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2005/08/11
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カテゴリ: Cheri
胸元に熱くて荒い息が掛かり目を覚ました。

繊細なサンタルブランが匂い立ってるけど、染み付いたアンテウスに負けてる・・・いい匂い・・・この香りに抱かれたい。
これはSid・・・彼の匂い。

何故こんな処にいるの?
何してるの?
肌に触れるわけでもなく胸にじっと顔を近づけるだけ。

目が合った・・・困った顔してる。
綺麗な目・・・綺麗なケダモノ。

いつの間にか唇が触れ合う・・・あの時と同じ。
シルクのベールが風で触れるようなキス。
何度も・・・何度も・・・強く吸い合う欲求を肩透かしにするように、じらすように・・・何度も。
ボルテージが達するまで・・・破裂寸前まで・・・繰り返す。
胸も体の芯も痺れるようにキュンとなる。
そのまま重なり合うような流れ・・・が・・・急に止まった。


彼は自分の指先を見てる。
薄暗くてよく見えないけど・・・黒い模様?・・・違う、赤い模様だ。
何だろう?・・・唐草模様?・・・指に?
刺青かな?
何かイワクが有るんだろう・・・Sidはじっとその模様を見て立ち去ろうと立ち上がった。

彼は私を覚えていない。
なのに、何故私にチョッカイ出すの?

パジャマ代わりにTakuに借りたシャツ・・・Sidはまるで魔法でも解くように一瞬でスルリと脱がすと抱き上げた。
嬉しい。




暗い廊下の先のドアを開いた。

甘く甘く口付けながら「いいの?」って・・・頷くのを待って彼は部屋に入った。

口付けから解放されたのはベッドへ置かれた時。
スベスベのシルクのシーツ・・・覚えの有る感触・・・そうだ、Takuの御友達の女性のマンションの部屋のシーツ。
覆い被さってくるSidの下で、其の会った事無いベビードールの香りの女性を抱くSidの姿がグルグル頭を巡る。
コワレモノを扱うように首筋や肩を優しく愛撫する唇と指・・・待ちきれなくて彼のシャツのボタンを外そうとすると、その手を軟らかく掴んで口付けシャツから引き離した。

まるで愛撫の拷問。
こんなにゆっくりとしたペースで執拗に愛撫された事なんて無い・・・腰からも力が入らない。
すぐ中に入って欲しいとこんなに体が要求してるのに・・・Sidは服を脱がず、全裸の私をもて遊んでいるかのよう・・・その部分だけ触れない。
彼は冷静・・・違う・・・冷静に見えるけど凄く興奮してる・・・強く早い鼓動。
苦しくて彼にしがみつき鼓動を聞きながら果てた。





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Last updated  2005/08/25 07:08:46 PM
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