ボズ・ピープル後、ともに活動したサイドワインダーズも66年年明け早々解散し、新たなバンドと活動を始めたボズは、春から夏にかけて活発に活動したのですが、時はロンドンの音楽シーンが爆発的に進化を遂げた時代。ボズのヴォーカリスト路線は時代に取り残された古びた感じになっていってしまったのでしょう。そんな66年に出されたボズの4枚目のシングルは、まさにその当時の時代に乗り遅れたソロシンガーという感じのポップスです。(実際は、この年にもう一枚Make Love / Talk To Meというシングルも制作されたのですが、デモのアセテート盤のみで発売には至りませんでした。)