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2005/08/14
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カテゴリ: Sid
まだ亮には何がどうなっているのか話していない。

いきなり麗華までくっついて来るとは・・・どうもこんな事には慣れて居ない俺からすると切り出し難い事態だ。
MIUから離れ、亮の側に行く。
亮も何と言って良いのか困っている風だった。

MIUの隣で座っていた麗華が来る。
益々話し辛い。
麗華は俺の腰に手を伸ばして来た。
ふと、目をやると・・・MIUの様子がおかしい。

伸ばして来た手を払ってMIUの元に戻る。

「どうした?」尋ねる俺に一生懸命取り繕う。
そのうちその目は涙で一杯になった。
「なんでもないよ。」と言って席を立とうとするMIUを抱き上げた。
いつものように首に腕をまわして来ない。
MIUは「自分で歩けるから。」そう言って降りようとする。
麗華はヤキモチ妬きだから「私達付き合ってるの。」とかなんとか・・・多分デタラメを吹き込まれたんだろう・・・麗華を問い詰めようとは思うが、それどころじゃない。
MIUをこのままにしておけない。

小さく丸くなっているMIUを抱き上げたままニ階に上がった。
‘二人の巣‘に横たえる。
「何を言われた?」尋ねても首を振るばかり。

「MIUだいじょうぶ?」髪をなでながら「麗華が妊娠するなんて有得ないよ・・・だって彼女はニューハーフだもん。」
はぁ?!ニンシンだって!
フザケンナ!
「オマエ聞いてたのか?」
Takuは「だってMIUは麗華の顔を見たあとオナカをじーーっと見てたもん。」


「彼女のオナカは膨らんでなかったから・・・多分3~4ヶ月なんだろうと思ったの。一線を越えないのは彼女と付き合ってるからだと・・・Sidが私を大切にしてくれる想いは本当だと思うけれど、私だけのヒトにはならないんだと・・・一緒に過ごせるのはあと6~7ヶ月だけなんだと思ったら急に胸が苦しくなっちゃって・・・」そう言って泣いた。
最後まで抱いてやれない理由をそんな風に思わせてしまったのかと思うと辛くて何も言えなくなった。
MIUが聞かされたままを信じ込んだのなら、俺は嘘や裏切りだらけのオトコって事だ・・・それでも其の残された数ヶ月の時間を俺のモノで居たいと想ってくれたのか・・・一瞬でひび割れてしまったMIUの心が痛々しく胸を打った。


「麗華がSidをお気に入りなのは確かだけど、Sidは興味無くて・・・多分寝た事すら無いと思う・・・そうだろ?」
言葉に詰る俺を察してかTakuが間に入り、頷く俺の目をじっと見つめる可愛いヒト。
強く抱けば壊れてしまいそうなMIUをそっと抱きしめ口づけた。
いつもの笑顔に戻った。





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Last updated  2005/08/28 01:24:09 PM
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