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2023.05.07
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夫に子どもの事について話を切り出したのは、38歳半ばのことでした。37歳で入籍後、翌年に挙式披露宴を終え、比較的身辺が落ち着いた時期です(それでもだいぶ遅いですが)。

私自身、以前は結婚や出産をする自分がまったく予想できませんでした。
したくなかったわけではないのですが、交際経験も少なくて何となく縁遠い感じがしていたので、リアルに考える機会が無かったといった方が正解かもしれません。
けれど同棲を経て結婚して1年、夫との関係は変わらず自然体で「結婚した途端に豹変した」というようなこともなく、むしろ長い交際期間を経てちゃんと身を固めたということで、周囲の私達への評価、特に夫への評価がとても上がっていました。
語弊はありますが、特に珍しいわけでもない「人としての営み」がこれほどまでに祝福されるという事は、とても嬉しいことでした。そして自然に、子どもを作るのも素敵だなと思い始めていたのです。

ただ、夫が同じ気持ちとは限りません。
「俺はそこまで欲しくないけど、貴女が欲しいなら作ろう」というのは、どうしても嫌でした。

また、この年齢になって「欲しいけど自然にできればいいなあ」と思ってるとしたら、おそらくそんなに甘くないし悠長すぎる。

一番最悪なのは、私が妊娠できなくなってから「やっぱり子どもが欲しい」と言われるケース。そりゃないよ、となってから後悔しても時間は取り返せないし、離婚なんて事になったらきっと夫を恨んでしまう。

そうなる前に。

子どもいらないならいらないで、夫から言質をとっておこう!


マイナス思考からでも、行動力って発揮されるんですね。

そして、遂に夫に切り出しました。

「あのさあ、子どもどうする?」

「これこれこうだから(略)、あまり時間が無いよ。少しでも欲しいなら真剣に考えて」

ひとしきり話した後、
夫から返ってきたのは予想外の言葉でした。

「…欲しい」

え?

「…すごく欲しいかも」

え、え??

「たぶん、
貴女が思ってるより相当強く欲しいと思ってる」

…

……

はい??

それって…

以前から欲しかったってこと??

ならば何故!!
今まで何も言わなかった!!

まるでこちらから切り出すのを待っていたかのよう。

夫としては長いこと結婚を待たせたのは自分だし(同棲してから7年経ってました)、仕事の独立で収入は不安定だし、そんな自分からは言い出せなかった、と向こうなりに気を使っていたようです…


色々考えて悩んでたのは何だったのかと。

今思えば、夫も同じように悩んでいたのかもしれません。ただね、まごまごしてる間に私もうアラフォーなんですが。もう少し早く正直に言って欲しかったな、信頼して欲しかったな、と。

とにかく、

今のうちに聞いといてよかった…!!
時間は無い、これから頑張らないと。




そんなわけで、
私達夫婦は妊活を開始することになりました。





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最終更新日  2023.05.17 11:06:44
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