2004年10月23日
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デイ・アフター・トゥモロー <通常版/期間限定生産>
 と言う訳で、本日批評します映画は「デイ・アフター・トゥモロー」です。
 まずはストーリーです。
 気候学者のジャック・ホール(デニス・クエイド)は、南極調査中に大規模な氷棚のひび割れに遭遇してしまい、危うくひび割れには落ちなかったものの、それは二酸化炭素の大量排出に伴なう地球温暖化によって、海水の温度が上昇しているという証拠だったのです。異常を察知したジャックはすぐさま副大統領に避難を進言しますが、一笑に付されてしまいます。ですが地球は確実に崩壊へのシナリオをたどっており、ついには世界規模の大災害が起こってしまうのです。ニューヨークは津波で街が水没し、ロサンゼルスでは巨大な竜巻が街を襲い、東京ではゴルフボール大の雹が降りしきるなど、世界各地で天変地異が観測されるのでした。そしてやがて、氷河期のような絶対零度の世界が北半球に襲いかかって来て………、 と言った感じです。
 この映画は、「 インデペンデンス・デイ 」のローランド・エメリッヒ監督による、温暖化にともなう地球崩壊をテーマにしたスペクタクル・パニックムービーなのです。
 まあもちろんパニックものですからストーリーなんてものは二の次で三の次ていどで、壮大なスケールのCGを楽しむために作られた映画と言えるでしょう。
 一応ストーリーは定石通りに作られており、その手のことに詳しい科学者がいて、その科学者が警告を出すのに誰も信じず、案の定大災害が起きるという昔ながらのパターンです。ですがスリル感を出すのには異常気象というテーマはいまいち向いてなかったようで、狼を逃してみたり、無意味に救助隊の一人を高い所から転落させてみたりと、かなりの無理が感じられます。
 それでもやはり売りとなっている様々な異常気象の映像は素晴らしく、一見の価値があると言えるでしょう。まあ東京で雹が降ってくるシーンなどは、変にオリエンタルチックな雰囲気といい、妙な日本語といい、あれではギャグにすらならないでしょうけどね。

 まあ強いて言えば映画「 ドニー・ダーコ 」に出演していたジェイク・ギレンホールがまたもや高校生役で似たような演技をしていましたが、彼が今後大物になるか人知れず消えてゆくのかは、見ものといえるでしょう。
 全体的に色々な矛盾点が目立つ映画ですが、この映画が表現しようとしているのはストーリーのリアリティーではなく映像のリアリティーですので、寛大な心をもって見ることをお勧めします。

監督   ローランド・エメリッヒ
制作年  2004年
制作国  アメリカ
上映時間 124分
ジャンル SF/サスペンス/パニック
出演   デニス・クエイド/ジェイク・ギレンホール/イアン・ホルム/エミー・ロッサム/ジェイ・O・サンダース/セーラ・ウォード/アージェイ・スミス/タムリン・トミタ/オースティン・ニコルズ/ダッシュ・ミホク/カール・アラッキ/ケネス・ウェルシュ





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最終更新日  2004年10月23日 10時07分53秒 コメント(2) | コメントを書く


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