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ボックスアート
プレイヤーボードとカード
「赤竜亭」(2007年)、「赤竜亭2」(2008年)に続く第3弾。去年の夏に制作発表があったものの、それっきり音沙汰がなく、ようやく今年6月に発売となった。
いつもならここで長々とどんなゲームか説明するが、このゲームに関しては簡潔に「以下のリンク先を読んでください」と書くだけにとどめたい。
田中としひさの勝つまでやらせろ! 第18回「レッドドラゴンイン」
正直言って、この記事以上にこのゲームの魅力を上手く伝える自信がないw
直接攻撃、曖昧なところのあるルール、負け抜けと、近年のボードゲーマーに嫌われる要素がてんこ盛りのゲームだが、アメリカンテイストのバカゲー好き、ファンタジー世界好き、そしてリンク先にもあるがテーブルトークRPGプレイヤーにはお勧めできる。
手札の補充が手番の“最初”なので、手番中に派手にカードを使って他プレイヤーを攻撃すると、次に手番が回ってくるまで手札が少なくなり、防御が手薄になるなど、意外と悩ましいところもある。
これまでの「赤竜亭」「赤竜亭2」は単にキャラクターが増えただけで、ルール上の追加点はほとんどなかった。このため「赤竜亭」を遊んだことがあれば「赤竜亭2」をまったく問題なく遊ぶことができ、ぶっちゃけ「赤竜亭2」から遊んでも問題なかった。
しかしいよいよキャラごとの差別化が難しくなったようで、「赤竜亭3」では4人のキャラクター中3人に個別の追加デックを用意するという、ずいぶん大きな変更がなされた(もう1人には「信仰度」という独自の能力値が用意された)。手番ごと、またはアクションごとに余分にカードを引かなければならないので、これまでよりも若干プレイテンポが悪くなる恐れがあるが、「お供の狼の気分に振り回されるピクシー」とか「発明品の出来不出来に一喜一憂するノーム」とか、こんな設定を想像するだけで脳汁溢れる人なら楽しめる拡張かもしれない。
上のボックスアートを見て、「面白そうだけど、ちょっと絵柄がバタ臭いなあ」と思った人もいるだろう。だが安心して欲しい。このゲームは複数のイラストレイターを採用しており、残念ながらボックスアートの人の絵はやや日本人受けしない絵柄だが、↓のような、アーク○イトあたりの萌えゲーに入っててもおかしくない絵もたくさんある。ウィズジルは俺の嫁。
最近「ダイナマイトナース」がリメイクされ、そのあまりの変わりっぷりに落胆した人も多いようだが、そんな人には是非このゲームをプレイしていただきたい。テーマもシステムも違うが、テイストはそっくり。みんな大好きな「そんなはずはない!」に相当するカードもあるしw
いつか3セット全部混ぜて12人プレイとかしてみたいなあw
BGGの和訳ページ(カード対訳付き)
赤竜亭
赤竜亭2
赤竜亭3
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