
昨日のワイン会、今回は日本酒も出ます。まずは、秋田県の新政ラピス。米は美山錦酵母は6号酵母。香りさわやかでシャープながら甘みも感じる穏やかな味わいです。これには二皿。

まずは、厚岸産の生牡蠣のおろしポン酢添え。大きいし肉厚で食べごたえがあるので1個でも充分満足感あります。まあ、相性は間違いなし。

お次は、クリームチーズとメフンとマグロの酒盗のカナッペ。メフンというのは鮭の血合いの塩辛で、元はアイヌ料理。これは私が去年作って1年熟成させたもので少し醤油も使ってあります。塩辛をクリームチーズが少しマイルドにしてくれるので、いいつまみになります。
続いていきなり大スター登場!

秋の王様!フォアグラとポルチーニ。これには、CAVE相川のワインを2種類。まずはモンルイ・シュル・ロワール、レ・バティス。ロワールの辛口白ワイン、ソーヴィニヨン・ブランです。辛口ながらほんのり蜂蜜の香りもあって、フォアグラの脂をさっぱり流しキノコの旨味ともよくマッチします。もう1杯はイタリアの赤ワインでランゲロッソ、メルローとバルベーラのミックスで果実味がありバランスもよく程よい濃厚さもある。これは比較的クラシックな組み合わせですね。この料理にロワールの白ワインを相川さんに勧められてちょっと意外だったんですが、やってみると結構はまります。みなさんの反応も合わせるワインで全然印象が変わるから二度美味しい!と好評でした。

続いて、今が旬の秋刀魚のムニエール、ポン酢とベルモットと白ワイン風味のきのこソース。これはには、兵庫県の播州一献、山廃純米雄町、無濾過。辛口のお手本のような雄町。ポン酢味の秋刀魚に合いますね。

肉料理はマグレ鴨のローストにマデラ酒とドライポルチーニのソース。これには、なんとシリアのワイン!ドメーヌ・バージュラス・ルージュ。シラー、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン。これはちょっとびっくりしました!内戦でずたずたになっている国でこんなに美味いワインがあるものか‼という感じです。端正で見事なバランス、きれいな酸もありコクも申し分なし。ボルドーで¥10000くらい出してもこれに届かないワインは多いのじゃないかと思うくらいです。それで、仕入れ値で¥4000弱ですからね、、、。鴨とのマッチングももちろん、みなさん喜んでいただけましたよ。

少し前に賄いに作ってみたらすごく美味しかった炊き込みご飯。辛塩につけた塩鮭を焼きほぐしたものと栗を昆布出汁で炊いたご飯です。味は鮭の塩味だけ。これには、山形正宗 実験酒 純米大吟醸 雪めがみ という酒を合わせてみました。これが究極の米米マリアージュで、みなさんにも大うけでした!

デザートは、チーズケーキと栗のアイスクリームと さかもとこーひーのカフェエクルのアフォガード仕立て。こーひーはサンク・オ・ピエ秋のコースのブレンド。ゆっくりこーひーも楽しんで昨日も楽しく和やかなワイン会でした。
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