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2005/08/05
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カテゴリ: Taku
早朝6時に迎えに行く約束だったんだけど、なんだか何度もメールしてお互い起きてるものだから、なんか時間が無駄な気がしてまだ夜も明けないけど迎えに行った。


ランクルでは普通に‘車‘としてすぐ乗車して来たけど、周りをグルグル回って眺めてる。
「ゴメンネ・・・コスモスポーツの頃から、ずっとロータリーのファンなの。RX-8に乗るの初めてで・・・これは私にとっては‘車‘じゃなくて‘憧れのヒト‘と同じなの。」瞳輝かせて言う。
Sidが聞いたら喜ぶね・・・彼もロータリーが好きで歴代乗り継いでるから。

預かり物だから運転させてあげられなくて残念だけど、運転席に座らせてあげたら凄く喜んでて・・・まるで子供みたい。
だけど・・・‘憧れのヒト‘にでも触れるみたいにハンドルやシフトノブを撫でてる姿は子供じゃないね?(笑)
シートを撫でて「これ変わってる。」って・・・そう、それはSidの好みで本皮の質感は好きだけど、嗅覚が敏感なので狭い密室の中の動物臭が苦痛でアパレル用の特殊な合皮ファブリックに特注で張り替えたもの。
見た目は純正のB×Bのものと変わらない。


「車買ってあげる。」なんて言ったら普通は皆大喜びなのに・・・亮なんて、それで一体何人釣り上げてるやら。
普段からそんなにお金使う事も無いから、僕にだってポケットマネーで車一台くらい買ってあげられるんだけど・・・恋人にはなってあげられないから、せめてその‘憧れのヒト‘をプレゼントしたかったんだけどな・・・面白いコ。

早めに迎えに行って正解だった・・・夜景を観ながら都内を走ってる間、黙ってるから‘つまらない‘かな・・・ってチラッと見たら、MIUとっても楽しそう。
運転してるトコをなんか穴空きそうなくらいジーーーーッと見つめられてると、流石の僕も照れ臭くて笑っちゃった。
MIUも笑う・・・喋らなくても楽しいコってイイな・・・ずっと一緒に居たい。

一休みでファミレスに入った。
ノートで映画観ながら一緒にブログとか読んでて面白かった。
ディズニーシーのショーの時間を調べるつもりだったんだけど、着グルミの中の顔も見えない役者に特定のファンが居たりとか、マニアックな話がゴロゴロ有ってビックリした。

大分予定時間より早かったんだけど、少し西海岸に似せた景色の道を走るともう並んでる車が数多く有った。
駐車場が開くまでまだ時間が有るので、寝てるように言うと「ごめんね、マジ眠い。」ってMIUは体を斜めにしてシートを抱き締めるようにコロッと寝てしまった。
幸せそうな寝顔見ながら、維持費が大変なら僕の名義で買って駐車場借りてあげればイイのかな・・・なんて思い始めてると、駐車場のゲートが開いたらしく流れ出した。


前にディズニーランドに来た時よりもっと人が多い気がする。
チケットを買う為の列と、入場する為の列・・・係員が大きな声で誘導している。
チケットを買う列に並ぼうとしたら「チケットは有るよ。」って入場する列に引張って行かれた。
ゲートの前に並んで、ココからまた開園まで暫く並ぶ。
彼女が銀色のエマージェンシーケットを下に敷いて座った。

なんかみんな場慣れしてるなぁ~って思った。
彼女が「あそこね、ホテル・ミラコスタ・・・泊まってる人は少し早く入園出来るんだ・・・内側の部屋は園内の景色やショーが見えるの・・・一度泊まってみたい。」って言うので「それじゃ今夜一緒に泊まる?」って聞いたら、「明日は仕事だし、そもそも夏休みなんかは予約がイッパイで無理。」だって・・・今度‘予約取って誘って驚かせてやろう‘なんて事を思い付いた。
だけど、なかなか先の予定って付かないから難しそうかな?

ゲートが開いた途端、凄い勢いでダッシュする人の多さ、イイトシのオジサンからコケながらもハイヒールで走る女に呆れた・・・何アレ?
人気の乗り物やレストランの予約を速攻で取って、まず別の乗り物に乗る為だと云う・・・「何ソレ?」って言うと「皆今日1日を満足したいんだろうし、子供が小さい人とかはパパさんがそうやって頑張らないとなかなか遊び尽くせないんだよ。」って・・・乗り物一つに1時間や2時間とか並ばせられるんだと、やっぱりそうでもしないと遊べないのかぁ。

そうやって周囲に合わせないとMIUを楽しませてあげられないのかなぁ~って思って「イッパイ乗る為に走りたい?」って聞いたら、「Takuは走りたい?」って・・・僕はMIUとゆっくり過ごせれば、乗り物に乗れなくても構わないんだ。
顔を見たら、彼女は大きな地球儀を見てる。
いいんだね・・・そう、お互い無理しない仲なんだった。
ゆっくりベネチア風な街並みを散策した。

一人で乗ってもなぁ~なんて思ったり、水路が繋がってる中央のショーの加減で休止するからいつも乗り損ねてるとMIUが言うので、ゴンドラの列に並んだ。
実は以前、本物のゴンドラ乗った事有るんだけど黙ってた・・・わざわざこんな所に並びながら話すと鼻に掛けてるみたいでイヤミでしょ。
水路を覗くと、こじんまりとした水路でオモチャみたいに見えたけど、それなりに良く出来ていた。

抜ける風が心地良かったけど・・・最後の方でチョッと彼女が下を向いて苦しそうに水面を見てる。
気分悪くなったのかと思って肩を抱いて顔を覗いたら、「大丈夫」と言いながらククッ・・・と笑ってる。
後で聞いたら、「船頭のカンツォーネが‘木場とかどっかの地方の民謡‘に聞こえて可笑しくて耐えられなかった。」って・・・「えっ・・・僕、日本の民謡かと思ってた。」って・・・二人で顔見合わせて大笑い。

高架になってる電車に乗って、景色見ながら色々説明して貰った。
下りた所からジャングルみたいな所まで歩いて、凄い行列・・・人気アトラクションが2つ並んでるからだって。
キャーキャー!叫び声を上げコースターが通過して行くのを見ながら、「僅か数分のキャー!の為に2時間近く並ぶんだよ~大丈夫?」って、出来たばかりのコースターの列に並んだ。
2時間近く並んでたけど、MIUと一緒だとちっとも長く感じなかった。
暑いから入り口で貰ったガイドブックで扇いであげてたら、「交代!」って扇いでくれた。
扇ぐのはいつもの事だから気にもしないで扇いでたんだけど、それを気にかけて扇いで貰ったのは初めてだったから、なんかとっても嬉しかった。



遊園地の乗り物って、こんなに面白いんだぁ~って感じ!
もう1回乗ろうって言ったら「そんじゃ予約券の列に並んで、その後に別のに乗ろう。」って・・・御任せしますとも、船頭さん。
この、予約の列がまた長くてトグロ巻くように1時間以上並ぶ・・・係員がチケット預かってれば二人で並ぶ必要は無いって云うので、ベンチか日陰に行ってれば?って言ったのだけど・・・結局お喋りしていて最後まで並んでいた。

それで話してて気付いたのだけど、彼女と話しててラクなのって・・・詮索や押し付けして来ないのね・・・普通のコは、「何処に住んでる、何処で生まれた、本名は、国籍は、どんな仕事か、年収は、身長は、体重は、食べ物何が好きか、どんな女性が好みか、云々・・・」職務質問みたいにとにかく質問攻め。
あげく「私は何某が好きで、何処そこの何某が欲しくて、云々・・・」とにかく自分を押し付け喋りっぱなし。

一緒に居て、木漏れ日や水の煌きにうっとりしてる‘間‘を持ってるコって居なかった。
喋らなくても、‘間‘が持てるコって初めて。
だからって、会話がないわけじゃなくて・・・MIUも話の流れで質問だってするけど、不自然に延々意味無く質問攻めする事が無い。
僕も相手がMIUだと脱線して、普段なら応えない内容も結構喋ってる。


マヤ遺跡のジャングルみたいな造りの列に並んだら、一段とセミの声が凄い。
顔を見合わせ「日本だねぇ~!」笑い、遺跡に止ったセミにまた笑う。
「このピラミッドに登ってみたい。」と言うので、「係員に制止されずに登り切れたら、今日1日オンブして!」「なんか違うぞ~!」なんとバカバカしい会話。


ジュース1杯買う為に2~30分並ぶのがアタリマエの状況なんだけど、並んでるのが苦痛じゃない。
だけど、殆ど立ちっ放しでMIUが大分疲れてるみたいだから抱っこしてあげた。
左腕で縦抱きしていたら、両腕を首に回して来て急に体の力が抜けてそのまま寝てしまった。
昨夜寝てないからね・・・このまま暫く寝かせておいてあげよう。
寝ると体はズンと重くなるけど、MIUなら余裕。

そうだな・・・キツかったのっていえば、身長が僕とそんなに違わない泥酔して完全に正体無くした女2人を左右に縦に抱いて離れた駐車場まで運んだ時ね。
一見細く見えて、亮に「49キロなの。」なんて言ってたけど絶対ウソ!・・・60キロ以上有った。
それに、もう一人はあんまり重いからセメント袋担ぐみたいに肩に乗せたら背中で吐くし・・・も、最低!
合わせて120キロ・・・いや、130キロ以上は有った。
アレを15分も担がされた時は、背骨折れそうで放り出して家出してやろうかと思ったよ。
抱っこするのって、筋力だけじゃなくてバランス取るコツも有るから、MIUは子供みたいに軽く感じる・・・これも、重い女でハードに鍛えてくれた亮のお陰かと思うと笑える。


懐かしいアラビア風の街をコーラを飲みながら歩いていると、係員が「大丈夫ですか?」って声を掛けて来た。
「救護室を御案内しますか?」って・・・やけに親切なのね、この遊園地。
「くたびれて寝てるだけですよ。」って言ったら、「ジャスミン姫を抱くアラジンみたいで素敵ですねぇ。」って・・・ジャスミンと云う人はワカンナイけど‘姫‘扱いはあってるかな?(笑)

風の抜ける日陰が有った。
入ってみると、椅子とテーブルが沢山有って、ナンとカレーの匂い・・・一応レストランらしい。
折角買った飲み物も飲んでしまったので、MIUの分を注文しようと行列に並ぶ。
風通しが良い席まで係員が運んでくれた。
抱っこしながら片手で食べていると、‘お姫様‘が目を覚まし、一瞬何処にいるのか判らなかったみたいな顔が可愛かった。
烏龍を飲んでて貰って、彼女の分を買って戻ると‘猫舌だから最初に買った方が良い‘と云う。
食べかけなんて失礼だと思ったんだけど、‘細かい事は気にしな~い♪‘と言う彼女に従った。


周りの流れとは違うペースでゆっくり散策しながら歩く。
人工の火山の下に入ると風が抜けて気持ち良い。
凄く並んでたんだけど、地底探検や海底探検の乗り物に乗った。
海底探検の乗り物の中は、3組のカップルがそれぞれ背を向けて座れるようになっていて・・・背後は何してるか見えないけど、隣のカップルが堂々と濃厚なキスをしてる。
僕はMIUの方を向けば見えないんだけど、MIU側からは目線の先にソレが見えるので背でブラインドしたらニコッって笑ってくれた。

僕の仕事は気を使うのが仕事みたいなもんで当り前なんだけど、気を使ってる事にいちいち気付くコは少ない。
いや、‘アンタ召使いなら、それくらいアタリマエでしょ!‘って思われてるのかも知れない・・・そう思うと気分悪い。
MIUと一緒で楽しいのは、対等で居てくれるからなのかも知れない。

まだまだ明るいけど、もう夕方。
なんか、来てからそんなに時間経ってる気がしないんだけど・・・時間が経つのが早い。
さっきのコースターの予約の時間・・・最初の半分以下の時間で乗る。
最初に乗った時はゆっくり見る余裕が無かったけど、ただスリルを味あわせるだけの天地がひっくり返るループコースターと違って、周囲全体が雰囲気の有る造りになっていて面白い。

「夏休みの混む時期が終わったら、また来よう!」って約束した。





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Last updated  2005/08/14 09:50:23 AM
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