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漫画家の紙魚丸さんが 「『ディープ・マッドネス』悪くないけど要素もりもりすぎ!(要約)」
とツイートされてたので、リツイートして「(そこまで言われるようなゲームなら)逆にやってみたいな」とツイートしたらお誘いいただき、とんとん拍子でプレイさせてもらうことになった。何でも言ってみるもんだな! 紙魚丸さん、いたるさん、一味さん、私の4人。
●ディープ・マッドネス
こちら
で和訳ルールが公開されています。
時は近未来。さまざまな地位・立場の人間として、深海採掘施設“カダス”へ向かう“レン・コーポレーション”の潜水艦に乗っているプレイヤーたち。しかし船長からの呼びかけにカダスは応えず、潜水艦は何か巨大なものに絡め取られて航行不能寸前に。船長はやむなく、応答のないカダスの潜水艦ドックへと強行突入。意識を取り戻したとき、プレイヤーたちは魑魅魍魎があふれるカダス内部にいた……いったい何が起こったのか? その謎を突き止めろ! 我々はこの先生きのこることができるのか!?
完全協力型のフィギュアゲー。おおむね「ゾンビサイド」フォロワーだと思ってもらえば間違いない。企業や施設の名前にちょくちょくクトゥルフ系の用語が出てくるし、モンスターの大半は見るからにアレだが、特にクトゥルフものということにはなってない。まあいろいろあるんだろうw
「ゾンビサイド」と同じく、かなりの数のシナリオがある。そして「ゾンビサイド」はシナリオと言ってもそこまでストーリー性はなかったが(なんでゾンビが沸いてきてるのかはだいたい最初から分かってるので、あとはシナリオごとに設定された目的がちょこっと語られてるだけだ)、こちらはカダスの現状がまったく分からないところから始まるので、シナリオが進むにつれて謎が明らかになっていく感があり、よりストーリー性が高くなっている(はずだ。1話しかやってないから分からんけど)。
紙魚丸さんは第1話プレイ済みだったが勝利できなかったそうなので、改めて1話をやることにした。「ゾンビサイド」はかなり完成度が高いゲームなので、そのフォロワーが独自性を出そうとすると、どうしても要素てんこ盛りとなる。この日もセットアップだけで30分くらいかかったw(紙魚丸さんの初回プレイでは1時間かかったそうだ)。
前述のように、正体不明の何かから逃れてかろうじてカダスに逃げ込んだ我々は、見たこともない化け物たちを駆逐しつつ、状況把握と安定した酸素供給を目指す。時間経過と共にどんどん酸素濃度が下がっていって呼吸しづらくなるので(最大酸素レベルが下がり、浸水区域での行動がやりにくくなる)、できるだけ急がなければならない。
最初に思ったのは「手がかり発見難しすぎワロエナイw」だ。手がかりは3カ所にあり、それぞれの場所に行って調査ロールを行い、“3回”成功するとようやくその手がかりトークンが手に入る。これを3つとも所定の場所に持っていくとシナリオクリアなのだが、調査ロールというのが1D6振って5か6で成功なのだ。成功率1/3のロールを3カ所でやって3回ずつ成功しなければならない……だるすぎるw
この点を除けば、そう悪いゲームではなかった。登場するモンスターの種類が豊富で、ゲームごとに出てくる組み合わせが変わる上に、それぞれが「ゾンビサイド」の拡張のアボミネーションくらいの特殊能力を持ってるので、同じシナリオでもプレイ感(そして難易度)ががらっと変わるだろう。今回は「他のモンスター3体を吸収して自分の盾とする。盾が1枚はがれるたびにプレイヤーを無視して他のモンスターを吸収しにテレポートする」という敵中の味方みたいなモンスターがいたため、かなり楽な展開で勝利できた……途中で判断ミスってこいつに殴られたときには、一味さんのキャラが一発で半死半生くらいになったけどw
右下にいるのが、我々のために他のモンスターをどんどん吸収してくれる(3体まで)心強いサブスタンスさん。でもラウンドごとにだいたい2回動いてくるし、盾が3枚ある状態だと普通に殴ってくるから気をつけろ!
近未来が舞台だからかどうかは不明だが射撃攻撃が強く(誤射なし、反撃なし)、その射撃武器のあいだでも強弱があるのに入手手段はランダムなところとか、キャラ能力の強弱とか、「正気の喪失」と「狂気の獲得」が似て異なる上にわかりにくいとか、まあ細かいところでいろいろと詰め不足なところがあるのは否めない。でもどれもゲームがつまらなくなるほどの瑕疵ではなく、慣れれば気にならないレベルだ。あとはもう好みの問題なので、現代ゾンビが好きなら無印「ゾンビサイド」、ファンタジーゾンビが好きなら「ゾンビサイド・ブラックプレイグ」、SFとクトゥルフ好きなら「ディープ・マッドネス」を選べばいいだろう。フィギュアも出来がよく、拡張も「ゾンビサイド」を超える量が用意されていてシナリオのボリュームもある。むろんそれだけお値段に反映されてしまってるが、ボドゲマハラジャなら購入を検討してもいいだろう。
●バーグル・ブロス
箱がビルを模した形になってる。
続いていたるさん所蔵のこれ。タイトルは窃盗団のチーム名で、「泥棒兄弟」くらいの意味か。「キャッツアイ」みたいなもんだw プレイヤーはタイトル通り窃盗団の一員となり、難攻不落のセキュリティを誇るビルに潜入して犯行を成功させようとする。これも協力ゲーだ。
部屋や通路を表すカードを4×4の形に並べて1階層を作る。これを3階層分作ってビルを表す。各階にある金庫室を見つけ、中にあるお宝を奪い、階段を見つけて上の階に行って金庫室を見つけて……を3回繰り返し、誰一人警備員に捕まることなく全部の金庫を破ったら勝ち。1人3回までは警備員に見つかっても許されるが(間一髪で隠れたということになる)、4回見つかったらお縄ちょうだいとなって敗北する。
こんな感じになる。
で、手番ごとにうろうろするんだけど、とにかく警備が厳重で、どこに行っても警報が鳴ったり余分な移動力を消費させられたりでめっちゃつらいw 警報鳴らすと警備員が寄ってくるので移動をコントロールできるんだけど、鳴ってる警報の数分だけ移動力が上がってしまうのであっという間に見つかってしまうこともある諸刃の剣。素人にはお勧めできないw
序盤の動きが分からないうちに連続して3回見つかってしまい、いきなり敗北リーチ状態にw 1階のお宝だけは何とかゲットしたものの、他のメンバーが2階3階に進んでいくうちに「私が2階に上がると次の手番までに必ず発見される」状態が続き、やむを得ず1階で警備員から逃げ回っていたら、警備員の移動を制御するカードの山が切れたときの再配置で直撃(私がいるところに警備員が沸いた)喰らってゲーム終了wwwww
なかなか面白かったが、どうせプレイするなら これくらい
工夫してやるともっと面白いかもね。プレイはしづらそうだがw
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