部化してきた日本経済にとって(今現在も進んでいる発展途上だが)、職業として外部化できない(あまり儲かりそうもない)ことは、これまで地域社会や家庭というコミュニティが必要であった。 しかしながら、昔ながらのそのコミュニティが実は、崩壊していたことに気づく必要があり、そこに新たな概念を持ったNPO活動の必要性がますます必要となる社会となるである。 そうしたコミュニティの再生は、地球温暖化防止活動にみられるような自然の再生にもつながっていくものとされている。
2005年10月13日
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