■Grumpy old rock star リックの2冊目の自伝は、“Say Yes”のその後ではなく、昔語りのうち、前著に入れられなかったこぼれ話集…と思っていたらかなり重複している。その話は知ってるよ、というエピソードが多かった(サルバドール・ダリをけり落とした話とか)。ああもう年寄りが同じ話を何度も繰り返す状態なのかも。 1節が短いし、口語体でやさしいのですらすら読めるけど(知らない単語は無視して読んでも、前後関係でわかる)、リックの記憶力のすごさに舌を巻く。確か前著にも、はいはいしていた時期(1歳頃)に、前に進めず後ろに進んだ記憶があると書いていた。リックの変幻自在なアレンジ力と延々とピアノを弾き続けられる能力は、記憶力の良さによるところも多いのかも。