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2013.08.31
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カテゴリ: ボードゲーム

 定例会。5人集まる予定だったが1人が体調不良で欠席。残念。幸い5人プレイ用に用意してたゲームがどれも4人プレイ可(そして4人プレイでも悪くない)だったのでそのまま持ち込んだ。ハマチ、友M2、友K、私の4人。

●エル・カピタン
20130831エル・カピタン.jpg
 詳しくはこちら↓
田中としひさの勝つまでやらせろ! 第14回 エル・カピタン
 和訳ルールは こちら

 mixi日記を遡ってみると、前回プレイしたのが2010年9月。ちょうど3年ぶりの再戦だった。1998年にWolfgang KramerとHorst-Rainer Rösnerが作った「Tycoon」のリメイクで、なんといっても美麗なアートワークが目を引く。世界を股にかけて移動する大航海ゲームなのにマップが極めて抽象的(地図じゃなくて各都市を表す四角いエリアが9つあるだけ)なので取っつきにくいが、ゲームとしては非常に面白い。今回はプレイ2回目のプレイヤーが2人いたので、拡張ルールの「リズボア」だけを追加してみた。

 手番ごとにやることは、任意アクションの「移動カードの購入」「船駒の移動」に加えて、必須アクションの「倉庫の建設」「砦の建設」「借金」のいずれか1つだけ。誰かが手持ちの倉庫駒と砦駒を置ききったらターン終了で、各都市の倉庫駒による優勢と砦駒の存在、倉庫駒による広がり具合からお金を得る。3ターン繰り返して最も稼いだプレイヤーが勝ち。

 ターンごとのプレイングが劇的に変化する。1ターン目は十中八九借金しなければ駒を置ききれないが、ターン終了時に必要なだけ(そして好きなだけ)借金できるので、2ターン目には全プレイヤーが充分な資金を得て、激しい拡大競争が勃発する。そして3ターン目には1金でも節約して勝利点を伸ばさなきゃならなくなる。無駄な移動カードの購入、効率の悪い駒の配置は即敗北につながるw

 最初の倉庫を1マス目に置くか2マス目に置くか、もうそんなところからジレンマがあって考えなければならない。エリアの最大多数を競うだけなら後手有利だが、9都市に倉庫駒を置くことによる追加得点を得るには先手が有利だし、倉庫駒数が同じ場合は先に置いた方が勝つので、そこら辺はバランスが取れてるようだ。

 今回は各都市の1マス目に倉庫駒を置く戦術でいってみたが、どうもこれが「4人プレイ」かつ「拡張マップあり」の環境とは相性が悪かったようだ。人数が少なくてマップが広くなったので、倉庫駒がはじかれにくいのだ(特に2マス目の倉庫駒はまずはじかれない)。その結果、2ターン目に多くの都市で優勢を取り、30金ほど差をつけてトップに立ってしまった。これだけ目立つと3ターン目に叩かれるのは必然で、最終的に7都市にしか倉庫駒を存在させられず、2ターン目のアドバンテージが吹き飛んだw 逆に2マス目に倉庫駒を多く置いていたハマチが3ターン目の優勢を根こそぎかっさらい、2位の友Kに30金ほど差をつけてトップ。3ターン目だけで60金以上多く稼がれたわけだ……叩きすぎだろw

 確かに4人でも充分面白い。しかし、やはり2マス目、3マス目の倉庫駒をはじいたり、都市の価値が下がるのに優勢取るために倉庫駒置かなきゃいけなくなったりしないと、このゲームならではの面白さが感じられないだろう。そう考えると、長時間化を覚悟の上で5人プレイした方がよさそう。同じ理由で、マップが広くなると駒がはじかれにくくなるので、拡張都市は入れても1つが限度かな。

●電力会社:北欧マップ
20130831電力会社.jpg
 基本ルールは こちら
 拡張マップのルールは こちら

 続いてこれ。ルールの変更点は「選んだエリアに応じて発電所カードが2枚ずつ差し替えられる」「特定エリアに駒を置いていないと原子力発電所の競りに参加できない」の2点。

 今回はノルウェー、スウェーデン北部・南部、フィンランドが選ばれ、全員が1ラウンド目にノルウェー以外に駒を置いたため、2つ目のルール変更はほぼ機能せず。接続コスト的に有利なデンマークが選ばれなかったため、2人がスウェーデン北部と南部の境に、他の2人がフィンランドの南側に陣取った。地形的にはフィンランドの方がやや不利だが、それだけで勝敗が決まったりはしないところが「電力会社」のいいところだね(終始苦しそうだったから、自分ではそっちに行きたくはないがw)。

 発電所カードのめくりの綾で、かなり早い段階で送電力5の発電所を入手できたので、ステップ2に入るまで送電力5/1/1の体制を維持。ハマチと友Kがクソ高いウランにあえいでいる中、買っても買っても値下がりする石炭でラクラク発電。正直もう勝負は決まった気でいたが、気を抜いていたら友Kに最大送電力で抜かれ、「あれ、これ友Kが一気に駒を10個置いたら終了トリガーで、13都市に送電されて勝ちじゃね?」という状態に。愕然としたが、直前に余分なウランを買ったのがたたり、わずか2エレクトロ足りずに9個しか置けないことが判明。ヤバかった……ここで「そんなの無理だよ。金が全然足りないよ」って顔してればマークがゆるくなり、次ターンには勝ってただろうけど、それができないのが我々クオリティw

 当然友Kが勝つのを全力で阻止したため、ゲームは長期化してステップ3に突入。こうなると出遅れていたハマチと友M2も、貯め込んだ資金をつぎ込んで接続コストの高いラインを乗り越えてスウェーデン南部に参入。3軒目の駒を次々と置いて追いすがってくる。最終的に発電力16で並んだ私とハマチの一騎討ちとなり、先手のハマチは終了トリガーを引かず。発電所の兼ね合いで次ラウンドに持ち越すと私に不利だったので(ハマチが7/3/6、私が6/5/5だったので、送電力の伸び率が低い私が負ける可能性が高かった)、私が17個目を置いてゲーム終了。およそ10エレクトロ差で辛くも勝つことができた。とはいえ、これは秘匿情報であるハマチの所持金額(ルールに明記はされてないが、BGGでは「隠すべきだ」との意見が優勢のようだ)がちらっと見えて、勝てると踏んだ結果の判断なので、参考記録。見えちゃったものは仕方ないが、やはり紙幣は所持金を隠すプレイに向いてないので代用品を用意した方がいいな。

 なかなかよくできた追加マップだった。追加ルールはどちらもフレーバーみたいなもので、重要なのはマップ特性。序盤に接続しやすいエリアが大きく見て3つあるので、それがすべて含まれるようにエリアを選べば割と穏やかなゲームになるだろう。逆に、今回のようにそのうち2つしか含まれないようだと4人でも相当きつい。もともと出遅れると逆転しにくいゲームだが、それでもある程度の熟練度に達したプレイヤー同士なら、少ない都市数から収入を貯め込んで一気に追いつくことも可能なようだ。「電力会社」フリークにも初心者にもお勧めできる良マップ……ただし裏面のイギリス&アイルランドマップは日本マップ並みのハードモードっぽいので要注意w


 ここでもういい時間になってたので、定番の短時間ゲームとして「ロボトリノ」「ボトルインプ」「ラブレター」をやって終了(いずれも写真撮り忘れ)。

 「ロボトリノ」はやや受けが悪かった。4人プレイだからかと思ってたが、「表向きでカードを配る」という死ぬほど大事なルールを忘れてたw これはあまりにゲームに失礼すぎるので要再戦。

 「ボトルインプ」はハマチの圧勝。9~18くらいのカードでトリックを取りに行くタイミングの見極めと、勝てないと判断したときに他プレイヤーの得点を阻止しに行くプレイがうまい。ちょっと研究してリベンジしたいところ。

 「ラブレター」は鉄板だねー。「姫・兵士」からブラフで兵士使って「お前姫だろ!」と言ったらバレバレで「お前こそ姫だろ」とやられて即死したり、お約束通り大臣が山引きで死亡したりと盛り上がった。「ロストレガシー」もいいけど、こっちも拡張してくれないかなー。






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Last updated  2013.09.09 10:17:29
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