今日もプレイミス

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2013.01.12
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カテゴリ: ボードゲーム

 掃除が遅々として進まず、友人宅ゲーム会の開催不能状態が続いているため、つなぎとして秋葉原イエサブでのゲーム会を月2回開催することにした(再開を心待ちにしております)。この日は4人で。

●テラ・ミスティカ
20130112テラ・ミスティカ.jpg

 詳しくはこちら↓
スタートプレイヤーはいや!:【ボードゲーム紹介】テラミスティカ

 近ごろ一二を争う話題作をようやくプレイ。ランダム勢力、自由初期配置でハーフリングを担当。
20130112テラ・ミスティカ2.JPG
 鋤を使って地面を掘り返すことにかけては右に出る者がいないニクイ奴。

 他プレイヤーは行者、スォームリング、混沌の魔術師。どう見てもハーフリングが一番楽そうだったが、終わってみればかなり離されての最下位w 2ラウンド目に「鋤1本につき2点」の得点タイルがあったため、ここで稼ごうとして砦を作ったのが失敗だった。砦の能力が1回限りの勢力は砦の建設を急ぐ必要はないかな。逆に常動型の勢力は、できるだけ早く建設した方がよさそう。後半に「砦か聖域を建設するたびに5点」のタイルもあったので、そこで建設すればよかった……。

 無理して砦を建てた結果、神殿の建設が遅れる=司祭駒の入手が遅れる=鋤の変換効率向上が遅れるという、ハーフリングにとって最悪の結果に。ゲーム終了時に鋤レベルがマックスに行っていないというw 日本全国でプレイされたハーフリングの中で、そんなの私だけじゃなかろうか。

 初期住居が1個だけで、全員から気の毒そうな目で見られていた混沌の魔術師も、神殿を1個建設したとたん、勝敗に絡む主要勢力に。恩恵タイルで収入が安定するので、それを2枚ずつ取れるってのは実に強力な能力だった。しかし、やはり建造物駒1個分の差は縮めづらかったらしく、エリアの得点計算でも総合順位でも3位に沈んだ。

 行者は町と教団トラックをガン無視。絨毯飛行の得点と、恩恵タイルの「交易所建設時に3点」を生かしてプレイ中に得点を重ねたが、さすがに特化させすぎたようで、エリアの得点計算でトップタイになったものの2位。

 1位は一見厳しそうに見えたスォームリング。こいつコストの高さだけが目立つけど、収入力が高いので差し引き0だった。だまされたw 特に魔力収入が高く、交易所2個と砦1個で毎ラウンド8魔力は反則だろw 砦を建てたら交易所1個分のコストは無料なので、これもコストの高さを相殺して余りある能力。なんかこいつ足りないところがないな……次はこいつやろうw

 評判通りの傑作。地形的に他と競合しにくい勢力が発生した場合、そのプレイヤーが有利になるので、やはり1回目は初期勢力でやった方がいいかも。あと「コイン」「労働者駒」「司祭駒」という呼び方に惑わされたが、これ「お金A」「お金B」「お金C」だからね。そりゃ何をするにもお金いるんだから、どの種類のお金も必要なだけ入手できるようにしておかなきゃ勝てないわなw

 「勢力の特性に合わせて、各プレイヤーがそれぞれ1つの勝ち筋を追うだけ」という批判もあるようだが、そういうのは勢力ボード見て即座に勝ち筋が見える人だけの不満だね。見えない(または見えてもうまく回せない)私みたいなのは当分遊べそうだ。


●カッラーラの宮殿
20130112カッラーラの宮殿.jpg
 写真取り忘れたのでBGGから借り。

 カッラーラとはイタリアの一都市。タイトルとは裏腹に、カッラーラは出てこないし、当然そこに宮殿を建てたりもしないw

 プレイヤーは貴族となって、国王の命によってイタリアの各都市に建物を建設して発展させる。このゲームではただ建物を建設しただけでは1点も得られず、アクションとして決算を行い、国王に視察に来てもらわなければならない。誰かが終了条件を満たすか、全建物が建設されたらゲーム終了。最終得点計算を行って、最多得点プレイヤーの勝ち。

 各プレイヤーは手番ごとに1アクションだけ実行する。アクションは「お金を支払って資源を買う」「資源を支払って建物を建てる」「決算して得点やお金を得る」の3通り。資源を買うときは資源ホイール上の1区画から好きなだけ買うことができる。このときホイールを回せば、各資源が少しずつ安くなるが、袋から追加の資源駒を出さなければならないので、後手プレイヤーの選択肢を増やすことになる。回さなければ高いままだが、後手プレイヤーを絞ることができる……んだけど、まあ普通は回すかな。お金ないし。

 建物は資源を支払って建てる。建物タイルには必要な資源駒の数だけがコストとして書かれており、どの色の資源駒を何個支払ってもいいが、使った資源駒の色によって建設できる町が制限される。高価な白駒だけを使えば、高得点が得られるリボルノに(またはそれ以外のどの町にでも)建設できるが、黒駒を混ぜてしまうと価値の低いレーリチにしか建設できなくなる。

 決算は建物の種類か、都市か、建物のカテゴリー(都市建物と郊外建物の2カテゴリーがある)のいずれかについて行う。種類について決算した場合、自分のその種類の建物1つごとに、その建物がある都市の得点/コイン倍率をコストにかけて、その分を得る。「図書館」について決算したとき、コスト5の図書館タイルがリボルノにあれば5×3点で15点得られるし、ピサにあれば5×3金で15金得られるということだ。都市について決算したら、その都市にある全建物のコストを合計して、その都市の倍率をかける。建物の種類については、プレイヤーごとに1種類1回ずつ決算できるが、都市については全プレイヤーで1都市1回しか決算できないので、早い者勝ちだ。

 ゲーム開始時に公開されていた3つの目的をすべて達成したプレイヤーは、手番終了時にゲームの終了を宣言して5点を得る。誰かがそう宣言したら、そのラウンドを最後までプレイしてゲーム終了。やはり最初に公開されていた条件に従って最終得点を得て、最多得点プレイヤーの勝ち。

 ネット上で「ゲーマーなら最初から上級でプレイした方がいい」という意見を見かけたのでそうしてみたが、たぶんこれは失敗。上級ルールを入れるのはいいが、目的カードは使わない方がいい。基本ゲームの3つの目的は、ゲームのプレイ指針でもあるのだ。

 各プレイヤーは決算駒を6個持っているが、何しろ都市も建物の種類も1回ずつしか決算できないので、つい効率よく決算したくなる。儲かる都市には高コストの建物を建てたいし、同じ種類の建物を3枚とか4枚とか建てたい。しかし全員がそんなこと考えてると、決算しないうちに建物が尽きる。決算しなければ1金も1点も入ってこない。結局この日は4回決算した1人がダントツ。他の3人は2回ずつしか決算しなかったため、トラック1周分くらいの差がついた。もちろん途中で決算しようとしたのだが、先手を取って大金を手にされたため、もうそのプレイヤーを絞りようがなかった。高くても必要な駒を買われてしまい、その駒を使ってまた儲かる都市に建設されて決算され……となってしまった。目的が基本ゲームのものだったなら「決算を4回行うこと」が入っているので、自然と全員がこまめに決算する流れになったんじゃないだろうか。

 ゲームの流れもずいぶん大味なものとなった。全員がホイールを回して、安い資源の中から比較的欲しいものをお金が尽きるまで買い続ける。初期資金が20金と結構多めなので、先に資源駒が尽きる。そうなると仕方ないので建物を買う。資源駒が尽きたプレイヤーから順に決算を行う。以下繰り返し……。これが目的カードのせいなのか、このゲームがそういう流れになる危険をはらんでいるのかは分からない。世間の評価的に、後者ということはない気もするが、同じメンバーでプレイしたら同じ流れになる気もする。どうなんだろうねえ。

 最後まで淡々と進み、勝ったプレイヤーでさえ「まあまあ」の評価。他のプレイヤーの評価は推して知るべしw どこかよそであと1回プレイしてみて、駄目なら放出かな。


●アトランティス・ライジング
20130112アトランティス・ライジング.jpg

 詳しくはこちら↓
ふうかのボードゲーム日記:アトランティス・ライジング

 「カッラーラの宮殿」が思いのほか早く(そして静かにw)終わったため、最後にこれを。

 協力ゲーム。アトランティスが沈んじゃうので、超科学を使って島ごと次元の彼方に転送しちゃおう! でもガレー船で攻めてくるアテナイ人に負けるとやっぱり島が沈んじゃうので気をつけて! ……そんなガレー船なんぞで攻めてくるようなアテナイ人くらい、超科学で何とかしようぜw

 私は占星術師を担当。災厄が起こったあとで配下を島に派遣することができるナイスガイ。しかし他プレイヤーがあまりアテナイ人に対処しようとしなかったため、ほとんどの駒を防衛に回すことになった。つまんねーw 他の3人は知識カードをたくさん引いたり保持したりできる学者、資源を入手しやすい探検家、パーツの建造に長けた熟練工。なお、私は反対したが、自信満々のプレイヤーが強硬に主張したため、上から2番目の難易度でプレイw

 話には聞いていたが、ほんとすさまじいスピードで島が沈む。ご多分に漏れず、やはりみんなで「ルール間違ってんじゃないの?」と確認したw しかし合ってるのだ……ラウンドごとに人数分の災厄カードがめくられるのだよw

 序盤から「制御された洪水」が固まって出たこともあり、終始苦しい展開に。全員が職分をきっちり果たしていたが、大活躍したのは学者。知識カード超重要&超強力。この力がなければ、半分の時間でプレイヤー敗北となっただろうw

 パーツやカードの力を借り、何ラウンドかに渡って災厄カードを引かずにすませ、そのあいだにパーツ作成を急いだものの……。

20130112アトランティス・ライジング2.jpg
間に合わず。最大火力にまで増大したアテナイの大艦隊に蹂躙され、アトランティスは海の藻屑となったw 初見で困難ゲームをプレイしたにしては、パーツ7枚まで建造したのは大健闘と言えるんじゃないだろうか。

 感想戦の結果、序盤は配下駒の増加とエネルギービーズ獲得に注力し、増えた配下でアテナイ人の攻撃を凌ぎ、エネルギービーズで基本災厄による水没を防ぐのがいいんじゃないかということになった。あと、能力差があるので得意不得意があるとはいえ、プレイヤー間では資源の受け渡しが(基本的には)できず、ラウンドごとに1人1パーツしか建造できない以上、やはり全員がある程度資源の獲得とアテナイ人迎撃を独自に行った方がいいかもね。

 傑作「パンデミック」と比較すると、どうしても格下といった評価になるのは否めない。しかし徐々に緊迫していく「パンデミック」に比べ、こちらは最初からノンストップジェットコースターアクション的な危機の連続なので、また違った面白さがあった。プレイする価値は充分にあり。次はせめて普通難易度でプレイして、島を救いたいところだw






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Last updated  2013.01.18 10:42:11
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