《櫻井ジャーナル》

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

サイド自由欄

寄付/カンパのお願い

巣鴨信用金庫
店番号:002(大塚支店)
預金種目:普通
口座番号:0002105
口座名:櫻井春彦

2011.09.30
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 福島第一原発が事故を起こした後、菅直人政権は深刻な汚染状況を認識、 原発の周辺には10年から20年の間、人は住めなくなることを理解していたと松本健一元内閣官房参与はオーストラリアのテレビ局ABCの取材に語っている

NRC(原子力規制委員会)によると、福島第1原発の敷地から1マイル強(約2キロメートル)ほどの範囲で核燃料棒の破片が見つかっている のだが、委員会のゲイリー・ホラハン新原子炉局副局長はその破片が原子炉の内部にあった燃料棒のものだと推測している。

 3号機の使用済み燃料プール内で核反応(核暴走)が起こり、プールが「大砲」のような役割を果たし、煙や瓦礫が上空に向かって真っ直ぐに噴出、その際に燃料棒の破片も飛び散ったという見方があったのだが、圧力容器の内部にあった燃料棒からのものだとするならば、ベント(放射性物質を含むガスを外部へ噴出させる)の際に飛び出したのか、格納容器の内部で何らかの爆発が起こり、蓋を壊して噴出したということになるだろう。

 その原因はともかく、原発の周辺数キロメートには燃料棒の破片が飛び散った可能性が高く、粒子状の放射性物質が広い範囲に存在しているだろう。プルトニウムの汚染がないと考える方が不自然だ。チェルノブイリ原発の事故を考えると、10年や20年で戻れるとは考えにくい。事故の進行具合や風向きによっては、東京の住民を避難させる事態になっても不思議ではなかった。そうしたことを十分に理解した上で、政府や東電は嘘をつき、おそらく嘘を承知で大手マスコミは「安全デマ」を流していたのだろう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011.10.01 02:55:39


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: