アメリカのインディアナ州を拠点とする 保険会社「ワンアメリカ」の公表した統計が話題 になっている。 「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)パンデミック」が始まった後、18歳から64歳にかけて人びとの死亡率が前に比べて40%増え、大半の死因はCOVID-19以外 だというのだ。これほど死亡率が上昇したことは過去になく、異常事態だと言える。
昨年10月に インド でも似たことが指摘されていた。COVID-19以外の病気で入院する人が急増、心臓に関係した深刻な病気が40%増えたとされている。
2021年4月に イスラエルで「COVID-19ワクチン」のうちmRNAを利用したものを接種した十代の若者を含む人びとの間で心筋炎や心膜炎が引き起こされるケースがあると報告 されている。アメリカでも似た事例が見つかり、 アメリカ軍の調査 でもmRNA技術を使ったファイザー製とモデルナ製の「COVID-19ワクチン」が心筋炎を引き起こすという結果に達した。
こうした報告に対し、アメリカのCDC(疾病予防管理センター)は「COVID-19ワクチン」と心臓の炎症に関連性はないと主張するが、5月になると「ワクチン」のデータを見直すと言わざるをえなくなり、緊急会議を開催することになった。そして6月23日、CDCのACIP(予防接種実施に関する諮問委員会)は「mRNAワクチン」と「穏やかな」心筋炎との間に関連がありそうだと語る。
また、FDA(食品医薬品局)は6月25日、 mRNA技術を使ったファイザー製とモデルナ製の「COVID-19ワクチン」が若者や子どもに心筋炎や心膜炎を引き起こすリスクを高める可能性 を認めている。
「COVID-19ワクチン」を接種した後に現れる副作用は心臓に関するものに限らない。接種が始まった直後から帯状疱疹や⾎栓性⾎⼩板減少性紫斑病(TTP)が発症すると指摘されはじめ、「mRNAワクチン」で使われている有害なLNP(脂質ナノ粒子)は肝臓、脾臓、副腎、そして卵巣に分布すると報告されている。
LNPが卵巣に分布する量は微量なので心配しなくて大丈夫だとする議論もあるが、ごく微量であろうと存在してはいけない物質が存在する。LNPが卵子に影響、不妊につながることは否定できない。