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「トップダウン」や「指示命令」が従来の部下指導でした。
「こうしなさい」「私の言うとおりにやりなさい」「今までこうやってきたんだ」などなど・・・
答えは上司が持っていて、それを部下に一方的に伝えて、
部下は言われたとおりにやるというかたちで
今までは部下指導が行われていました。
でも、急激な変化を遂げる今日のビジネス環境のなかでは
従来の一方通行的な指導では、もはや通用しなくなってきています。
上司は伝えるべき「答え」を持っていない場合が多いのです。
たとえある程度の「答え」を持っていたとしても
上司の経験の中から導かれた答えらしきものは、今日のビジネス環境には
適用しなくなっているのです。
昨日、役に立った知識は、今日はもう役に立たない。
昨日、うまくいった方法が、今日もうまくいくとは限らない。
それほど、環境の変化はすさまじいのです。
今日、求められている人材は
その都度、自ら考え、主体的に行動することが出来る人なのです。
このような人材を、いかに育てることができるかに
組織の未来がかかっているといっても、過言ではないでしょう。
組織を成長させ、変化に対応していくためには
主体的に考え、行動できる人材を育てなければならないということに
一部の企業は気づき始めています。
過去の成功や伝統にしがみついている組織は、
残念ながら時代に取り残されていくでしょう。
そして、指示命令で、今までやってきた上司に限って
「部下が使えない」となげいています。
使えない部下を育てた責任は、あなた自身にあるのです!
自分の過去の経験を押し付けたり
「ああしろ」「こうしろ」と一方通行の指導によって、
自分で考えない、使えない部下ができあがるのです。
部下は
「どうせ何を言っても無駄だ」と、何も言わなくなるのです。
本当は部下は育ちたがっているのです!
上司にとって必要なのは、「指示命令」から、「部下の能力をいかに引き出すか」
というスタンスへシフトすることなのです。
その突破口になるのが「コーチング」です。
コーチングとは、
相手の自発的な行動を促進させるためのコミュニケーション・スキルです。
GEの元CEOのジャック・ウェルチは
「部下が知らない情報を握っていることによってのみ権威づけられたような管理職は、
存在意義を失う。今後、管理職に必要になるのはコーチとしての資質である。
部下のエネルギーを引き出す力を備えなければならない」
と語っていました。
コーチングを支える哲学に
「人は誰でも無限の可能性を持っている」という人間観があります。
コーチングを職場で活かすには
あなたがどこまで部下の可能性を信じることができるかにかかっています。
「自分が一番正しい」と思っているうちは
いくらコーチング・スキルを身につけたとしても
それは机上のテクニックに終わってしまいます。
すなわち、職場を変えるには、上司の側の意識改革が必要なのです。
・部下を信頼できる上司へ
・部下を認めることのできる上司へ
・部下から教わる上司へ
・部下に任せられる上司へ
・部下を理解する上司へ
と、変わらなければならないのです。
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