
ちょっと間が空いてしまいましたが、デザートです。ピンク色のケーキがフランボワーズ(木苺)のムース、カシスリキュールがたっぷり入った生チョコ、フランス産の完熟イチゴのシャーベットに熟成バルサミコをかけたものの3種類です。
毎年、この時期のコースは生ハムで始めて、ベリー系のデザートで終わるのですが、今回は3種類すべてベリー系にしてみました。こーひーはもちろん、坂本さんにお願いした4月5月のコース用のブレンドです。普通こーひーとイチゴはあまり相性が良くないのです。例えばイチゴのショートケーキを食べるならたいていは紅茶ですよね。しかし、坂本さんはイチゴのような酸味のある果物にあわせるこーひーも難なく作ってしまいます。
カシス風味の生チョコにはもちろん、けっこう酸味があるフランボワーズのムースにもよく合うし、バルサミコをかけたイチゴのシャーベットにすらバッチリ合います。そしてデザートを食べ終わって少し冷め加減になったこーひーからは、ワイン系の香りやベリー系やもっと甘いフルーツの香りなどが感じられます。ワインと料理のマリアージュも楽しいですが、サンク・オ・ピエの季節のコースのデザートとさかもとこーひーのマリアージュを毎回楽しみしているお客様も多いですよ。
さかもとさん、今回も良い仕事していただきました。ありがとうございます。
4月5月のコースは、まずお客様に生ハムの皿を持っていくと、たいてい「オー!凄い!」と歓声が上がりますね。

27センチの皿にこのボリューム感ですからね!しかもサンダニエーレの生ハムですからね!
近頃の画像でお気づきの方もいるかと思いますが、サラダや付け合わせなどに筍を使っています。先月末あたりはうちの畑のそばの農家が掘ったものでしたが、今使っているのは山口県から取り寄せたものです。明日あたり最後の石川県産の筍が届く予定です。
2010年ころまでは、うちの畑のそばの竹やぶで筍採り放題でしたから、毎年100kgとか200kgくらい使っていました。もう前菜のサラダに筍、フォアグラのソテーに筍、スープも筍たっぷりのミネストローネ、メインの付け合わせにも筍、、、という具合でしたから、うちの常連さんには筍ファンが多いです。今はその竹やぶが宅地造成で無くなってしまったので、この時期あちこちから取り寄せたりしています。
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