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いたるさんから「ボドゲしましょう。『アーキペラゴ』か『ケメト』がやりたいっす」とお誘いいただいたので、「『ケメト』持ってないんで『アーキペラゴ』やりましょう」ということに。正直プレイするには敷居が高いと思ってたゲームなので、願ったり叶ったり。スーパーサブのタムラさんを加えて3人で。
●アーキペラゴ
15~18世紀くらいのヨーロッパの探検家となって島に植民し、地元の国内市場やヨーロッパへの輸出市場で資源を売買して儲けたり、探検して未開の地に領土を広げたり、建物を建てたりする。
得点条件がゲームごとに変わり、たいていは何らかのもの(お金とか特定の資源とか建物とか)の所持数を競い、その順位に応じた点数が入る。得点条件はカードに示されており、そのうち1枚(傾向カード)は公開されてるが、残り(目的カード)は各プレイヤーが1つずつ秘密情報として持つ。自分だけが知ってる得点条件があるわけだが、ゲーム終了時には全部公開し、その条件が全プレイヤーに適用される。なのでうっかりしてると、自分だけが知ってる得点条件なのに他プレイヤーに首位を奪われたりするw また、準協力ゲームなので、地元民の不満が高まりすぎると反乱が起こり、基本的には全員敗北となるが、特殊な得点条件として「反乱が起きたらこのカードを持ってるプレイヤーの勝ち」というものがあるので油断はできないw
このゲームで面白いのは、終了条件も秘密情報だってところ。各プレイヤーに配られる得点条件カードには終了条件も示されており、誰か1人の条件が満たされた時点でゲーム終了となる。なのでいつ終わるか分からない。終了条件と得点条件はセットになってるわけだから、誰かが妙に特化した動きをしていたら、それは得点を稼ぎにいってるか、ゲームを終わらせに行ってるかのどちらかだと思った方がいい。そこからもう一方の得点/終了条件を推理し、それに合わせて自分に有利になるように動くというゲームだ……慣れてきたら、の話だけど。最初のうちは自分の得点条件で1位になることを目指すだけでいっぱいいっぱいw
使用する目的カードによってゲーム時間を調整できるようになっており、初回なので短期ゲームをプレイ。私が引いたのは「港が4つ建設されたらゲーム終了。持っている進歩カードの枚数に応じて得点」というもの。ところが、ゲームが始まった途端にいたるさんとタムラさんが港を1つずつ建設。あれ、これ私がもう1つ建てたらリーチじゃね? 誰かが気まぐれにもう1つ建てたら即終了してしまうw いくら短期ゲームとはいえ、20分程度で終わったらさすがにつまらんと思い、港の建設を遅らせることにした……今思えば、これが大失敗だったねw
手番ごとに1アクションするのだが、そのためにはアクションディスクが必要となる。最初は1人3枚持ち。アクションの1つに「取引」というのがあり、これは国内市場か輸出市場で資源駒“1個”を売買できるというもの。貴重なディスクを1枚使って、取引できるのは1個だけ。対して港を建設していると、アクションディスクを“使わずに”、輸出市場で取引を“2回”実行できる……こんなもん強力に決まってるだろw さすがに1ラウンドに1回しか使えないが、それでも十二分に強い。今回は特に、傾向カードの得点条件が「市民駒をたくさん持ってること」だったので、余剰人員を購入する必要があり、お金の重要性が増していたため、序盤の動きは港か市場(国内市場で取引を2回実行できる)の建設で決まってたな。
効率の悪い市場を建てる気にならず(概して国内市場より輸出市場で売った方が儲かる)、ぐだぐだしてるうちにあっという間に資金繰りがショート。余剰人員を買えないので、効率の悪い出産でちまちま人を増やしてみたが、当然追いつかず。さすがにどうにもならなくなってきたので遅まきながら港を建設し、さてここからどうやって挽回するかと考えてたら、序盤からひたすら探検を繰り返してたいたるさんが2山目の探検家トークンを引ききったところで目的カードを公開。終了条件が「探検家トークンの山が2つ尽きたとき」だったのでゲーム終了……もう終わりかよ!
結局市民駒の数と所持金(いたるさんの目的カード)でトップに立ったいたるさんが勝利。私は自分の目的カードの得点条件でさえトップをタムラさんに取られてドベw
なるほど、これはなかなか面白い。ルール量が多いのでインストに時間はかかるが、始めてしまえば割とさくさく進む。序盤は1人3アクションしかできないし、長引いても5アクションまでしか増えないからね(後半は建物も増えるし、カードの能力もあるから、アクション数だけでプレイ時間は推測できないけど)。市民駒の状態が「活動中」「活動中だけど従事中」「反乱中」と3種類あるのに、その表示方法が「駒を建てる」「駒を寝かす」の2種類しかないのが問題になるかと思ったが、極めて稀な状況を除けば大丈夫っぽい(1人が同種の建物を2つ以上建設し、1つだけ使った状態で、その建物上の市民駒を移動させたくなったときにのみ、どちらの建物を使ったのかが示されていないので問題になる。基本的には建物上から移動させたくならないので超レアケース)。
ただ、反乱の起きやすさがプレイ人数によって調整されないため、人数が少ないほど発生しにくくなり、ぬるいゲームになってしまう。今回もよほどのことがない限り反乱の心配はなく、プレイヤーが身銭を切って反乱を阻止するというシーンはなかった。3人はちょっと少ないね。プレイ時間さえ充分に確保できるなら最低4人、できれば5人の方がいいだろう。短期ゲームでいいからその人数でもう一度プレイしてみたい。次は他プレイヤーの目的カードに気を回す余裕もあるだろうしねw
最終的な盤面。半分以上をいたるさん(青)が開拓したが、タイルを置くだけで市民駒を置かず、さっさと次の土地を見つけに行くという焼き畑プレイのため、無人の荒野が広がったw
もう文字数制限に従うのにうんざりなので、続きは その2
で。
【プレイ日記】友人宅ゲーム会 2026.04.25
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