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2007.07.01
テーマ： 広島 長崎の原爆投下について(20)
カテゴリ： 政治・選挙
『広島・長崎に原爆が落とされたのはしょうがない』という、久間防衛大臣の発言には呆れてしまう。
米国による日本への原子爆弾の投下は、戦争終結という政治目的が第一なのではなく、新型の大量殺戮兵器を実際に使い、その殺傷能力を検証し、合わせて当時のソ連と共産勢力を牽制するために行なわれたものだ。
広島と長崎の犠牲者は人体実験の対象と扱われたのだ。
これは、ナチスによるユダヤ人虐殺と同様の許されざる人道に対する罪である。
戦争終結が目的なら、米国は爆弾投下を事前に通告することができたはずだ。そうすれば人命の犠牲は免れた。たとえ事前に爆弾投下の日時がわかっていても、当時の日本軍に抗戦できる兵力はなかった。戦争終結は時間の問題だったのだ。
こうした事実がわかっているなら、『原爆が落とされたのはしょうがない』なんて発言はできるわけがない。
久間防衛大臣の発言は、総理とともに国防の最高責任者の地位にある者の言とはとても思えない。
米国による日本への原子爆弾の投下は、戦争終結という政治目的が第一なのではなく、新型の大量殺戮兵器を実際に使い、その殺傷能力を検証し、合わせて当時のソ連と共産勢力を牽制するために行なわれたものだ。
広島と長崎の犠牲者は人体実験の対象と扱われたのだ。
これは、ナチスによるユダヤ人虐殺と同様の許されざる人道に対する罪である。
戦争終結が目的なら、米国は爆弾投下を事前に通告することができたはずだ。そうすれば人命の犠牲は免れた。たとえ事前に爆弾投下の日時がわかっていても、当時の日本軍に抗戦できる兵力はなかった。戦争終結は時間の問題だったのだ。
こうした事実がわかっているなら、『原爆が落とされたのはしょうがない』なんて発言はできるわけがない。
久間防衛大臣の発言は、総理とともに国防の最高責任者の地位にある者の言とはとても思えない。
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