先週土曜のワイン会の話です。
主催者はいつものK氏。さかもとこーひーの坂本さんも参加するワイン会です。
ワインは、
'98 Macon-Pierreclos "le Chavigne" (Guffens Heynen)
'08 Pouilly-Fuisse "Clos des Petits Croux" (Guffens Heynen)
'09 Etna Rosso "Santo Spirito" (le Vigne di Eli)
'01 Gevrey-Chambertin V.V. (Bernard Dugat-Py)
まずシャンパーニュのアンドレ・ロベールは、
白は2本とも白ワインの名生産者ヴェルジェのドメーヌ部門である
まずは熟成した1本、98年のマコン・ピエルクロ。
もう1本はドメーヌ自慢の畑である、クロ・デ・プティ・
ドメーヌの所有する、プイィ・フュイッセのレ・
続いて赤の1本目は昨年私が驚き、感銘を受けた、シチリア、
ブドウは土着のネレッロ・マスカレーゼ98%、ネレッロ・
もぅ1本の赤はブルゴーニュ人気ドメーヌのデュガ・ピィです。
農薬はもちろん使わず、
という豪華な出品。合わせた料理は、シャンパーニュに鳥羽産の生牡蠣のシャンパーニュヴィネガー風味と冷燻にかけた帆立のタルタル。白の1本には、自家製のエゾ鹿もも肉と対馬のイノシシのモモ肉のスモークハムと猪鹿リエットのサラダ添え。白もう一本には、リ・ド・ヴォーのローストと広島産の牡蠣のソテーにカルバドス風味のシャントレル茸のクリームソース添え。赤2本には、イノシシのヒレ肉と壱岐の網取りカルガモのロースト、トリュフ風味。まあ、ここまでは、料理とワインのマリアージュもバッチリで、みなさんご機嫌でした。私もワインをそれぞれテイスティング。特にシシリアのエトナ山のワインが面白かった!ほこりっぽさを感じるほどの強いミネラル感があるのに繊細な果実味があって、ブルゴーニュ的なニュアンスも感じました。焼くと香ばしいナッツのような香りがするイノシシの肉にはよく合うと思いました。もちろん他のワインも美味しかった!
デザートは、ショコラ尽くし!ヴァローナのグランクリュ、マンジャリで作った生チョコトリュフ、同じくグランクリュのカライブで作ったテリーヌ・ド・ショコラ、ベルギーのカレボー社のビターチョコで作ったフランボワーズ風味の生チョコ、パヴェにフィナンシェとイチヂクの赤ワインコンポートを添えたもの。普通ならこんなに強烈なショコラ尽くしのデザートだと、ポルトやマデラやヴァニュルスやリヴザルトなどのショコラによく合うデザートワインがほしいところ。もしコーヒーを合わせるなら、普通はエスプレッソ系だろう。ショコラの濃さに合わせて、かなり濃くて苦味の強いコーヒーというのがまあ相場でしょう。ところが、、、

前日に連絡してお願いしておいた、さかもとこーひーのヴァローナ・マンジャリ専用ブレンド!
これはびっくりでした!まず、さかもとこーひーの標準的なチョコレート用ブレンド“ハート・ヴァレンタイン”と合わせてみると、さすがにヴァローナのパワーには勝てず、こーひーが力不足なのが分かります。そこで、このマンジャリ専用ブレンド。期待を込めてこーひーだけを飲んでみると、「あれ、なんか別にパッとしないかな?」と思わせておいて、マンジャリの生チョコを食べた後に飲んでみると、これが合う!!苦味とコクでショコラと張り合うのではなく、やんわり受け流して、あとの余韻の綺麗なことと言ったら、、、。みなさんも気がつけば、デザートをぺろりと平らげていました。そこで私が、「このこーひーがなかったら、普通はこんなに強烈なショコラの盛り合わせは途中で飽きてしまいますよ。飽きずに食べられたのは、このこーひーのおかげですよ。」と言うとみなさん納得してました。
坂本さん、またいい仕事見せてもらいました!
PR
Keyword Search
Calendar
Comments