ナンシー・ペロシ米下院議長が8月2日に台湾を訪れ、蔡英文総督と会談すると報道されている。発表されたスケジュールに台湾は含まれていなかった。この報道が事実なら、明らかにされた日程表はトリックだったのだろう。
アメリカ海軍の空母「ロナルド・レーガン」を中心とする艦隊が台湾へ接近している
ジョー・バイデン米大統領はウクライナでロシアが設定した「レッドライン」を超えて軍事衝突に発展したが、台湾ではペロシが中国の設定している「レッドライン」を超える可能性が出てきた。
ペロシは香港で続けられているCIAやMI6を後ろ盾とする反中国運動を支援しているほか、今年4月30日には下院議員団を率いてウクライナを訪問し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領に対し、ウクライナへの「支援継続」を誓い、戦争の継続を求めた。好戦的な下院議長だが、こうした外交政策の背後には金融資本と結びついたシオニストが存在している。