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夫に体調変化とその不安について打ち明けたときのこと。夫はというと、焦るでもなく、やめようというわけでもなく「大丈夫、大丈夫」というだけ。気の利いた事や的確なアドバイスは一切ない(そんな器用な人ではない)ですが、何か言われてたら、私ももっと感情が昂ぶってしまいそうだったので、そうするのが1番だと思ったのでしょう。そして、打ち明けたことで私も少し気が楽になりました。とはいえ、状況は相変わらず。ただ、更年期?と疑ったものの、少し違うのかな?とも思い始めました。というのも、私は検査の段階で「ホルモン値が更年期ほど低くはない」事は判明しています。そして、私の急な汗は・入眠に失敗して覚醒した時・精神的に焦った時など「原因」がある場合のみで、いわゆるホットフラッシュの「何もないのに急に汗が出る」とは少し違うような気もしました。ただ、色々調べてみるとやはり「ストレス」「冷え」「ホルモンバランス」が関係してそうだったので、今後の不妊治療のためにも、自分なりに体質改善を始めました。が。体質改善というと「よく寝る」が真っ先に来ます。しかし、そもそも私はその「寝る」がうまくいかないのです。寝る90分前にお風呂に入るとか、寝室は暗くするとか、寝る前にスマホは見ないとか、朝は光をたっぷり浴びるとか、そんな事は試し済み、というか元々それに近い生活習慣だったのに、いきなり不眠になったんです。他の方法を探すしかありませんでした。まずは、寝る方法より、ストレスを減らす方向で考えることことに。それまでの間は「寝られない事」、特にちゃんと寝られないまま、外が明るくなるのを見るのが何よりストレスだったので(特にこの時期は、夏場で日の出が早かった)、もういっそ、部屋を明るくしたまま寝ることにしました。こうすれば目を開けるたびに「まだ暗い、今のうちに寝なきゃ」「明るくなってきた、また寝られなかった」といちいち気に病まずに済みます。そして、熟睡できないにしても、完徹ではなく、空が白んでくる4時頃、「あーまた寝られなかった」と諦めたあたりで、そこから2〜3時間はウトウトすることが出来ていました。それでものすごく昼間眠いとか、仕事や日常生活に支障が出るとかはなかったので、しばらくそれでいいや、と開き直ることにしました。休憩時間に10分ほどのうたた寝をするのも「夜寝られなくなるかも」と我慢していましたが、それも「寝られる時に寝ちゃえ」と開き直る。ついでに言うと人工授精までの間も、数少ない可能性に賭けてタイミングを取っていたのですが、夫もなんだか乗り気ではなかったのでそれも止め。隣で夫がイビキをかくのもストレスだったので寝室も別にしました(笑)いや、仲が悪いわけじゃないんですよ。寝られない〜と私がメソメソしていると、ホットワインを作ってくれたり、寝室を別にしたのも夫から「俺のイビキうるさいよね…」と気を使ってくれての事でしたので。そうやって、何とか毎日をやり過ごしていくうちに、私の不眠症も少しずつ良くなり始めて行ったのです。
2023.08.27
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夫の男性不妊が発覚したその夜、私の体調に異変が。その日は梅雨明けも迫った暑い日。夜も多少寝苦しかったものの、色々あって疲れていた私は早々にベッドに入りました。やがてすぐに眠りに入った…はずが、すぐに目が覚めてしまったのです。まどろむというより、悪い夢から覚めたように突然ハッと意識が覚醒し、しかもなんだか暑くて、やけに不快な気分。すると次の瞬間、急に汗が吹き出してきました。首すじや頭、膝の裏が、あっという間にベトベトに。暑かったのかな?と思い薄手のパジャマに着替えて寝ますが、それでもしばらくすると暑くて不快に。かと言って布団を剥ぐと寒い。そして、妙に興奮状態というか、目が冴えて眠ることもできず。明日は早番の仕事なのにこれはまずい、と焦れば焦るほど脳がオーバーヒートしている感覚になりますます寝付けない。そうこうしているうちに、夏なので4時くらいになると空が明るんできます。もう、徹夜もやむなしか…と諦めたあたりで寝入ったらしく、気がつくと起きる時間でした。結局、寝不足のぼーっとした状態で出勤する羽目に。仕方ないか。昨日は色々あったし、自分で思うより頭が疲れていたのかも知れない。今日は仕事が終わったら、ゆっくり休もう。そう思ってベッドに入り、寝付いた…かと思ったら、30分くらいしてまた覚醒、汗が吹き出す。そして眠れない。さすがにこれはおかしいと、スマホで「寝汗 ひどい」で検索すると…出てくる出てくる。「更年期障害」の文字が。「ホルモン低下」「ストレス」「生理の乱れ」…更年期障害自体は、程度の違いがあれど誰にでも起こること。ただ、これから不妊治療を進めようとする人間にとっては死活問題です。このまま閉経してしまったらどうしよう。そうでなくても、生理の回数が減ってしまったら、チャンスも減ってしまう。夫が不妊と判明した今、私が頑張らないといけないのに。よく寝て、食べ物に気をつけて、ホルモンバランス整えないといけないのに。考えれば考えるほど焦ってしまい、疲れていれば寝られるだろうと、繁忙期の仕事を余計に頑張っても変わらない。明日も早いのに、眠らないといけないのに…それまでは「いつでもどこでも、どんなに悩みがあっても寝られるのが自慢」だった私。それが、毎晩、眠るのが怖い。いや、眠れないのが怖くて寝床に入りたくない状態に。悶々と悩み続けて数日後、ついに夫に打ち明けました。「もしかしたら更年期が来たのかもしれない。そうしたら妊娠どころではない。子どもはもう無理かも知れない」と。私達はあまり感情的になったり、喧嘩したりはしない夫婦ですが、この時ばかりは不安が溢れて、夫の前で泣いてしまいました。普段あまり弱味を見せない私の見慣れない涙に、夫はびっくりしていました。「大丈夫、大丈夫だよ」それだけ言って、ひたすら背中をトントンしていました。
2023.07.24
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夫の男性不妊が発覚した日。この日も夫に車で送って貰っていたので、病室を出ると夫が待っていました。「どうだった?」いつもの調子で聞く夫。 さすがに顔は直視出来ません。が、溜めておくのも私の性分ではないので、すぐさま言いました。 「悪いって。ちょっと深刻な数値。一応、薬もらったけど、漢方だし効果あるかはわからないって」 夫は口数少なく、ただ、取り乱したりはせずに私の言葉を「そう…そうか…」と聞いていました。 (今考えると、先生の話を聞いている時の私と同じ反応ですね) その後はとにかく暗い雰囲気にならないよう、努めていつもの調子で、何気ない話をしながら帰ったと思います。 そして、帰宅してしばらくすると、夫がぽつりと言いました。 「ひょっとして、停留精巣が関係あるのかな」 そういえば、夫は幼少期に停留精巣の手術をした事がある、と聞いた事がありました。詳しくは省きますが、停留精巣は生まれつき精巣の位置がズレている状態で、そのままだと生殖能力に影響が出る疾患です。人によっては自然に正しい位置に動く場合もあるけれど、そうでない場合には手術が必要になります。夫は、この手術を受けた事がありました。そして、夫の両親からも特に何か影響があるとは聞いていないと。ただ、夫の言葉で、気になる点が一つ。「俺、手術のこと覚えてる」改めて調べてみると、停留精巣は「遅くとも3歳までには手術することが望ましい」とありました。夫は特別早いうちに幼少期の記憶があるわけでもありません。それが、覚えているとは?手術というのは確かに印象的な出来事だけども、3歳以前の記憶をはっきりと覚えているのはおかしくないか?どう考えても、4〜5歳くらいの出来事でしょう。つまり、手術を受けるのが遅かった可能性があります。「ひょっとして、なるべくなら手術を受けさせたくないとかで伸び伸びになったのかなあ」「昔だし、いつ手術するかも今とは違ったのかも知れない」「気を使って、俺に言えなかったのかなあ」夫は親の考えに色々と思いを巡らせ、何とか自分を納得させようとしているようでした。ここで親を問い詰める人もいるのでしょうが、夫はとても家族思いで、そういう事はできない人です。私はどちらかと言うと、親孝行というほど家族思いではないですが、言うべきことは単刀直入に言うタイプ。それでも夫の親子関係は夫の問題だし、あまり口を出すつもりはありませんでした。ところが、後にこの件について夫の両親がとある事実を隠していた事が判明します。夫もさすがに立腹し、私も正直その件についてはある程度理解するもののまだ許せていません。それについては別途書くとして。夫が男性不妊と判明したこの日を境に、私の体に変化が起こりました。そして不妊治療期間において、ひときわ辛い経験をする事になったのです。
2023.07.16
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「頸管粘液不全」が発覚したその日のうちに、夫に「人工授精」について相談しました。夫は驚いていましたが、前回の卵管閉塞と合わせて「悠長に構えている場合ではないのかも」と真剣に考えてくれたようでした。そして、次の診察で人工授精の希望を伝え【男性不妊検査】を予約。この病院では院内採精が出来なかった為、数日後に自宅採精し改めて検査する事になりました。噂に聞いてはいた採精。夫が嫌がったらどうしよう、という心配はありましたが、そこは必要性を理解してくれたのか、愚痴ひとつ言うことなく協力してくれました。きっと夫にとってもドキドキだったと思います。ちなみにこの病院、夫の男性不妊検査なのに、検査の予約も持って行くのも、結果を聞くのも私でした。今は変わっているのかも知れませんが。そしてこの日の診察はたまたま、いつもの優しい若い先生ではなく、中年の先生でした。「旦那さんの結果なんですけど、悪い…ですねえ」ベテランぽいその先生ですら、少し困ったなという様子で検査結果の紙を渡してきました。色々な数値が並んでいますが、突出して悪いと言われたのは精子の数。6×10^6/ml1mlあたり600万、このときの量が2mlだったので、合計1200万ということになります。病院の基準では1mlあたり3900万以上が正常値とされているので、3分の1以下。「体調等にも左右されるので一概には言えませんが…これだと人工授精も難しいレベルです。一応、旦那様用に体質改善の漢方を出しておきます。ひと月ほど服用してみて、良くなっていればいいのですが」はい、はいと頷くのがやっとでした。自分が妊娠しにくいのは予想できました。年齢が年齢ですから当然です。それに、不妊治療したという知人数名の体験談でも、みんな言っていたんです。「幸い、夫には異常なかったんだけどね」だから、男性不妊自体は知っていても、女性の不妊に比べたら稀だと思っていました。もちろん、40代後半にもなれば男性でも不妊は増えるとは認識していましたが、夫は同い年。まだ40手前です。健康だし、成人してからおたふく風邪に罹患した事もない。多少、扁桃腺が腫れたりして熱が出ることもあったけど、それでも40度を超える発熱はなかったはず。それなのに…こんな身近に、男性不妊があるなんて。正直、今までの自分の検査で異常が出た時よりもショックでした。ちなみに運動率39%、奇形率42%。こちらもけして良い数値ではありません。どうしよう。まだ混乱した頭で、診察室を後にしました。
2023.07.04
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不妊検査で「痛い」と名高い卵管造影検査。友人から聞いた話では「痛すぎて気絶しかけた。検査室から車椅子で出た」ほどだったそうで、自分もドキドキ緊張していました。「痛かったら言って下さいね。すぐやめますので」検査を担当してくれた技師?さんと看護師さんがこちらの緊張を感じ取ったのかとても気遣ってくれました。そしていざ検査が始まり……10秒か20秒か、ちゃんと数えてなかったのですが、少し生理痛のようなズンとした痛みが来たような…「あ、なんか痛いです」そう言った瞬間。「はい、じゃやめまーす」え?終わり??ゆっくりと下がる台の上で、戸惑い拍子抜けする私。正直「すぐやめる」の言葉を信用していなかったんです。痛いと言っても「もう少しだけ頑張りましょう」とか言われるもんだと思ってたんですよ。歯医者さんみたいに。まさか本当にすぐやめてくれるとは。「痛かった?なんか脂汗が出てくる感じだったでしょ。お疲れ様だったね」と労ってくれる技師さんに、まさか「それほど痛くなかった」とは言えず「最初は大丈夫だったんですけど、段々と痛みが…」と曖昧な返事をした私(嘘ではない)。そして、そのまま検査結果の話になりました。「あのね、これ見て。右の卵管。詰まってるね」詰まってる…目の前に映し出された画像には、右の卵管が写っていない=造影剤が通っていない、詰まっている状態がバッチリ写っていました。あーそうか…なんか、そんな気がしてたんだよなあ。いつの頃からか、何となく生理が「ある月は量が少ないけど、次の月は量が多い」という状態になっていました。なので、もしかしたらどちらかの卵巣に異常があるのかも、という予感があったんです。技師さんの言葉は続きます。「ちょっと詰まってるだけなら今通せるかなってやってみたけど、ダメだったよ」おっと…それはもう少し痛いの我慢すれば通ったかもってこと?惜しい事をしたかも知れない…しかし、もう一度通して下さいとも言えず…初めての「異常」が見つかったのでした。
2023.06.19
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卵管造影検査で【右卵管閉塞】が判明した私。次は「フーナー検査」を受けることに。排卵日前後に増加する「頸管粘液」の量を計測し、更に前日にタイミングを取ることで、頸管粘液内にどれだけ精子がいるか=子宮内に精子が入れているかを観察する検査。厳密に子宮の内部を計測するわけではないけれど、精子は頸管粘液を介して子宮内部に入るので、その予測ができるという事ですね。内診と粘液採取を終えた医師から言われたのは、予想したいたより悪い結果でした。「まず粘液が少ないです。何人も産んでいる方だと、この時期はドバドバ出ているのに、ほとんど出ていません。」これはちょっと予想外、という感じで、先生も少し狼狽えていました。「そのせいか、精子がほぼ見当たらないんですよ。これでは自然妊娠は…ちょっと難しいと思います」そういえば…1年ほど前から排卵日付近のいわゆる「のびおり」というものが目に見えて少なくなってきていました。それでも、まさかこれほど少ないとは。自分の年齢をまざまざと自覚させられました。(ただ、少しだけ言い訳すると、体感的に排卵日は通常の人より2日ほど遅めだったので、検査するには少し早くて粘液が少なかったのかも?とも思うのですが。)何より「これでは精子が入れない」というショッキングな事実。夫に申し訳ないな、という感情がありました。「でも、大丈夫ですよ。人工授精という手段で解決できます。そこまで費用もかかりません」不妊が決定した私に気を使ってくれたのか、とても優しい口調でした。「今すぐ答えなくても大丈夫です。人工授精するのであればご主人の検査も必要になりますし、ご夫婦で相談されてからでもいいですよ」そう言われ、とりあえず一旦家に持ち帰ることにしましたが、既に心は決まっていました。年齢的にも、出来るだけ早くステップアップした方がいい。むしろ、はっきりと悪い結果が出たことで「不妊治療が必要」ということを夫に納得してもらえる、そう前向きに捉えることができたのです。この時は、まさかこの結果の裏に衝撃の事実があったなんて、予想もしていませんでした。
2023.06.18
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夫の協力のもと、自宅から車で1時間ほどの総合病院を受診した私。地域の基幹病院であるこの総合病院は、午前中が産婦人科、午後に不妊外来を受け付けていました。私の予約は14時で、問診票記入の為30分ほど前に受付をするよう指示があったので行ってみると、午前中の診察が押しているらしく、待合には普通に妊婦さんや子連れのいる状態。総合病院なのである程度は仕方ないにしても、本気で不妊治療している人には辛い状況なのではと少し不安を感じたのを覚えています。さて、いざ私の診察。細かい内容は省きますが(記憶が曖昧なので)、ご存知の通り、不妊検査は生理周期に合わせて様々な検査をするので、検査にまず1カ月ほどかかりました。最初のうちは血液検査、内診がメインでした。その結果は↓ ↓ ↓●感染症、各種ホルモン値などは正常値※ただしこの病院ではAMHの検査は取り扱いがなく測定していません●小さな子宮筋腫があるが、妊娠には影響しない場所。経過観察で良しと、特に問題はありませんでした。それが、次に受けた「卵管造影検査」で初めての異常が見つかります。
2023.06.06
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夫と意思確認が出来たところで、いよいよ妊活開始となりました。といっても、まずは避妊をやめるだけ。ただ、個人的な予感というか、漠然と考えていたのは年齢も年齢だし、「不妊検査だけでも早く受けたいなあ」という事でした。当時私の住んでいる地域は、田舎で産院すら無く、詳しい検査ができる病院も車で1時間ほどかかる総合病院のみでした。加えて私は車を所持しておらず、通院するとなると夫に頼まなければなりません。夫は比較的仕事に融通がきくし、頼めば快く引き受けてくれるのですが、いきなり「不妊検査する」と言っても「もう少し様子見てからでいいんじゃないの」とのんびりした事を言うタイプ。なので、とりあえず3ヶ月ほどチャレンジしてみて、妊娠しなければ話してみよう。心の中でスケジュールを立てて、着々とそれを実行に移すことにしました。さて、1ヶ月、2ヶ月、何となくタイミングを取っても妊娠の気配はさっぱりありませんでした。少しだけ、少しだけ期待していたんですけどね。でも「早く不妊検査を受けたい」と思うという事は、自分でも何か予感があったんだと思います。なので、そこまでガッカリはしなかったというか…逆に言うと「問題がなければ割と早く妊娠できるだろう」と思っていたので、できないということはやはり問題がある、検査をした方が話が早い、そう前向きに捉えることができました。それとあと一つ、これもよく聞く話なんですが、いざ「子どもを作ろう」となると、だんだんと夫が協力的ではなくなってきてしまったんですね。男性全般がそうなのかはわかりませんが…というか妊娠をリアルに感じていない層は、老若男女問わずそういう傾向があると思うのですが、「仲良くしていれば自然にできる」「授かりものなんだから、あまりせっつくとプレッシャーだしやる気をなくす」みたいな…自然に任せて出来ないならそれでいい、という意見で一致していれば全く問題はありませんが、こちとらリミット間近の崖っぷちアラフォーです。むしろ、妊活するなら「自然に出来るかどうかを確かめてから言え」と言われるレベルです。どうもその辺が夫にはピンと来ないみたいでした。(そののんびりさが救いでもあるのですが、時間は待ってくれませんからね…)さて、不妊外来受診をどう切り出そうか、あれこれ対策を練っていたところ、ちょうど3ヶ月目に、私の身体に異変が起きたのです。生理周期の乱れでした。それまで、人生で婦人科のトラブルはほとんどなく、生理周期も10代→33日20代→28〜31日と、比較的安定していた私。それが、35歳過ぎあたりから少しずつ周期が短く、26日程度になっていました。「年齢的にホルモンバランスが乱れてきているな」と思いつつ、それでも、正常な生理周期の範囲内(26〜35日)ではあるし、毎月必ず来てはいたので、受診するまでは至ってませんでした。ただ、自覚はあったので、もしかしたら出来にくいのかもしれない、なので「妊活するなら早く、そしてなるべく早く検査を受けたい」と思ってはいたんです。そんな中、初めて「24日」で生理が来てしまいました。私の知る限りでの正常範囲を超えてしまっています。これはまずいぞ、とさすがに危機感を感じました。と同時に、「これを理由に病院に行ける!」とも。ある意味、渡りに船、怪我の功名と言いましょうか。早速、夫に打ち明け「子宮に疾患を抱えやすい家系だし、子どもを望むなら尚の事、歳も歳だし、この際しっかりと不妊検査もできる病院で診てもらいたい」とお願いしました。さすがにこうなっては夫も「様子見」という選択肢は無いようで、「じゃあ俺が車出すから、予約したら教えて」と快諾してくれたのです。こうして、私達の長い治療歴が始まりました。
2023.05.23
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夫に子どもの事について話を切り出したのは、38歳半ばのことでした。37歳で入籍後、翌年に挙式披露宴を終え、比較的身辺が落ち着いた時期です(それでもだいぶ遅いですが)。私自身、以前は結婚や出産をする自分がまったく予想できませんでした。したくなかったわけではないのですが、交際経験も少なくて何となく縁遠い感じがしていたので、リアルに考える機会が無かったといった方が正解かもしれません。けれど同棲を経て結婚して1年、夫との関係は変わらず自然体で「結婚した途端に豹変した」というようなこともなく、むしろ長い交際期間を経てちゃんと身を固めたということで、周囲の私達への評価、特に夫への評価がとても上がっていました。語弊はありますが、特に珍しいわけでもない「人としての営み」がこれほどまでに祝福されるという事は、とても嬉しいことでした。そして自然に、子どもを作るのも素敵だなと思い始めていたのです。ただ、夫が同じ気持ちとは限りません。「俺はそこまで欲しくないけど、貴女が欲しいなら作ろう」というのは、どうしても嫌でした。また、この年齢になって「欲しいけど自然にできればいいなあ」と思ってるとしたら、おそらくそんなに甘くないし悠長すぎる。一番最悪なのは、私が妊娠できなくなってから「やっぱり子どもが欲しい」と言われるケース。そりゃないよ、となってから後悔しても時間は取り返せないし、離婚なんて事になったらきっと夫を恨んでしまう。そうなる前に。後悔しないために!子どもいらないならいらないで、夫から言質をとっておこう!考え出すと最悪の事態を想定してネガティブになるタイプなので、いよいよ切り出すタイミングだ、と腹を括ったわけです。マイナス思考からでも、行動力って発揮されるんですね。そして、遂に夫に切り出しました。「あのさあ、子どもどうする?」「これこれこうだから(略)、あまり時間が無いよ。少しでも欲しいなら真剣に考えて」ひとしきり話した後、夫から返ってきたのは予想外の言葉でした。「…欲しい」え?「…すごく欲しいかも」え、え??「たぶん、貴女が思ってるより相当強く欲しいと思ってる」………はい??それって…以前から欲しかったってこと??ならば何故!!今まで何も言わなかった!!まるでこちらから切り出すのを待っていたかのよう。夫としては長いこと結婚を待たせたのは自分だし(同棲してから7年経ってました)、仕事の独立で収入は不安定だし、そんな自分からは言い出せなかった、と向こうなりに気を使っていたようです…もう…力が抜けましたよ。色々考えて悩んでたのは何だったのかと。今思えば、夫も同じように悩んでいたのかもしれません。ただね、まごまごしてる間に私もうアラフォーなんですが。もう少し早く正直に言って欲しかったな、信頼して欲しかったな、と。とにかく、今のうちに聞いといてよかった…!!時間は無い、これから頑張らないと。抜けた力が、次の瞬間には戻っていました。そんなわけで、私達夫婦は妊活を開始することになりました。
2023.05.07
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私達夫婦は同い年で、ともに37歳で入籍しました。同棲期間も長かったのですが、子どもについて具体的に話し合った事は無く、また夫からもそういう話は一度も出たことはありませんでした。一度だけ、結婚前に私から切り出した事があります。女性としてタイムリミットがある事、歳を重ねるごとに妊娠しにくくなる事、また出産経験の無い女性が罹りやすい病気などもある事。加えて、私の母方の家系は子宮の疾患の多い家系で、祖母も実母も、最終的に子宮を摘出しています。なので、私には漠然と「閉経を迎えるまでに子宮を残せるかわからない(リミットが短い)」という不安があること。その時の夫の反応は「うーん、そうかあ」という曖昧なもので、それほど子どもを望んでいないような印象でした。私としてはそれなりに子どもを望む気持ちはあったけれど、夫に無理強いしてまでは…と、それ以上話す事はしなかったんです。結婚後も夫側から何もリアクションは無く、晩婚のせいか義両親も催促してくる事はなかったです(後に判明しますが、これには隠された理由がありました)。「このまま2人で人生を歩むのかな」と考えたとき、ふと私の心に2つ引っかかるものがありました。ひとつは以前、夫との共通の知人の赤ちゃんを抱っこする夫を見てふと思った事。「この人、きっと良い父親になるだろうな」欲しがる素振りはないけれど、この人は本当に子どもがいらないのだろうか?夫の気持ちをしっかり聞いていないと気付いたんです。ふたつめは、丁度この頃、私の生理の様子が変わってきていた事。ホルモンバランスが乱れてきている、そうなるといよいよ妊娠は難しいかも知れない。残された時間が少ないなら今、動かないと。手遅れになってから子どもが欲しいと言われても困る!と考えたんです。一度ちゃんと話し合った方がいい、そう思いました。拒否されたらどうしよう、でもそんな事怖がってマゴマゴしてる時間は無い。そうなったらその時考えよう!勇気を出したその結果。夫の反応は意外なものでした。
2023.04.29
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はじめまして。39歳で不妊治療を開始し、42歳で妊娠、43歳で出産したくらむと申します。この日記は現在進行形ではなく、過去の治療を振り返っての備忘録となります。辛い記憶ですが、忘れたくない思い出でもあるので、一旦日記という形で記録しておこうと思いました。ゆっくりと思い出しながら綴っていきます。今現在、そしてこれから不妊治療を考えている方の目に触れる機会があれば、少しでも参考になりましたら幸いです。過去の治療記録ですので、当時と今では治療の流れや世間の状況などが違うと思いますが、そこはご容赦ください(保険適用前の体験談です)。よろしくお願いします。
2023.04.29
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